博士
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是非カスタマイズの事例などコメントして欲しいのじゃ!
| T-CODE | S_ALR_87002190 |
| 概要 | 購買発注の承認手続を設定します。 承認グループ・承認コード・承認区分・承認方針・ワークフローの 5 つの画面で設定し、承認方針ごとに、承認する承認コード、承認の順序(承認前提条件)、承認の進み具合に応じた承認区分(承認状況)、承認グループのクラスの特性値(分類)を決めます。 |
| テーブル | T16FG:承認グループ T16FH:承認グループテキスト T16FC:承認コード T16FD:承認コードテキスト T16FB:承認区分: 購買伝票 T16FE:承認フラグテキスト: 購買伝票 T16FS:承認方針 T16FT:承認方針テキスト T16FV:承認前提条件 T16FK:承認状況 T16FW:承認コードへの機能割当 |
カスタマイズ設定
アクティビティ選択
T-CODE:S_ALR_87002190 を実行すると「アクティビティ選択」のダイアログが表示されます。行を選んで「選択」を押すと、その画面が開きます。画面から戻ると同じダイアログに戻り、開いたアクティビティの「実行済」に印が付きます。

- 承認グループ:承認方針をまとめる承認グループと、分類に使うクラスを設定します
- 承認コード:承認グループごとに、承認に使う承認コードを設定します
- 承認区分:伝票の承認状況を表す承認区分と、承認手続が始まった後に伝票を変更したときの扱いを設定します
- 承認方針:承認方針ごとに、承認コード・承認前提条件・承認状況・分類を設定します
- ワークフロー:ワークフローロールが 1 の承認コードに、組織管理のオブジェクトを割り当てます
承認グループ
承認グループを登録し、承認オブジェクトとクラスを割り当てます。この画面には、承認オブジェクトが 2(購買発注、外部購買伝票用)の承認グループだけが表示されます。

主な設定項目
- 承認グループ:1 つまたは複数の承認方針をまとめるキーです。承認グループが違えば、同じ承認方針のキーを使えます(例: 購買依頼の承認グループ 01 と購買発注の承認グループ 02 の両方に、承認方針 S3 を定義できます)
- 承認オブジェクト:承認グループが有効な購買伝票の種類です。1 は購買依頼、2 は購買発注(外部購買伝票用)、3 はサービス受入、4 は引当金です
- クラス:承認グループに割り当てるクラスです。クラスの特性が、承認方針の「分類」で値を設定する項目になります
- テキスト:承認グループの名前です
この例では、承認グループ 02(購買発注承認)と JC に、どちらも承認オブジェクト 2 とクラス REL_CEKKO_JC が割り当てられています。JC のテキストは空欄です。
承認コード
承認グループごとに、承認に使う承認コードを登録します。

主な設定項目
- 承認グループ:承認コードが属する承認グループです
- 承認コード:承認方針の中で、購買伝票を承認するために使うコードです
- ワークフローロール:承認コードをワークフローで処理するかと、承認担当者の決め方です。空欄はワークフローなし、1 はグループ・コード・プラントによるロール割当(「ワークフロー」の画面で割り当てます)、2 はテーブル T16F_PROCESSORS によるロール割当、9 はユーザ Exit によるロール割当です。ワークフローで処理する承認コードでは、承認が必要になると担当者の統合受信ボックスにワークアイテムが届き、そこから伝票を承認または拒否します
- テキスト:承認コードの名前です
この例では、承認グループ 02 に承認コード 01(購買課長)と 02(購買部長)があり、どちらもワークフローロールは 1(グループ、コード、プラントによるロール割当)です。承認グループ JC の承認コード CS と MA は、どちらもワークフローロールが空欄(ワークフローなし)です。
承認区分
伝票の承認状況を表す承認区分を登録します。承認コードで承認すると承認区分が伝票に割り当てられ、承認区分によって伝票の後続の処理ができるかどうかが決まります。

