博士
ここはみんなで作り上げるノウハウサイトにしていくサイトだぞい。
是非カスタマイズの事例などコメントして欲しいのじゃ!
| T-CODE | OMJJ S_ALR_87000326 |
| 概要 | 在庫管理の移動タイプをコピー・変更します。 移動タイプは在庫移動(入庫・出庫・在庫転送など)ごとのキーで、入出庫を登録するときの入力項目、入出庫票の印刷、数量・金額の更新、勘定の決まり方、取消や返品で使う移動タイプなどを移動タイプごとに設定します。 詳細画面と、画面左の「ダイアログ構造」の各画面で設定します。 |
| テーブル | T156:移動タイプ T156T:移動タイプテキスト T158B:チェックテーブル: トランザクションコード別移動タイプ T157H:移動タイプテキスト T156B:移動タイプ: 画面選択 MIGO_CUST_FIELDS:MIGO: 移動タイプ別の項目選択 T156SC:移動タイプ: 数量/金額転記: 得意先テーブル (リリース 4.6A) T156X:内部処理キー修正 T156N:次移動タイプ T157D:移動理由 T157E:テキストテーブル: 入出庫理由 T156Q:移動タイプ: 品目共通管理 TMCA:LIS 更新の移動タイプ評価 |
カスタマイズ設定
項目選択
T-CODE:OMJJ(または S_ALR_87000326)を実行すると、どの項目で移動タイプを絞り込むかを選ぶ「項目選択」ダイアログが表示されます。

- 移動タイプ:移動タイプで絞り込むときにチェックを付けます
- 適用:「作業領域決定: エントリ」ダイアログに進みます

- 開始:対象の移動タイプを入力します。「終了」にも入力すると範囲で指定できます
- 適用:指定した移動タイプの画面を開きます
移動タイプを 1 つだけ指定すると、そのまま詳細画面が開きます。範囲で指定すると、移動タイプの一覧が表示されます。

- 行を選び、画面上部の「詳細」を押すと、その移動タイプの詳細画面が開きます
詳細画面の「他エントリ…」では、作業領域で指定した範囲の中で別の移動タイプに移れます。
移動タイプの詳細
詳細画面は「入力管理」「更新管理」「内部管理 (変更しないでください)」の 3 つのグループに分かれています。画面左の「ダイアログ構造」から、同じ移動タイプのほかの設定画面に移れます。

ダイアログ構造
- テキスト (短):言語ごとの移動タイプのテキスト
- 使用可能トランザクション:この移動タイプを使えるトランザクション
- ヘルプテキスト:トランザクションごとに表示する移動タイプの説明
- 項目選択(201 から)/ロット検索手順:入出庫画面の項目の入力制御とロット決定の検索手順
- 項目選択 (Enjoy):T-CODE:MIGO の項目の必須入力・任意入力
- 更新制御/倉庫管理移動タイプ:数量・金額の更新と倉庫管理の参照移動タイプ
- 勘定修正キー:内部処理キーごとの勘定修正
- 取消/ 後続移動タイプ:取消・返品などで使う移動タイプ
- 移動理由:入力できる移動理由
- QM 品質検査/出荷カテゴリの無効化:品質検査ロットの登録と出荷カテゴリ
- LIS 統計グループ:LIS で移動タイプを評価する統計グループ
入力管理のグループでは、入出庫を登録するときの入力項目・印刷・ロット・在庫決定を決めます。

