博士
ここはみんなで作り上げるノウハウサイトにしていくサイトだぞい。
是非カスタマイズの事例などコメントして欲しいのじゃ!
| T-CODE | OMRW |
| 概要 | 外貨で取引する際の入庫(モノの受け取り)と請求書受領(請求書の計上)のタイミングで発生した為替レートの差額(換算レート差損益)を、会計上どのように処理するかを定義する設定です。 換算レート差損益の「方法」「計算ロジック」「未配分の ERD の転記」などを設定します。 ※ERDはExchange Rate Difference の略で、日本語では「換算レート差損益」を意味します。 SAP導入時にメンテナンスします。 |
| テーブル | FMLC_ERD(請求書の換算レート差の取り扱い) |
カスタマイズ設定

主な設定項目
・会社コード:対象の会社コードを指定します。
・一般通貨タイプ:「どの通貨で金額を保持・評価するか」を定義するものです。
・評価:金額をどの評価ビュー(制度会計評価・グループ評価・利益センタ評価・セグメンテーション評価)で評価するかを指定します。会計原則や元帳とは別の項目です。
・ERD方法:これは「為替差額を在庫の価値に含めるか、費用として処理するか」を決める、最も重要な設定です。
⇒入庫時のレートの場合、為替差額を在庫の価値に含めず、為替差損益として費用(または収益)処理します。在庫評価額が安定します。
⇒請求書受領時のレートの場合、移動平均価格の品目と勘定設定された指図(予定配送費用を含む)の為替差額を、在庫/消費に配分します。標準価格の品目の為替差額は、期末処理の実際原価計算で在庫に含めることができます。移動平均価格の品目でも、在庫不足分の為替差額は在庫に配分されません。
・ERD計算ロジック:いつといつのレートを比較して差額を計算するかを決めます。
⇒入庫と請求書受領の間の場合、モノを受け取った日と請求書を処理した日のレート差を計算します。
⇒請求書受領と推定換算レートの間の場合、社内の計画レートなど、別途定めたレートと請求書レートの差を分析したい場合などに使う、より高度なロジックです。
・推定換算レートタイプ:「計算ロジック」で「請求書受領と推定換算レートの間」を選んだ場合にのみ有効になります。比較対象となる推定レートのレートタイプを指定します。
・未配分の ERD の転記:為替差額を在庫に含めようとしても、在庫数量が足りないなどの理由で全額を乗せきれない場合があります。この「未配分」となった差額をどう会計処理するかの設定です。
⇒換算レート差損益として転記の場合、純粋な為替変動による損益として、専用の勘定科目に計上します。
⇒価格差異として転記の場合、仕入価格そのものが変動したのと同じとみなし、価格差異の勘定科目に計上します。

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