主な設定項目
- 承認区分:購買伝票を後続の機能で処理できるか、後続の機能に対してブロックされているかを表します
- 転送承認済:購買伝票が送信に対して承認済みであることを表します
- 変更可能:承認手続が始まった後に購買伝票が変更されたときの、システムの対応方法です。1 は変更不可、2 は変更可能・新方針決定なし、3 は新規方針での新規承認の場合に変更可、4 は新規方針の新規承認または値変更の場合に変更可、5 は新規方針/発行の新規承認の場合に変更可、6 は新規方針の新規承認または値変更/発行の場合に変更可、空欄は新規方針での新規承認の場合に変更可です。購買依頼には 1〜4、購買発注などの外部購買伝票には 1〜6 を使えます
- 金額変更許容範囲:承認手続が始まった後に購買伝票を変更したとき、正味発注金額の合計が元の金額から増えてよい割合 (%) です。変更可能が 4 または 6 の承認区分で、変更後の金額がこの割合を超えて増えると、それまでの承認はリセットされ、承認手続は最初からやり直しになります
- テキスト:承認区分の名前です
この例では、B は転送承認済がオフで変更可能が空欄、R は転送承認済がオンで変更可能 4・金額変更許容範囲 1.0、X と Z は転送承認済がオンで変更可能 6 です。
承認方針
承認方針の一覧で行を選び、「詳細」を押すと詳細画面が開きます。この例では、アクティビティを選ぶと詳細画面が直接開き、ステータスバーに「エントリが 1 つだけ選択されました」と表示されます。詳細画面から戻ると一覧になります。

- 承認方針の行を選びます
- 詳細:選んだ承認方針の詳細画面を開きます

主な設定項目
- 承認グループ:承認方針が属する承認グループです
- 承認方針:承認方針のキーと、その名前(承認方針テキスト)です
- 承認コード:この承認方針で承認する承認コードです。8 つまで入力できます
- 承認前提条件:承認コードどうしの承認の順序を設定する画面を開きます
- 承認状況:承認コードの承認の組み合わせごとに、伝票に割り当てる承認区分を設定する画面を開きます
- 分類:承認グループのクラスの特性に、値を設定する画面を開きます
- 承認 Simulation:承認方針の承認の流れを試す画面を開きます
この例では、承認グループ JC の承認方針 CD に、承認コード MA と CS が設定されています。
承認前提条件
承認コードごとに、先に承認されている必要がある承認コードを設定します。行が承認する承認コード、列が先に承認が必要な承認コードです。

- 承認コード(行):これから承認する承認コードです
- 承認前提条件(列):先に承認されている必要がある承認コードです
- チェックを付けると、行の承認コードを承認する前に、列の承認コードの承認が必要になります
この例では、CS の行の MA の列にチェックが付いているので、CS は MA が承認された後でないと承認できません。
承認状況
承認コードの承認の組み合わせごとに、伝票に割り当てる承認区分を設定します。

- 承認コード:チェックが付いている承認コードが承認された状態を表します
- 承認区分:その状態のときに伝票に割り当てる承認区分です
この例では、どの承認コードも承認されていないときと MA だけが承認されたときは B、MA と CS の両方が承認されたときは R です。承認区分の画面で、B は転送承認済がオフ、R はオンです。
分類
承認方針に、承認グループのクラスの特性値を設定します。

主な設定項目
- クラスタイプ:承認方針の分類に使うクラスタイプです
- 値 クラス:承認グループに割り当てたクラスと、対象の承認グループ・承認方針です
- 特性テキスト:クラスに割り当てられている特性です
- 特性値:特性ごとに設定する値です
この例では、クラスタイプは 032(承認方針)で、承認グループ JC・承認方針 CD に、ORG-ACH 1010、GRP-ACH T01、COM-COD 1010、VAL-NET >= 10000.00 EUR が設定されています。
分類で使うクラスと特性
承認グループに割り当てたクラスは、T-CODE:CL03 で照会できます。この例では、クラスの「特性」タブにある 4 つの特性が、承認方針の「分類」の画面に並んでいます。

