博士
ここはみんなで作り上げるノウハウサイトにしていくサイトだぞい。
是非カスタマイズの事例などコメントして欲しいのじゃ!
| T-CODE | OBXR S_ALR_87001415 |
| 概要 | 得意先の前受金(前受/前払金)と前受金請求を管理する総勘定元帳の勘定を、通常の売掛金の統制勘定に代わる代替統制勘定として設定します。 勘定コード表・特殊仕訳コード・通常の統制勘定ごとに、前受金と前受金請求を転記する勘定を指定します。 前受金を転記すると、通常の統制勘定ではなく、ここで指定した勘定に自動で転記されます。前受金請求は備忘明細なので、転記しても取引額は更新されません。 この設定で扱うのは、特殊仕訳取引タイプが A(前受/前払金と前受/前払金請求)の特殊仕訳コードです。 前受金を消費税込みの総額で表示する場合は、仮受消費税の決済に使う勘定設定キーもここで指定します。 |
| テーブル | T074:特殊仕訳勘定 T074U:特殊仕訳コードプロパティ T074T:特殊仕訳コードテキスト TBSLT:転記キー名 |
この記事のポイント
カスタマイズ設定
T-CODE:OBXR を実行すると、得意先(勘定タイプ D)の前受/前払金の特殊仕訳コードの一覧が表示されます。画面の例は、勘定コード表 YCOA の特殊仕訳コード A(前受/前払金)です。
特殊仕訳コードの一覧

主な設定項目
- 勘定タイプ:特殊仕訳コードを使う勘定の種類です。総勘定元帳と補助元帳のどちらを更新するかを決めます。この画面ではすべて D(得意先)です
- 特殊G/L:特殊仕訳取引を識別する特殊仕訳コードです。得意先の明細をどの代替統制勘定に記帳するかは、このコードで決まります。この例では A・C・F・G・J・K・L・T・U があります
- 名称:特殊仕訳コードのテキスト(短)です。さまざまな画面に表示されます。この例では、A は「DownPmt」です
- テキスト:特殊仕訳コードを説明するテキスト(長)です。この例では、A は「前受/前払金」です
- 選択:カーソルを置いた行の特殊仕訳コードについて、勘定を設定する画面を開きます
- 登録…:新しい特殊仕訳コードを登録するダイアログを開きます
特殊仕訳コードの登録
⑥を押すと、「新規フラグ登録」のダイアログが表示されます。

主な設定項目
- 勘定タイプ:登録する特殊仕訳コードの勘定タイプです。この例では D(得意先)が入っています
- 特殊仕訳コード:登録する特殊仕訳コードです。入力は必須です
- 名称:特殊仕訳コードのテキスト(短)です。入力は必須です
- テキスト:特殊仕訳コードのテキスト(長)です。入力は必須です
勘定コード表の指定
一覧で行を選んで⑤を押すと、「勘定コード表登録値」のダイアログが表示されます。

主な設定項目
- 勘定コード表:勘定を設定する勘定コード表です。この例では YCOA です
代替統制勘定の割当
「続行」を押すと、「特殊仕訳 – 勘定」の画面が表示されます。統制勘定ごとに、特殊仕訳コードを指定したときに記帳する勘定を設定します。

主な設定項目
- 勘定コード表・勘定タイプ・特殊仕訳コード:設定の対象です。この例では YCOA(標準勘定コード表)・D(得意先)・A(前受/前払金)です
- 統制勘定:通常の記帳(請求書や支払など)で、補助元帳の勘定と並行して更新される総勘定元帳の勘定です。この例では 12100000 など 5 つの統制勘定があります
- 特殊勘定コード:特殊仕訳コードを指定して転記したときに、②の統制勘定の代わりに記帳される総勘定元帳の勘定(代替統制勘定)です。この例では、5 つの統制勘定すべてが 21190000 です
- 計画レベル:資金管理ポジションと流動性予測の照会で、この特殊仕訳取引の明細を区別して表示するためのレベルです。計画レベルによって、金額の転記方法(通常の転記か特殊仕訳取引か)などが分かります。この例では空欄です
- 仮受消費税決済:前受/前払金に関する消費税を決済する勘定を決める勘定設定キーです。消費税を含む前受/前払金を取引先の勘定に総額で表示する場合に、消費税の相手勘定への転記に使う勘定がこのキーで決まります。この例では A です
- 詳細:特殊仕訳コードの詳細(特性と転記キー)の画面を開きます
特殊仕訳コードの詳細
⑥を押すと、「特殊仕訳 – 詳細」の画面が表示されます。特殊仕訳コードの特性と、転記で使う転記キーを設定します。

主な設定項目
- 勘定タイプ・特殊仕訳コード:設定の対象です。この例では D(得意先)・A(前受/前払金)です
- 備忘明細:この特殊仕訳コードによる転記が、取引額の更新に関連しないことを示すフラグです。伝票の中で、備忘明細と通常の明細を同時に発生させることはできません。標準では、前受/前払金請求・手形支払請求・支払請求に使います。この例ではオフです
- 与信限度関連:オンにすると、この特殊仕訳コードへの記帳が、与信限度のチェックで考慮されます。この例ではオフです
- 残高警告メッセージ:オンにすると、この特殊仕訳コードの残高がある勘定に転記したときに、警告メッセージが出ます。この例ではオフです
- 目標特殊仕訳コード:請求に基づいて転記できる特殊仕訳取引のコードの一覧です。前受/前払金請求には前受/前払金のコードを、手形支払請求には手形のコードを入れます。備忘明細のフラグを設定した処理に関係しない場合は、入力は不要です。この例では A です
- 特殊仕訳取引タイプ:似た特殊仕訳取引をまとめる区分です。入力画面や計算処理の選択に使われます。「前受/前払金と前受/前払金請求」「手形請求」「他タイプ」があります。この例では「前受/前払金と前受/前払金請求」です
- 転記キー:この特殊仕訳コードの転記で使う借方と貸方の転記キーです。キーの番号は表示だけで、名称(転記キー名)は変更できます。この例では、借方が 09「前受/前払金反対仕訳」、貸方が 19「前受金」です
