博士
ここはみんなで作り上げるノウハウサイトにしていくサイトだぞい。
是非カスタマイズの事例などコメントして欲しいのじゃ!
| T-CODE | S_ALR_87002211 or M/06 |
| 概要 | 条件タイプに関するカスタマイズになります。 SAPでは条件タイプに基づいて、価格、値引き設定、税などを制御します。 SAP導入時、条件タイプ追加時にメンテナンスします。 |
| テーブル | T685:条件タイプ T685T:条件タイプテキスト T685A:条件: タイプ: 追加価格要素データ |
購買価格は複数のカスタマイズに従い設定されます。以下を参考にしてみて下さいね!

カスタマイズ設定
価格条件タイプの設定では多くのカスタマイズ項目が存在します。
標準の条件タイプをカスタマイズしたい場合は、できるだけコピーして使用することをお勧めします。
条件タイプの登録(コピー)

既に登録されている条件タイプを参照元としてコピーをします。
条件タイプの詳細設定

主な設定項目
ヘッダ
・条件タイプ:条件タイプのキー項目を設定
・検索順序:どの条件テーブルをどの順序で検索をするかを定めている検索順序を設定
管理データ 1
・条件クラス:条件タイプの最も基本的な分類を設定(例: B – 価格, A – 割引/追加料金, D – 税金)。 このクラスによって、システム内での条件タイプの処理方法(例: プラスかマイナスか、計算のベースになるかなど)に関する多くのデフォルト動作が決まります。
・計算タイプ:条件金額をどのように計算するかを定義している計算タイプを設定。A: パーセント (例: 割引率、税率) B: 固定額 (例: 固定追加料金) C: 数量 (例: 1個あたりの単価に伝票数量を乗算)など。
・条件カテゴリ:条件タイプに特殊な役割や処理ロジックを持たせる場合に設定。例: H – 基本価格, E – 現金割引, G – 原価 など。購買の標準では、条件タイプ P101(評価額 供給プラント)が条件カテゴリ G です。
・丸め規則:計算結果の金額をどのように丸めるか(四捨五入、切り上げ、切り捨て)を指定
・プラス/マイナス:この条件タイプの金額が、価格計算においてプラス(追加料金、価格など)として扱われるか、マイナス(割引など)として扱われるか、あるいは両方あり得るかを指定
グループ条件
・グループ条件:このフラグを立てると、スケール基準値や条件値が、個々の明細ではなく、伝票の中の関連する明細をまとめて計算されます。まとめる明細はグループに属している必要があり、グループは、たとえば同じ品目グループの明細のように決めます。例えば、品目グループ 01 の明細が 150 個と 100 個のとき、合わせた 250 個で「200 個から 2% 値引」のスケールを判定するといった条件で使用します。
・グループ条件ルーチン:グループ条件の計算基準となる値(例: 全明細の合計数量、合計金額など)をどのように集計するかを定義するルーチン番号を指定
変更管理区分
・マニュアル入力:条件レコードが見つからなくても条件タイプ自体をマニュアルで値を入力できるか、あるいはマニュアル入力が優先されるかなどを指定します。
・ヘッダ条件:この条件が伝票ヘッダレベルで有効であることを示します。ヘッダで入力された条件値が、全明細に同じように適用(または按分)されます。
・明細条件:この条件が伝票明細レベルで有効であることを示します。通常、ほとんどの条件タイプはこのフラグが立ちます。
・金額/パーセント:伝票処理中に、この条件タイプの金額またはパーセントを変更できるかどうかを指定します。
・数量関連:数量単位に対する換算係数(分母)を変更できるかを指定します。
・値:伝票処理中に条件タイプの計算金額を変更できるかどうかを指定します。
・削除:伝票から、この条件タイプを削除できるかどうかを設定します。
マスタデータ
・提案有効開始日付/提案有効終了日付:条件レコードを作成する際(T-CODE:MEK1)にデフォルトとして自動提案させる有効開始日と有効終了日を設定します。
・条件索引:条件レコードの更新時に、条件索引を更新するかどうかを指定します。条件索引を更新すると、条件タイプや条件テーブルに関係なく条件レコードを一覧表示・更新できます。(該当の条件タイプに対し大量の条件レコードがある場合に有効です)
スケール
・スケール基準:これを設定することで条件レコードを作成する際(T-CODE:MEK1)にスケール情報を登録できるようになります。(⇒スケールの解説と登録方法の参考)
スケール基準として何に基づいて設定されるかを設定します。例:数量、金額、重量など。
・スケールタイプ:スケールレベルの解釈方法を決定します:基準スケール(段階スケール)、上限スケール、またはレベル別終了スケール(累進区間スケール )。
基準スケールの例
注文1~9個が@10円、10~19個が@9円と設定した場合、15個注文するとすべてが9円となる 。
上限スケールの例
注文10個まで@10円、注文20個まで@9円と設定した場合、15個注文するとすべてが9円となる。
レベル別終了スケールの例
注文1~9個が@10円、10~19個が@9円と設定した場合、15個注文すると9個が10円、6個が9円となる 。
・スケール確認:スケールの条件レートが昇順・降順のどちらであるべきかを設定します。これにより条件レコードにてスケール更新時にその規則に沿っていないとエラーを発生させることができます。
・スケール単位:条件レコードのスケール更新時に設定されるスケール数量単位を設定します。
管理データ 2
・通貨換算:伝票通貨が条件レコード通貨と異なる場合に、計算後に伝票通貨に換算する場合はチェックを入れます。チェックを入れないと伝票通貨換算後に計算をします。
・見越/繰延:この条件タイプの金額が、会計上「見越/繰延」処理の対象となる場合にチェックを入れます。
アクティビティの選択
IMG から T-CODE:S_ALR_87002211 を実行すると、「アクティビティ選択」ダイアログが表示されます。「設定: 価格設定条件タイプ – 購買管理」は上の条件タイプの画面(T-CODE:M/06)、「検索最適化」は条件タイプの検索の事前ステップの画面を開きます。実行するアクティビティの行を選んで「選択」を押します。

主な設定項目
- アクティビティ名:この設定で実行できる 2 つのアクティビティです。この例では「検索最適化」を選んでいます
- 選択:選んだアクティビティを実行します
検索最適化
「検索最適化」を選ぶと、「事前ステップでのヘッダレベル読込テスト (価格設定 購買管理)」の画面が開きます。条件タイプの検索順序の検索のうち、事前ステップを行う検索を登録します。事前ステップを行う検索では、最初に伝票ヘッダのデータだけで条件レコードを探し、見つからなければ、その検索を個々の明細では行いません。事前ステップは、ヘッダと明細のデータを使う検索にだけ使えます。伝票の明細が多いほど、また有効な条件レコードが見つかる可能性が低いほど、処理が速くなる効果が大きくなります。画面の例の PB01 は、条件タイプとして定義されていないため、名称と検索順序が空で表示されています。

主な設定項目
- 条件タイプ・名称:事前ステップを行う条件タイプと、その名称です。この例では PB01 です
- 検索順序:条件タイプの検索順序です。この例では空です
- 番号:検索順序の中の検索の番号です。事前ステップを行う検索を、この番号で指定します。この例では 5 と 40 です
- 検索:検索の内容説明です。この例では空です