主な設定項目
- 移動タイプ:在庫移動タイプのキーです。在庫移動はそれぞれ移動タイプに割り当てられます
- 明細印刷:入出庫伝票明細を印刷できるかと、印刷する入出庫票のタイプを決めます。空欄は伝票印刷なし、1 は入出庫伝票印刷、2 は仕入返品、3 は外注用入出庫票、7 は振替転記などです
- 選択パラメータ:入庫のときに購買発注を検索するためのパラメータです
- ロット分類:入出庫やロットの登録・変更のときにロット分類画面に分岐するかを決めます。空欄は分岐なし、1 は分類をバックグラウンドで実行(全ロット)です
- 新規ロット登録:在庫移動のときにロットを新規登録するかと、その方法を決めます(空欄は自動/マニュアルによる確認なし、G は登録なし など)
- 拡張分類:カスタマファンクションコール (CFC) で、ロットのユーザ定義特性の評価をバックグラウンドで実行するときにオンにします
- 特性コピー:特性値を購買発注や製造指図の入庫ロットへコピーするか、どこからコピーするかを決めます
- 有効期間期限日確認:入庫時に有効期間終了日または製造日の入力が必要かを決めます。空欄は確認なし、1 は入力および確認、2 は入力のみ、3 は出庫確認なしです
- 勘定コード表示:在庫移動の入力時に勘定コードの項目を表示するか、入力必須にするかを決めます。「+」は必須入力、「-」は項目非表示、「.」と空欄は任意入力です
- 管理: 移動理由:在庫移動の入力時に、移動理由(返品理由など)の入力を必須・任意・非表示のどれにするかを決めます。値の意味は勘定コード表示と同じです
- 在庫決定規則:在庫決定で使う規則です。在庫決定グループと組み合わせて在庫決定方針のキーになります
- 入庫取消(請求書受領):入庫基準の請求書照合が登録済みでも、購買発注入庫の取消や仕入返品をできるようにします
この例(移動タイプ 101 購買発注入庫)では、明細印刷 1、選択パラメータ WE101、ロット分類 1、有効期間期限日確認 1、勘定コード表示「.」、管理: 移動理由「-」、在庫決定規則 0001 です。
更新管理のグループでは保管場所データ・所要量・統計・消費量の更新などを決めます。内部管理 (変更しないでください) のグループには、借方/貸方フラグや入出庫予定の勘定設定などがあります。

主な設定項目
- 保管場所自動登録:最初の入庫のときに、品目マスタの保管場所データを自動で登録できるようにします。プラント側でも許可されている必要があります。通常の保管場所在庫への転記だけが対象で、受注在庫などの特殊在庫への入庫では登録されません
- 独立所要量出庫量減少:入庫を登録するときに、所要量を部分的に相殺するか、ゼロにするかを入出庫伝票明細ごとに確認します
- 実地棚卸伝票生成:在庫移動から実地棚卸伝票を自動で登録します。倉庫管理システムの棚卸差異転記(移動タイプ 711〜718)で自動で作られる在庫移動にだけ設定します
- 自動購買発注:入庫のときに購買発注を自動で登録します
- 統計関連:在庫管理の統計を更新するかを決めます。空欄は関連なし、2 は伝票評価及び標準分析の更新、3 は標準分析のみの更新です
- 消費転記区分:消費量の更新方法です。G は計画出庫(総消費量)、R は出庫予定を参照したときだけ計画出庫でそれ以外は計画外出庫、U は計画外出庫、空欄は消費量を更新しません
- ストア:入庫の受信文書を記憶域に保存する機能を、この移動タイプで有効にします。「有効化: 受信文書の記憶域」の「移動タイプ別の記憶域有効化」と同じ項目です
- 取消移動タイプ:この移動タイプが取消用の移動タイプであることを示します
- 原価要素勘定:出荷や品質管理などが在庫移動を自動で作るときに、勘定設定の有無で勘定修正キーを使い分けるための区分です
- 移動タイプカテゴリ:移動タイプを使えるトランザクション・イベントを決める区分です。内部のプログラム制御用で、変更しない項目です
- 借方/貸方フラグ:金額を勘定の借方(S)・貸方(H)のどちらで更新するかです。入庫(借方)か出庫(貸方)かを表します
- 勘定設定:この移動タイプで登録する入出庫予定の勘定設定カテゴリです(K 原価センタ、F 指図、U 在庫転送 など)。設定していない移動タイプは入出庫予定の生成に使えません
- 入庫保留在庫:入庫保留在庫に関する在庫移動を表します。S は購買発注品の入庫と仕入返品(103・104)、X は入庫保留在庫と標準在庫の間の移動(105・106)です
- 方向区分:システム間の商品フローで、出庫側(S 発送人)か受領側(R 受領者)かを表します。内部のプログラム制御用で、変更しない項目です
この例では、保管場所自動登録・独立所要量出庫量減少・自動購買発注がオン、統計関連 2、消費転記区分 G、借方/貸方フラグ S です。
テキスト (短)
移動タイプのテキストを、言語・特殊在庫・移動区分・入庫区分・消費の組み合わせごとに設定します。画面には全言語の行が並びます。

