博士
ここはみんなで作り上げるノウハウサイトにしていくサイトだぞい。
是非カスタマイズの事例などコメントして欲しいのじゃ!
| T-CODE | OVA8 |
| 概要 | 自動与信管理に関するカスタマイズになります。 この設定の目的は、得意先のリスク(リスクカテゴリ:RkC)や伝票の種類(与信グループ:CG)ごとに、与信チェックの厳しさを細かく設定することです。例えば、「ハイリスクな得意先には厳しく(エラー)、ローリスクな得意先には緩く(警告のみ)」といった制御を行います。 SAP導入時にメンテナンスします。 |
| テーブル | T691F:自動与信管理の管理 |
この記事のポイント
カスタマイズ設定
与信管理領域、リスクカテゴリ、与信グループの組み合わせの設定

主な設定項目
- 与信管理領域: どの与信管理組織での取引か。(例:
1000) - RkC (リスクカテゴリ): 与信リスクに関する得意先の分類。SAP 与信管理では、ビジネスパートナの与信プロファイルに設定したリスククラスが、同じ ID のリスクカテゴリとして使われます。(例:
A– リスク低) - CG (与信グループ): どの伝票プロセスか。(例:
01– 受注)
詳細設定

主な設定項目
- 明細確認 (Item Check)
- 目的: 与信チェックのタイミングを制御します。
- 設定: チェックを入れると、伝票全体の保存時だけでなく、個々の明細行を入力・変更するたびに与信チェックが実行されるようになります。
- 偏差 (%) (Deviation) と 日数 (Days)
- 目的: 一度与信OKで承認(リリース)された伝票が、後から変更された際の「再チェック」のルールです。
- 設定: 例えば「偏差
10%」「日数30日」と設定すると、「元の承認額から10%の増加、または承認日から30日経過」の両方の範囲内であれば、伝票が変更されても与信チェックは再度実行されません(=再ブロックされない)。
- SAP 与信管理 (SAP Credit Management)
- 目的: 与信管理領域・リスクカテゴリ・与信グループの組合せごとに、接続したSAP 与信管理(FSCM)で与信チェックを実行するかを指定します。
- 設定:
- チェックOFF : SAP 与信管理の与信チェックは実行されません。
- チェックON: SAP 与信管理で与信チェックを実行します。チェック結果に対するメッセージと与信ブロックは、このOVA8の同じ行の「リアクション」「ステータス/ブロック」で決まります。BAdI BADI_SD_CM を実装すると、独自の与信チェックも実行できます。
- リアクション (Reaction)
- 目的: 与信チェックでNG(例:限度額超過)となった場合に、システムがどのようなメッセージを出すかを決定します。
- 設定(F4ヘルプ参照):
A: 警告(Warning) → 伝票の保存は可能です。B: エラー(Error) → 伝票の保存ができません。C: 警告(A)に加え、与信限度の超過額を表示します。D: エラー(B)に加え、与信限度の超過額を表示します。SAP 与信管理のチェックでは、C は警告、D はエラーとして扱われます。
- ステータス/ブロック (Status/Block)
- 目的: 上記の
リアクションで「A(警告)」を選んだ場合に、伝票の保存は許可しつつも、後続処理を停止させるための設定です。 - 設定:
リアクションがA(警告)の時にこのチェックをONにすると、伝票は保存できますが、与信ブロックステータスが自動で設定され、出荷伝票の作成などができなくなります。
- 目的: 上記の
