博士
ここはみんなで作り上げるノウハウサイトにしていくサイトだぞい。
是非カスタマイズの事例などコメントして欲しいのじゃ!
| T-CODE | OP67 S_ALR_87003879 |
| 概要 | タスクリストや指図の作業に設定する管理キーを定義します。 管理キーは、作業に対してどの業務処理を実行するかと、システムが作業をどう処理するかを決めるキーで、QM・PM・PP・PP-PI・PS の作業・副作業・フェーズ・副資源・活動・活動要素で使われます。 管理キーごとに、日程計画・能力所要量の設定・原価計算の対象にするか、作業を社内で行うか外注に依頼するか、作業の確認を必須にするか、確認したときに入庫を自動で転記するか、作業記録票や確認票を印刷するかなどを設定します。 管理キーは、作業手順・保全タスクリスト・ネットワークなどのアプリケーションごとではなく、共通のキーとして定義します。 |
| テーブル | T430:作業/活動管理キー T430T:管理キー T430 の言語依存テキストテーブル |
カスタマイズ設定
管理キーの一覧
T-CODE:OP67 を実行すると、管理キーの一覧が変更モードで表示されます。画面右上の「照会」と「編集」で、照会モードと変更モードを切り替えます。変更モードでは、ツールバーに「新規エントリ」「別名コピー…」「削除」「変更取消」も表示されます。

主な設定項目
- 管理キー:タスクリストや指図の作業に対して、日程計画・原価計算などのどの業務処理を実行するかを決めるキーです
- 管理キーテキスト:管理キーの記述テキストです
- 位置:管理キーを入力して、一覧をその管理キーの行から表示します
詳細を見たい行を選んで「詳細」を押すと、その管理キーの詳細画面に移ります。

- 行:詳細を見る管理キーです(この例では PP01 作業手順/参照作業セット – 内部工程)
- 詳細:選んだ行の詳細画面に移ります
管理キーの詳細
詳細画面では、管理キーを持つ作業でどの処理を実行するかを、「区分」のチェックボックスと、「外注工程」「確認」の値で設定します。

主な設定項目
- 管理キー・管理キーテキスト:詳細を表示している管理キーとそのテキストです
- 区分:オンにした処理が、この管理キーを持つ作業で実行されます。11 個の区分の意味は次の一覧のとおりです
- 外注工程:作業を外注に依頼するかどうかです。空は内部工程作業、+ は外注工程作業、X は内部工程作業/外注工程可能です
- 確認:作業やネットワーク活動を確認するかどうかと、その方法です。1 はマイルストーン確認(PS/PM 以外)、2 は確認必須、3 は確認不可能、空は確認可能 (必要なし)です。確認には、作業完了確認とマイルストーン確認の 2 つのタイプがあります
- テキスト (長) 呼出:管理キーのテキスト (長) を登録します。照会モードでは押せません
区分のチェックボックス
・日程計画:作業を日程計画します。オフの場合、作業に期間を入力していても、期間 0 で計画されます(開始日と終了日が前の作業の終了と同じになります)
・能力所要量の設定:作業の能力所要量を設定します。能力所要量は日程計画の結果から計算されるため、日程計画もオンにします
・品質検査特性必須:作業に品質検査特性を更新しなければならないことを指定します
・自動入庫:この管理キーの作業を確認したときに、指図の入庫を自動で転記します。PM と副作業では無視されます
・作業時間記録票印刷:作業記録票を印刷します。印刷もオンにする必要があります
・リワーク:リワーク作業であることを示します。リワーク作業の数量は自動では決まらず、作業に入力するか確認から取り込みます。PM と PP-PI では無視されます
・印刷確認:確認票を印刷します。印刷もオンにする必要があります
・印刷:作業記録票や確認票などの現場帳票を印刷するときに、この作業を対象にします
・原価計算:作業を原価計算に含めます。原価計算に含める作業では、作業の一般データにある原価計算関連のキーも設定します
・外注作業日程計画:外注工程で処理する作業を、標準値を使って日程計画します。オフの場合は予定納入日数で日程計画されます。外注工程が指定されていない管理キーでは有効になりません
・MES に関連なし:外部の製造実行システム(MES)で処理しない作業・フェーズに設定します(例: 原価積上のためだけに使う労務費の作業)。外部 MES を統合していない場合は影響しません
この例の PP01 では、日程計画・能力所要量の設定・作業時間記録票印刷・印刷確認・印刷・原価計算・MES に関連なしがオンで、外注工程は空(内部工程作業)、確認は空(確認可能 (必要なし))です。
「外注工程」と「確認」は、F4 で値の一覧を表示して選びます。外注工程の値は次の 3 つです。

- 外注工程:作業を外注に依頼するかどうかを表す値です。空・+・X の 3 つです
- 内容説明:空は内部工程作業、+ は外注工程作業、X は内部工程作業/外注工程可能です
確認の値は次の 4 つです。