主な設定項目
- 言語キー:テキストの言語です
- 移動タイプ:対象の移動タイプです
- 特殊在庫:特殊在庫のタイプです(例: B 得意先在庫、K サプライヤ受託品、P パイプライン品目)
- 移動区分:移動のもとになる伝票のタイプです。購買発注に対する入庫と製造指図に対する入庫などを区別します
- 入庫区分:在庫転送オーダーのように、別の会計処理が必要な購買発注のタイプです
- 消費:消費勘定と資産勘定のどちらに転記するかです。購買発注の勘定設定カテゴリから決まります
- 移動タイプテキスト:移動タイプで行う在庫移動の説明です
- 移動タイプ Text (長):移動タイプの長い説明です
この例では、移動タイプ 101 に「購買発注入庫」「購買発注入庫 (資産)」「転送中在庫入庫」「指図入庫」などのテキストが、組み合わせごとに登録されています。画面右側には、入出庫伝票明細の検索(Enterprise Search on HANA)で使う「キーワード」の列があります。
使用可能トランザクション
この移動タイプを使えるトランザクションを設定します。

主な設定項目
- 移動タイプ:対象の移動タイプです
- トランザクションコード:この移動タイプを使えるトランザクションです
- トランザクション内容説明:トランザクションの名前です
- 提案:トランザクションの移動区分と違っていても移動タイプを使えるようにする区分です。1 は使用を許可(例: 購買発注の入庫中に 501 などの「他の入庫」を選べる)、2 は許可するが入力ヘルプに表示しない、4 は 1 に加えて自動生成した購買発注に返品明細を割り当てられます。内部のプログラム制御用で、変更しない項目です
この例では、移動タイプ 101 に 73 件のトランザクション(CO11、CO11N など)が登録されています。
ヘルプテキスト
トランザクションごとに、移動タイプの説明テキストを設定します。このテキストは、トランザクションで選べるトランザクションタイプの一覧に表示されます。

主な設定項目
- 言語キー:テキストの言語です
- 移動タイプ:対象の移動タイプです
- 特殊在庫:特殊在庫のタイプです
- トランザクションコード:テキストを表示するトランザクションです
- テキスト:一覧に表示する説明です(60 文字まで)
この例では、移動タイプ 101 の日本語のテキストが、CO11 などでは「指図に対する倉庫への入庫」、MB01・MIGO などでは「倉庫/店舗への購買発注品入庫」です。
項目選択(201 から)/ロット検索手順
移動タイプごとに、ロット決定の検索手順と入力ロットの確認を設定します。行を選んで「詳細」を押すと、入出庫画面の項目の入力制御(項目選択)を設定する画面に進みます。

主な設定項目
- 移動タイプ:対象の移動タイプです
- 移動タイプテキスト:移動タイプの名前です
- 特殊在庫:特殊在庫のタイプです
- 特殊在庫テキスト:特殊在庫の名前です
- 検索手順:ロット決定で方針レコードを探すときの方針タイプの順序です
- ロット確認:手入力したロットが、ロット決定の選択基準に合っているかを確認します。検索手順が割り当てられていないと確認できません
移動タイプ 101 では、検索手順 ME0001、ロット確認オンです。101 のように購買発注や指図を参照する入出庫は、購買発注や指図の勘定設定項目を使うため、項目選択を設定できません。101 の行で「詳細」を押すと、メッセージ「移動タイプ 201 として使用可能な項目選択」が表示されます。
移動タイプ 201(原価センタ出庫)の行で「詳細」を押すと、「項目ステータスグループ更新」の画面になります。

- 一般データ:入出庫画面の項目をまとめたグループの 1 つです。グループをダブルクリックすると、グループ内の項目ごとの入力制御が表示されます
- 追加勘定割当:原価センタ・CO/PP 指図・プロジェクトなど、勘定設定の項目のグループです(次の画面)

主な設定項目
- 非表示:項目を表示しません
- 必須入力:項目の入力を必須にします
- 任意入力:項目に入力できるようにします
- 項目ごとに、①〜③のどれかを選びます
この例(移動タイプ 201)では、原価センタが必須入力、そのほかの追加勘定割当の項目は非表示です。
項目選択 (Enjoy)
T-CODE:MIGO の画面の項目を、移動タイプごとに必須入力または任意入力にします。