- クラス:照会するクラスです
- クラスタイプ:クラスのクラスタイプです
- 特性:クラスに割り当てた特性の一覧を表示するタブです
- 特性:クラスに割り当てられている特性です
- データタイプ・文字数・小数点以下桁数・数量単位:特性の値の形式です
この例のクラス REL_CEKKO_JC はクラスタイプ 032(承認方針)で、ORG-ACH・GRP-ACH・COM-COD・VAL-NET の 4 つの特性が割り当てられています。VAL-NET はデータタイプ CURR(文字数 15、小数点以下桁数 2、数量単位 EUR)、ほかの 3 つは CHAR です。
それぞれの特性は、T-CODE:CT04 で照会できます。「追加データ」タブの「テーブル項目の参照」に、特性が参照するテーブルと項目が表示されます。

- 特性:照会する特性です
- 追加データ:テーブル項目の参照などを表示するタブです
- テーブル名:特性がテーブルの項目を参照するときの、テーブルの名前です
- 項目名:参照するテーブルの項目名です
この例の ORG-ACH は、CEKKO(通信承認方針決定購買伝票)の項目 EKORG(購買組織)を参照しています。同じように、GRP-ACH は EKGRP(購買グループ)、COM-COD は BUKRS(会社コード)、VAL-NET は GNETW(正味発注金額合計)を参照しています。
つまりこの例では、承認方針 CD の分類に、購買組織 1010・購買グループ T01・会社コード 1010・正味発注金額合計 10,000.00 EUR 以上が設定されています。
承認 Simulation
設定した承認方針で、承認コードを順に承認したときの動きを試せます。

- 最終承認:伝票を承認するのに使う承認コードです。これらの承認コードの担当者が承認しないと、伝票は次の処理に進めません
- 承認区分:伝票の承認状況を表す承認区分です
- 承認シミュレート:承認コードを選んで承認を試す画面を開きます
この例では、最終承認は MA と CS、承認区分は B です。「承認シミュレート」を押すと、承認コードごとに今承認できるかが表示されます。

- Code:承認方針の承認コードです
- 承認オプション:その承認コードを今承認できるかです
- 承認設定/再設定:選んだ承認コードを承認した状態にします。承認済みの承認コードを選んでもう一度押すと、承認が取り消され、承認前の状態に戻ります
この例では、MA が「承認可能です」、CS が「承認前提条件が必要です」です。MA を選んで「承認設定/再設定」を押すと、次のように変わります。

- 承認オプション:承認した後の、それぞれの承認コードの状態です
この例では、MA は「既に承認されています」、CS は「承認可能です」になりました。承認前提条件で設定した順序(CS の前に MA の承認が必要)どおりの結果です。
ワークフロー
承認コードのワークフローロールが 1(グループ、コード、プラントによるロール割当)のときに、承認コードへ組織管理のオブジェクトを割り当てます。承認担当者は、ワークフローの実行時にロール決定で決まります。

主な設定項目
- 承認グループ:承認コードが属する承認グループです
- 承認コード:担当者を割り当てる承認コードです
- テキスト:承認コードの名前です
- オブジェクトタイプ:割り当てる組織管理のオブジェクトのタイプです。作業区・ジョブ・組織ユニット・従業員・ポジション・ユーザから選びます
- 担当者 ID:ワークフロー管理で使う担当者の ID です
この例では、承認グループ 02 の承認コード 01(購買課長)にオブジェクトタイプ S(ポジション)の 50000001(購買発注承認)を、承認コード 02(購買部長)にポジション 50000057 を割り当てています。承認グループ JC の承認コード CS・MA はワークフローロールが空欄で、この画面の割当はありません。
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