博士
ここはみんなで作り上げるノウハウサイトにしていくサイトだぞい。
是非カスタマイズの事例などコメントして欲しいのじゃ!
| T-CODE | S_ALR_87009001 AO73 S_EEI_69000158 |
| 概要 | このカスタマイズでは、固定資産会計(FI-AA)における取得系の取引タイプ(外部資産取得・社内取得・建設仮勘定からの振替・COからの決済等)を定義します。 取引タイプは、資産の取得方法や取得価額がどの勘定に振り分けられるかを制御するために不可欠な設定です。 外部からの購入による取得とグループ会社間での振替による取得を区別し、それぞれの取引が持つべき特性を設定することで、資産取得に関する様々な会計処理を正確にシステム内で管理できるようになります。 この設定は、主にSAP導入時に資産会計モジュールを設定する際や、新しい資産取得プロセスを導入する時に行います。 |
| テーブル | TABW:資産取引タイプ TABWT:資産取引タイプ名 TABWA:取引タイプ/償却領域 |
この記事のポイント
カスタマイズ設定
アクティビティの選択
T-CODE:S_ALR_87009001 AO73 を実行すると、アクティビティ選択の画面が表示されます。設定するアクティビティを選んで実行します。

主な設定項目
- 定義: 取得の取引タイプ:取得に使う取引タイプ(例: 100 外部資産取得、101 マイナス資産の取得)を定義します。
- 制限: 取引タイプ -> 償却領域:償却表を選んで、取引タイプを償却領域に制限します。
取得の取引タイプの一覧
「定義: 取得の取引タイプ」を選ぶと、ビュー「FI-AA: 取引タイプ」の一覧が表示されます。取引タイプごとに取引タイプテキストが並びます。

主な設定項目
- 取引タイプ:会計トランザクションを分類する固定資産管理の取引タイプです。取引タイプにより、会計トランザクションを転記するときの複数のシステムアクティビティが制御されます(例: 020 取得: 原価計算領域のみ、030 グループ領域の取得のみ、100 外部資産取得)。
償却表の選択
「制限: 取引タイプ -> 償却領域」を選ぶと、償却表選択のダイアログが表示されます。

主な設定項目
- 資産評価用の償却表:取引タイプを償却領域に制限する対象の償却表を入力します。
取得の取引タイプの詳細
「定義: 取得の取引タイプ」の一覧で取引タイプの行を選び、「詳細」を押すと、取引タイプの詳細画面が表示されます。画面の例は 100(外部資産取得)です。内容を確認するだけのときは、照会モードで開きます。

主な設定項目
- 取引タイプ:固定資産管理で会計トランザクションを分類するキーと、その名前です。取引タイプによって、転記のときの処理が決まります。この例では 100(外部資産取得)です
- 取引タイプグループ:取引タイプを割り当てるグループです。グループごとに、転記のときの制御がシステムで決まっています。この例では 10(取得)です
- 勘定割当:借方取引・貸方取引は、この取引タイプで転記するときの借方/貸方の初期値です。固定資産の資本化は、まだ資本化されていない固定資産に転記したときに資本化し、取得日と償却開始を設定するかです。伝票タイプは、この取引タイプで転記する伝票タイプです。この例では、借方取引、固定資産の資本化オン、伝票タイプ AA(資産転記)です
- 記帳タイプ:関連会社に記帳を行うか行わないかと、総額記帳か正味額記帳かを選びます。関連会社に記帳を行う場合、総額記帳では関連会社間の資産振替として取得価額と償却累計額を記帳し、正味額記帳では外部の仕入先との売買と同じように記帳します。関連会社に記帳を行わない場合は、総額記帳を選ぶと償却を含む総額で取得を入力します。この例では、関連会社に記帳を行わない、正味額記帳です
- 他の特徴:マニュアル使用不可は、この取引タイプを手で使えなくする区分です。個別チェックの呼出は、この取引タイプで記帳したときにユーザ定義のチェックを実行するか、償却変更実施年の設定は、資産マスタに償却方法の変更年度を設定するか、取引タイプ無効は、この取引タイプで転記できなくする区分です。連結会計用取引タイプは連結会計で使う取引の分類、資産台帳グループは資産台帳で取引を集計するグループです。この例では、連結会計用取引タイプ 920(増加/購入)、資産台帳グループ 10(取得)です
取引タイプの選択
「制限: 取引タイプ -> 償却領域」を選び、償却表選択のダイアログで償却表(この例では 1010)を入れて続行すると、「取引タイプ選択」の画面が表示されます。照会モードにして確認します。取引タイプを償却領域に制限しない場合、その取引タイプはすべての償却領域に転記できます。

主な設定項目
- ダイアログ構造:取引タイプ選択(取引タイプの一覧)と、償却領域詳細(選んだ取引タイプで転記できる償却領域)の 2 つです
- 取引タイプ:償却領域を制限する取引タイプです。この例では 020・030・100 などが並びます
- 取引タイプテキスト:取引タイプの名前です。この例では、020 は「取得: 原価計算領域のみ」です
償却領域詳細
「取引タイプ選択」で取引タイプの行を選び、ダイアログ構造の「償却領域詳細」をダブルクリックすると、その取引タイプで転記できる償却領域が表示されます。ここに償却領域を登録すると、その取引タイプは登録した償却領域にだけ転記できます。

主な設定項目
- 償却表:設定している償却表です。この例では 1010(償却表 (ドイツ))です
- 取引タイプ:償却領域を制限する取引タイプです。この例では 100(外部資産取得)です
- Ar.:転記できる償却領域です
- 償却領域名:償却領域の名前です。この例の 100 には登録がないため、すべての償却領域に転記できます