主な設定項目
- 移動タイプ:対象の移動タイプです
- 項目名:項目選択を設定する項目です(CUSTNAME 得意先、GRUND 移動理由、SGTXT テキスト、WEMPF 受領者 など)
- 必須入力:この移動タイプを選んだとき、項目を入力必須にします
- 任意入力:この移動タイプを選んだとき、項目を任意入力にします
この例では、移動タイプ 101 の CUSTNAME・KUNNR・SGTXT・WEMPF が任意入力です。
更新制御/倉庫管理移動タイプ
移動タイプ・金額更新・数量更新・特殊在庫・移動区分・入庫区分・消費の組み合わせごとに、在庫確認や倉庫管理の参照移動タイプを設定します。

主な設定項目
- 移動タイプ:対象の移動タイプです
- 金額更新:品目マスタで金額を管理する評価レベルの組み合わせかを表します。金額は勘定コードでも同時に更新されます
- 数量更新:品目マスタで数量を管理する評価レベルの組み合わせかを表します
- 特殊在庫:特殊在庫のタイプです
- 移動区分:移動のもとになる伝票のタイプです
- 入庫区分:在庫転送オーダーなど、別の会計処理が必要な購買発注のタイプです
- 消費:消費勘定と資産勘定のどちらに転記するかです
- 移動タイプテキスト:移動タイプの名前です
- 動的確認 入出庫予定:入出庫予定のときに利用可能在庫確認を行うかを決めます
- 動的確認 在庫移動:在庫移動のときに既存の品目所要量を確認するかを決めます
- 確認規則:利用可能在庫確認の確認手順を決める規則です
- 参照移動タイプ (WM):倉庫管理システムの移動タイプを決めるための参照キーです。倉庫管理で処理が始まらない移動タイプは 999 です
- 参照移動Type振替要求(TrR):倉庫管理で払出と受入の 2 つの転送が発生するときの、第 2 転送用の参照移動タイプです
- 参照移動Type振替要求(TpR):倉庫管理の振替要求を登録するときに使う参照移動タイプです
- LIFO/FIFO 関連:LIFO・FIFO 評価の対象にするかを決めます
- 照会規則:入出庫時の利用可能在庫一覧と、プラントの在庫概要に含める在庫項目を決めます
この例では、移動タイプ 101 で金額更新・数量更新がオンの通常の行は、参照移動タイプ (WM) 101、LIFO/FIFO 関連オン、照会規則 LE1 です。消費 A・V の行は参照移動タイプ (WM) 999 です。
行を選んで「詳細」を押すと、内部制御の項目も含めた詳細画面が開きます。

主な設定項目
- 動的確認 入出庫予定:入出庫予定のときに利用可能在庫確認を行うかを決めます
- 動的確認 在庫移動:在庫移動のときに既存の品目所要量を確認するかを決めます
- 確認規則: 出力:利用可能在庫確認の確認手順を決める規則です
- 照会規則:入出庫時の利用可能在庫一覧と、プラントの在庫概要に含める在庫項目を決めます
- 参照移動タイプ (WM):倉庫管理システムの移動タイプを決めるための参照キーです
- LIFO/FIFO 関連:LIFO・FIFO 評価の対象にするかを決めます
- 参照移動Type振替要求:倉庫管理で払出と受入の 2 つの転送が発生するときの、第 2 転送用の参照移動タイプです
- 参照移動Type振替要求:倉庫管理の振替要求を登録するときに使う参照移動タイプです
- 金額転記ストリング:在庫移動や請求書受領で、同じ勘定設定特性を持つ転記のルールです。自動勘定設定に必要です。右のボタンで、ストリングに含まれる内部処理キーを表示できます
- 数量ストリング:在庫移動のときに確認する在庫項目と、在庫移動の後に更新する在庫項目を自動で決めるキーです
- 品質検査ロット源泉:在庫転記で品質検査が始まるときの検査ロット源泉です。SAP が定義していて変更できません
- 金額ストリングなし:評価タイプが同じ場合に、値を更新する転記ストリングを読まないようにします。評価の更新が要らないプラント内の在庫転送で使います
- 保管場所必須:在庫移動の登録で保管場所の入力を必須にします
- Trans./ev. 連続番号:この在庫移動の業務トランザクションです。内部制御 (変更不可) のグループの項目で、変更できません(この例では PMS1 入庫)
この例では、金額転記ストリング WE01、数量ストリング ME01、品質検査ロット源泉 01、保管場所必須オンです。金額転記ストリングの右のボタンを押すと、ストリングに含まれる内部処理キーが表示されます。