- 確認:作業やネットワーク活動を確認するかどうかと、その方法を表す値です。1・2・3・空の 4 つです
- 内容説明:1 はマイルストーン確認(PS/PM 以外)、2 は確認必須、3 は確認不可能、空は確認可能 (必要なし)です
代表的な管理キーの比較
作業手順でよく使う管理キーで、詳細画面の設定を比べます(この例のシステムの値です)。
PP01 作業手順/参照作業セット – 内部工程
区分:日程計画・能力所要量の設定・原価計算・印刷・作業時間記録票印刷・印刷確認・MES に関連なしがオン
外注工程:空(内部工程作業)、確認:空(確認可能 (必要なし))
内部工程の作業で、日程計画・能力所要量・原価計算の対象になり、作業記録票と確認票の印刷の対象です。確認は任意です。
PP02 作業手順/参照作業セット – 外注工程
区分:日程計画・原価計算・印刷・作業時間記録票印刷がオン。能力所要量の設定・印刷確認・MES に関連なしはオフ
外注工程:+(外注工程作業)、確認:1(マイルストーン確認(PS/PM 以外))
PP01 と比べて、外注工程が + で、能力所要量の設定がオフです。外注作業日程計画がオフなので、日程計画は標準値ではなく予定納入日数で行われます。

- 区分:オンにした処理が、この管理キーを持つ作業で実行されます。この例では日程計画・作業時間記録票印刷・印刷・原価計算がオンで、能力所要量の設定・印刷確認・MES に関連なしはオフです
- 外注工程:作業を外注に依頼するかどうかです。この例では +(外注工程作業)です
- 確認:作業やネットワーク活動を確認するかどうかと、その方法です。この例では 1(マイルストーン確認(PS/PM 以外))です
PP03 作業手順 – 内部工程自動入庫
区分:日程計画・能力所要量の設定・原価計算・自動入庫・印刷・作業時間記録票印刷・印刷確認がオン
外注工程:空(内部工程作業)、確認:2(確認必須)
PP01 と比べて、自動入庫がオンで、確認が必須です。この管理キーの作業を確認すると、指図の入庫が自動で転記されます。
PP04 作業手順 – 確認付内製
区分:日程計画・能力所要量の設定・原価計算・品質検査特性必須・印刷・作業時間記録票印刷・印刷確認がオン
外注工程:空(内部工程作業)、確認:1(マイルストーン確認(PS/PM 以外))
PP01 と比べて、品質検査特性必須がオンで、確認はマイルストーン確認です。
YBP4 製造マイルストーン処理
区分:日程計画・能力所要量の設定・原価計算・MES に関連なしがオン。印刷・作業時間記録票印刷・印刷確認はオフ
外注工程:空(内部工程作業)、確認:1(マイルストーン確認(PS/PM 以外))
PP01 と比べて、現場帳票を印刷しない設定です。
YB99 ファントムのダミー作業 – 原価なし
区分:すべてオフ
外注工程:空(内部工程作業)、確認:2(確認必須)
日程計画・能力所要量・原価計算のどの対象にもならない作業の管理キーです。日程計画がオフなので、作業は期間 0 で計画されます。
比較のまとめ
比べた 6 つの管理キーでは、リワークと外注作業日程計画はすべてオフです。ほかの管理キーでは、YBRW のリワーク、PM02(プラント保全 – 外部)の外注工程 + と外注作業日程計画、PS01(ネットワーク – 内部工程)の外注工程 X(内部工程作業/外注工程可能)、PM07(工事ユニット – 原価なし)の確認 3(確認不可能)、QM01〜QM04(品質検査)の品質検査特性必須がオンになっています。
設定のポイント
管理キーは、作業手順・保全タスクリスト・ネットワークなどのアプリケーションごとではなく、共通のキーとして定義します。画面にもアプリケーションの項目は表示されません。
区分には組み合わせの決まりがあります。能力所要量の設定は日程計画の結果を使うため、日程計画もオンにします。作業時間記録票印刷と印刷確認は、印刷もオンにしたうえで、印刷管理のカスタマイジングで、現場帳票の印刷を許可し、印刷時の管理キーのチェックを有効にしておく必要があります(PP・QM・PS・PP-PI は指図タイプ・プラント・MRP 管理者ごと、PM は指図タイプ・計画プラント・計画グループごと)。さらに、指図の作業で印刷する作業記録票・確認票の数を 0 より大きくします。外注作業日程計画は、外注工程が指定されている管理キーでだけ有効です。
自動入庫は、作業の管理キーに設定されていない場合、製造計画プロファイルの区分で起動されます。リワークがオンの作業の数量は自動入庫されないため、正常にリワークされた数量の入庫はマニュアルで転記します。
同じ管理キーのテーブルは、ほかの IMG 活動「定義: 管理キー」(T-CODE:OP00・OPCG・OPJ8)や「チェック: 作業の管理キー」(T-CODE:OKZ4)からも保守できます。どの画面で変更しても、同じ管理キーが変わります。
ここで定義した管理キーは、ほかの設定で作業の初期値として指定します。「ネットワークプロファイルの更新」(T-CODE:OPUU)と「標準ネットワークプロファイルの更新」(T-CODE:OPS5)では内部活動・外注・原価・サービス用の管理キー、「定義: 初期値プロファイル」(T-CODE:OIL6)では内部活動と外注の管理キー、「定義: 初期値のあるマスタレシピプロファイル」(T-CODE:OPN0)では内部活動の管理キー、「更新: 指図タイプ管理キーの初期値」(T-CODE:OIO6)では PM 指図の初期値の管理キーを指定します。
