博士
ここはみんなで作り上げるノウハウサイトにしていくサイトだぞい。
是非カスタマイズの事例などコメントして欲しいのじゃ!
| T-CODE | S_ALR_87007534 |
| 概要 | このカスタマイズは、債権管理の単位となる「与信管理領域」を定義するための設定です。 与信管理領域を設定することで、顧客ごとの信用リスクを評価し、取引の与信限度額を一元的に管理することが可能になります。 これにより、債権の回収リスクを抑制し、健全なキャッシュフローの維持に貢献します。 この設定を行うことで、複数の会社コードにまたがる顧客の与信状況をまとめて監視・制御することができます。 通常、このカスタマイズは、SAP導入時や、事業拡大に伴い新しい会社コードや与信管理の仕組みを構築する際に設定されます。 |
| テーブル | T014:与信管理領域 T014T:与信管理領域名 |
この記事のポイント
カスタマイズ設定
与信管理領域
T-CODE:S_ALR_87007534 を実行すると、与信管理領域とテキストの一覧が表示されます。

主な設定項目
- 領域:得意先の与信限度を指定し、管理する組織単位である与信管理領域です(例: 0001)。一つの与信管理領域には、1 つまたは複数の会社コードを含めることができます。
与信管理領域の詳細
一覧で行を選択して「詳細」を押すと、詳細画面が表示されます。与信管理領域ごとに、通貨、SD の与信更新、新規得意先の与信マスタの初期値、全会社コードへの転記の可否を設定します。

主な設定項目
- 与信管理領域・通貨:与信管理領域は、得意先の与信限度を指定し、管理する組織単位で、1 つまたは複数の会社コードを含むことができます。右の欄は与信管理領域のテキストです(画面の例では 0001「与信管理領域 (アメリカ)」)。「通貨」は与信管理領域の通貨コードです(画面の例では EUR)。
- SD 更新データ:「更新」は、未処理の受注、出荷、および請求伝票の金額をいつ与信更新するかを管理します。画面の例の 000012 では、受注で出荷関連の納入日程行から未処理受注額を増やし、出荷で未処理受注額を減らして未納入金額を増やし、請求伝票で未納入金額を減らして未処理請求伝票額を増やします。「FY バリアント」は与信管理領域の会計年度バリアントで、ひとつの与信管理領域が会計年度が異なる複数の会社コードを扱い、未処理の受注金額が会計期間により更新される場合に必要になります。
- 新規得意先自動登録の初期値:得意先が会社コードに登録されたときに得意先与信マスタへ初期登録する「リスクカテゴリ」「与信限度確認」(与信限度)「与信担当者group」(与信管理記帳担当者グループ)を指定する項目です。SAP S/4HANA では、これらの初期値で得意先与信マスタ(KNKK)は登録されません。与信限度額などは、SAP 与信管理の与信セグメントのデータ(UKMBP_CMS_SGM)で管理します。
- 全会社コード:このフラグを設定すると、定義されているすべての会社コードに対し、会社コードに転記が行われる際に入力可能な与信管理領域であると認識されます。与信管理領域のデータを照会する(たとえば残高、未消込明細、督促データなど)場合、すべての会社コードに関連するデータが選択され、照会されます。