主な設定項目
- 内部処理:勘定計算で使うトランザクションキー(内部処理キー)です。システムで定義されていて変更できません
- テキスト:内部処理キーの名前です
- 勘定修正:勘定設定を区別するためのキーです
- 確認:オンにすると、明細画面で勘定コードや勘定設定が指定されているかを確認し、指定されていれば転記行にコピーします。オフの場合は自動で決まった勘定を常に使います
この例(WE01)では、BSX 在庫転記、WRX 入庫/請求仮勘定、PRD 価格差異、KDM 在庫/購買管理換算レート差損益などが並び、WRX と KDM に勘定修正 ERN が入っています。
勘定修正キー
金額ストリングに含まれる内部処理キーごとに、勘定修正と勘定設定確認を設定します。勘定修正は、自動仕訳で勘定を探すときの勘定グループになります。

主な設定項目
- 移動タイプ:対象の移動タイプです
- 特殊在庫:特殊在庫のタイプです
- 金額更新:金額を管理する評価レベルの組み合わせかを表します
- 数量更新:数量を管理する評価レベルの組み合わせかを表します
- 移動区分:移動のもとになる伝票のタイプです
- 消費:消費勘定と資産勘定のどちらに転記するかです
- 金額ストリング:移動タイプに割り当てる転記ストリングです。在庫移動で更新する勘定コードがこれで自動で決まります
- 連続カウンタ:同じストリングの中のエントリを区別する番号です
- 内部処理キー:転記明細を作る勘定を決めるキーです。1 つの転記で少なくとも 2 つ使われます
- 勘定修正:勘定グループです。標準では GBB(在庫転記の相手勘定入力)についてだけ有効で、ZOB(購買発注のない入庫)、VBR(内部出庫)、BSA(在庫残高の初期エントリ)などがあります。PRD・KON の勘定グループは固定です
- 勘定設定確認:オンにすると、明細画面で指定した勘定コードや勘定設定を転記行にコピーします
この例では、移動タイプ 101(金額更新・数量更新オン、移動区分 B)の行に、WE01 の WRX と KDM の勘定修正 ERN が設定されています。GBB には独自の勘定グループも定義でき、勘定は自動仕訳の設定で割り当てます。
行を選んで「詳細」を押すと、ストリング全体の内部処理キーと並べて表示されます。

- 現在のエントリ:選んだ行の連続カウンタ・内部処理キー・テキスト・勘定修正・確認です
- 文字列のトランザクション/イベントキー:金額ストリングに含まれる内部処理キーの一覧です
取消/ 後続移動タイプ
元の伝票を参照して取消・返品などをするときに、新しい伝票で使う移動タイプを機能コードごとに設定します。

主な設定項目
- 移動タイプ:参照する伝票の移動タイプです
- 機能コード:参照伝票を使う機能のコードです(RL 仕入返品、ST 取消 など。名前は③テキスト)
- テキスト:機能の名前です
- 移動タイプ:新しい伝票の移動タイプです。参照伝票の移動タイプと機能から決まります
- 転記タイプ:取消・仕入返品・在庫転送などを区別します。参照伝票から引き継いだ数量を変更できるか(仕入返品は変更可、取消は不可)が決まり、取消伝票のときだけマッチコードが設定されます
この例では、移動タイプ 101 の取消(ST)は 102、仕入返品(RL)は 122、返品明細(WERE)は 161 です。
移動理由
移動タイプごとに入力できる移動理由(仕入返品の理由など)を設定します。理由の入力を必須にするか任意にするかは、詳細画面の「管理: 移動理由」で決めます。

主な設定項目
- 移動タイプ:対象の移動タイプです
- 移動タイプテキスト:移動タイプの名前です
- 移動理由:理由のキーです
- 移動理由:理由のテキストです。在庫移動でキーを入力すると、このテキストが自動で入ります
この例では、移動タイプ 101 に「1 品質に問題あり」「101 内容不一致」が登録されています。101 の詳細画面の「管理: 移動理由」は「-」(項目非表示)です。
QM 品質検査/出荷カテゴリの無効化
組み合わせごとに、品質検査ロットを登録しないようにする設定と、出荷カテゴリを設定します。

