博士
ここはみんなで作り上げるノウハウサイトにしていくサイトだぞい。
是非カスタマイズの事例などコメントして欲しいのじゃ!
| T-CODE | S_ALN_01001768 |
| 概要 | このカスタマイズは、日本の固定資産税(償却資産税)の申告レポートを正しく出力するための基盤設定です。 固定資産税レポートがどの償却領域のデータを参照するかを指定し、申告簿価や評価額を手動修正する際の取引タイプを定義します。 また、資産の取得・払出し・振替などの各取引に対して、固定資産税申告書上の変動理由(増加・減少の区分)を割り当てることで、申告書の変動明細が自動的に分類されるようにします。 この設定は、主にSAP導入時や、固定資産税の申告要件に変更が生じた際に実施されます。 |
| テーブル | IDFIAA_JP_TAX1:日本用償却資産税レポート – 償却領域および取引タイプ IDFIAA_JP_TAX2:日本用償却資産税レポート – 移動の取引タイプ TABW:資産取引タイプ |
カスタマイズ設定
償却領域とマニュアル修正用取引タイプ
T-CODE:S_ALN_01001768 を実行すると、ビュー「償却領域 + マニュアル修正用取引タイプ」の詳細画面が表示されます。償却表ごとに、償却資産税レポートで資産価額を読み込む償却領域と、前年度の申告簿価・評価額をマニュアル修正するときの取引タイプを指定します。

主な設定項目
- 資産評価用の償却表:ビジネス要件に従って作成された償却領域の一覧です。通常、同じ国の会社コードには同じ償却表が使用されます(例: X024)。
- テキスト: 償却計算用の会社コードグループ:①の償却表の名称が表示されます(例: サンプル償却表:日本)。
- 実償却領域または派生償却領域:償却資産税レポートで資産価額の読込元とする償却領域を入力します。
- 償却領域名:③で指定した償却領域の名称が表示されます(例: 償却資産税)。
- 前年度申告簿価のマニュアル修正 (減少):償却資産税申告書で資産の期首の申告簿価を減額するときの取引タイプです。前年の申告で JPY 34,800 とした資産の期首の申告簿価を JPY 34,700 にするには、この取引タイプで JPY 100 を記帳します。新しく登録するときは「定義: マニュアル償却の取引タイプ」で取引タイプ 620 をコピーして登録し、償却資産税レポートで使う償却領域だけに限定します。
- 前年度評価額のマニュアル修正 (減少):償却資産税申告書で資産の期首評価額を減額するときの取引タイプです(例: 600)。前年の申告で JPY 34,800 とした資産を今年度は JPY 34,700 で申告するには、この取引タイプで JPY 100 を記帳します。⑤と同じく取引タイプ 620 をコピーして登録し、償却資産税レポートで使う償却領域だけに限定します。
同一市区町村内の振替用取引タイプの指定
「同一市区町村内の振替用取引タイプの指定」は、ダイアログ構造で「償却領域 + マニュアル修正用取引タイプ」と同じ階層にあるノードです。一覧の行を選ばずに、ダブルクリックで開けます。同一市区町村内での資産の振替に使う取引タイプを指定します。振替元の資産の取引タイプと、振替先の資産の取引タイプの両方を指定します。償却資産税の申告書を作成するとき、ここで指定した取引タイプで転記された取引は、各資産の増加・減少から除かれます。画面の例では、資本化資産からの前年度以前の取得の振替(300・310)と、当期取得の振替(320・330)を指定しています。

主な設定項目
- 同一市区町村内の振替用取引タイプの指定:ダイアログ構造で「償却領域 + マニュアル修正用取引タイプ」と同じ階層にあるノードです。ダブルクリックすると、振替用取引タイプの一覧に移ります
- 取引タイプ・取引タイプテキスト:
- 取引タイプ:同一市区町村内の振替に使う資産取引タイプです。振替元の資産の取引タイプと、振替先の資産の取引タイプを入れます。この例では 300・310・320・330 です
- 取引タイプテキスト:取引タイプの名称です。この例では 資本化資産からの前年度以前の取得の除却振替 などです
理由コード割当
「理由コード割当」は、ダイアログ構造で「償却領域 + マニュアル修正用取引タイプ」と同じ階層にあるノードです。一覧の行を選ばずに、ダブルクリックで開けます。資産取引タイプを、償却資産税の申告書の増加資産・減少資産のカテゴリでグループ化します。増加資産・減少資産の一覧を作成するとき、各資産取引は、取引タイプに割り当てたカテゴリに分類されます。画面の例では、外部資産取得の取引タイプ 100 に、カテゴリ 1(増加: 新品取得/減少: 売却)を割り当てています。

主な設定項目
- 理由コード割当:ダイアログ構造で「償却領域 + マニュアル修正用取引タイプ」と同じ階層にあるノードです。ダブルクリックすると、資産取引タイプとカテゴリの一覧に移ります
- 取引タイプ・カテゴリ:
- 取引タイプ:カテゴリを割り当てる資産取引タイプです。この例では 100(外部資産取得)です
- カテゴリ(資産取引カテゴリ):償却資産税の申告書で、その取引タイプの取引を増加資産・減少資産のどのカテゴリに分類するかです。1(増加: 新品取得/減少: 売却)・2(増加: 中古取得/減少: 除却)・3(移動。ほかの市区町村からの資産の移動)・4(その他)から選びます。この例では 1 です
除却の取引タイプへの割当
除却の取引タイプにも、減少資産の一覧で分類したいカテゴリを割り当てます。画面の例では、収益なしの除却(200)をカテゴリ 2、収益ありの除却(210)をカテゴリ 1 にしています。

主な設定項目
- 取引タイプ 200(除却 (収益なし)):カテゴリを 2(増加: 中古取得/減少: 除却)にしています。減少資産の一覧で、除却に分類されます
- 取引タイプ 210(除却 (収益あり)):カテゴリを 1(増加: 新品取得/減少: 売却)にしています。減少資産の一覧で、売却に分類されます