主な設定項目
- 移動タイプ:対象の移動タイプです
- 特殊在庫:特殊在庫のタイプです
- 移動区分:移動のもとになる伝票のタイプです
- 入庫区分:別の会計処理が必要な購買発注のタイプです
- 消費:消費勘定と資産勘定のどちらに転記するかです
- 移動タイプテキスト:移動タイプの名前です
- QM 品質検査無効:オンにすると、在庫転記で品質検査ロットが登録されません
- 出荷カテゴリ:在庫移動を割り当てる出荷カテゴリです。出荷タイプは出荷カテゴリと組織構造(プラント・保管場所)で決まります
この例では、移動タイプ 101 の多くの行が出荷カテゴリ ID です。QM 品質検査無効は、特殊在庫 O の 2 行だけがオンで、ほかの行はオフです。
LIS 統計グループ
LIS で移動タイプを評価するための統計グループを設定します。在庫移動を LIS に更新するときは、移動タイプ・特殊在庫・移動区分が合う行の値が、LIS の更新に渡す在庫移動のデータに入ります。

主な設定項目
- 移動タイプ:対象の移動タイプです
- 特殊在庫:特殊在庫のタイプです
- 移動区分:移動のもとになる伝票のタイプです
- 移動タイプテキスト:移動タイプの名前です
- 〜⑧STGRP1〜STGRP4:LIS で移動タイプを評価する統計グループ 1〜4 です
行を選んで「詳細」を押すと、統計グループと移動タイプの区分が表示されます。

①〜④STGRP1・STGRP2・統計グループ3・統計グループ 4:LIS で移動タイプを評価する統計グループです
⑤在庫転送区分:移動タイプが在庫転送であることを表します
⑥返品区分:移動タイプが返品であることを表します
⑦実地棚卸区分:実地棚卸の移動タイプであることを表します
⑧在庫修正:在庫修正の移動タイプであることを表します
この例では、移動タイプ 101 の統計グループはどれも空欄です。
代表的な移動タイプの比較
移動タイプ 101(購買発注入庫)、201(原価センタ出庫)、261(指図への出庫)、311(保管場所間在庫転送)、601(出庫確認)の詳細画面で、値が違う項目を並べます(この例のシステムの値です)。
借方/貸方フラグ
101:S(借方)
201:H(貸方)
261:H(貸方)
311:H(貸方)
601:H(貸方)
勘定設定
101:空欄
201:K(原価センタ)
261:F(指図)
311:U(在庫転送)
601:空欄
消費転記区分
101:G(計画出庫)
201:R(出庫予定参照時のみ計画出庫)
261:R(出庫予定参照時のみ計画出庫)
311:空欄(消費量を更新しない)
601:G(計画出庫)
明細印刷
101:1(入出庫伝票印刷)
201:1(入出庫伝票印刷)
261:1(入出庫伝票印刷)
311:7(振替転記)
601:空欄(伝票印刷なし)
選択パラメータ
101:WE101
201:空欄
261:空欄
311:空欄
601:空欄
有効期間期限日確認
101:1(入力および確認)
201:空欄(確認なし)
261:1(入力および確認)
311:1(入力および確認)
601:空欄(確認なし)
勘定コード表示
101:.(任意入力)
201:空欄(任意入力)
261:空欄(任意入力)
311:-(項目非表示)
601:空欄(任意入力)
ロット分類
101:1(分類をバックグラウンドで実行)
201:1(分類をバックグラウンドで実行)
261:空欄(分岐なし)
311:空欄(分岐なし)
601:空欄(分岐なし)
新規ロット登録
101:空欄
201:空欄
261:空欄
311:G(登録なし)
601:空欄
在庫決定規則
101:0001
201:0001
261:0001
311:空欄
601:空欄
保管場所自動登録
101:オン
201:オフ
261:オフ
311:オン
601:オフ
独立所要量出庫量減少
101:オン
201:オン
261:オン
311:オン
601:オフ
自動購買発注
101:オン
201:オフ
261:オフ
311:オフ
601:オフ
統計関連
101:2(伝票評価及び標準分析)
201:2(伝票評価及び標準分析)
261:2(伝票評価及び標準分析)
311:3(標準分析のみ)
601:2(伝票評価及び標準分析)
比較のまとめ
管理: 移動理由は 5 つとも「-」(項目非表示)です。入庫の 101 だけが借方(S)で、選択パラメータ・自動購買発注が設定されています。出庫の 201・261 は勘定設定がそれぞれ原価センタ・指図で、在庫転送の 311 は U(在庫転送)です。
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