博士
ここはみんなで作り上げるノウハウサイトにしていくサイトだぞい。
是非カスタマイズの事例などコメントして欲しいのじゃ!
| T-CODE | OPPT S_ALR_87006555 S_ALR_87005570 |
| 概要 | 計画方針を方針グループにまとめる設定です。 方針グループごとに、主要方針を 1 つと、代替の方針を最大 7 つ指定します。 計画方針は品目計画の手順を表し、計画方針ごとに独立所要量の所要量タイプと得意先所要量の所要量タイプが決まっています。 主要方針は需要管理や受注管理で提案され、必要に応じて、同じ方針グループに入っている別の計画方針に変えられます。 方針グループは、品目マスタの品目に直接割り当てるか、MRP グループに割り当ててから MRP グループを品目に割り当てて使います。 |
| テーブル | T461P:計画方針グループ T461X:計画方針グループテキスト |
カスタマイズ設定
方針グループの一覧
T-CODE:OPPT を実行すると、方針グループの一覧が変更モードで表示されます。T-CODE:S_ALR_87005570 と S_ALR_87006555 でも同じ画面が開きます。画面右上の「照会」と「編集」で、照会モードと変更モードを切り替えます。変更モードでは、ツールバーに「新規エントリ」「別名コピー…」「削除」「変更取消」も表示されます。

主な設定項目
- 方針グループ:特定の品目に使う計画方針をまとめたグループのキーです。品目マスタや MRP グループに割り当てます
- 方針グループテキスト:方針グループの名称です(40 文字まで)
- 位置:方針グループを入力して、一覧をその方針グループの行から表示します
方針グループについてツールバーの「設定ヘルプ」を押すと、この設定の説明が表示されます。方針グループに主要方針と最大 7 つの代替方針をまとめること、主要方針が需要管理や受注管理で提案されること、方針グループの割当先(品目マスタの品目、または MRP グループ)、標準で方針グループが用意されていることが書かれています。

詳細を見る行の左端を選んで「詳細」を押すと、その方針グループの詳細画面に移ります。

- 行:詳細を見る方針グループです(この例では 70 組立レベルでの計画)
- 詳細:選んだ行の詳細画面に移ります
方針グループの詳細
詳細画面では、方針グループに入れる計画方針を「計画方針」の欄で設定します。「主要方針」が 1 つ、「方針」が 7 つあり、入力した計画方針の右に名称が表示されます。

主な設定項目
- 方針グループ:詳細を表示している方針グループと、そのテキストです
- 主要方針:需要管理で提案される計画方針です。需要管理や受注管理では、この主要方針が初期値になり、同じ方針グループの「方針」に入っている計画方針に変えられます
- 方針:主要方針の代わりに選べる計画方針(代替方針)です。最大 7 つ入力できます。使わない欄は空のままにします
この例の 70(組立レベルでの計画)では、主要方針が 70(組立レベルでの計画)、方針の 1 つ目が 40(最終組立あり)で、2 つ目以降は空です。
主要方針と方針に入力できるのは、「定義: 方針」(T-CODE:OPPS)で定義した計画方針だけです。F4 で計画方針の一覧を表示して選びます。

- 方針:計画方針のキーです。この例のシステムには 51 件あります
- 名称:計画方針の名称です
- 独立所要量の所要量タイプ:需要管理の所要量タイプのうち、この計画方針に割り当てられているものです
- 得意先所要量の所要量タイプ:得意先の所要量の所要量タイプのうち、この計画方針に割り当てられているものです
たとえば、10(見込生産)は独立所要量の所要量タイプが LSF(見込生産)、得意先所要量の所要量タイプが KSL(独立所要量削減なし工場出し販売)で、20(受注生産)は独立所要量の所要量タイプが空、得意先所要量の所要量タイプが S40(計画なしの MTO 評価)です。
代表的な方針グループの比較
よく使う方針グループで、主要方針と方針(代替方針)を比べます(この例のシステムの値です。所要量タイプは主要方針の計画方針に定義されているものです)。
10 見込生産
主要方針:10 見込生産(独立所要量の所要量タイプ LSF 見込生産、得意先所要量の所要量タイプ KSL 独立所要量削減なし工場出し販売)
方針:なし
計画方針を 1 つだけ持つ方針グループです。この例のシステムでは 231 品目に割り当てられています。
20 受注生産
主要方針:20 受注生産(独立所要量の所要量タイプ なし、得意先所要量の所要量タイプ S40 計画なしの MTO 評価)
方針:なし
主要方針の 20 には独立所要量の所要量タイプが無く、得意先所要量の所要量タイプだけが割り当てられています。この例のシステムでは 58 品目に割り当てられています。
40 最終組立あり
主要方針:40 最終組立あり(独立所要量の所要量タイプ VSF 最終組立を含む計画、得意先所要量の所要量タイプ KSV 消費/納入を含む受注)
方針:なし
この例のシステムで最も多く使われている方針グループで、2,157 品目に割り当てられています。
70 組立レベルでの計画
主要方針:70 組立レベルでの計画(独立所要量の所要量タイプ VSFB 組立計画、得意先所要量の所要量タイプ なし)
方針:40 最終組立あり
主要方針の 70 に加えて、40 を代替方針として持ちます。需要管理では 70 が提案され、必要なら 40 に変えられます。70 には得意先所要量の所要量タイプが無く、40 には KSV があります。
31 ロット生産 (受注生産) と 32 受注生産 (ロット生産)
31:主要方針 30 ロット生産、方針 20 受注生産
32:主要方針 20 受注生産、方針 30 ロット生産
どちらも 30 と 20 の 2 つの計画方針を持ち、主要方針と代替方針が入れ替わっています。違いは、需要管理や受注管理でどちらの計画方針が提案されるかだけです。30 ロット生産は独立所要量の所要量タイプが空、得意先所要量の所要量タイプが 041(受注/納入所要量)です。

- 主要方針:需要管理で提案される計画方針です。この例では 30(ロット生産)です
- 方針:主要方針の代わりに選べる計画方針(代替方針)です。この例では 20(受注生産)です

- 主要方針:需要管理で提案される計画方針です。この例では 20(受注生産)です
- 方針:主要方針の代わりに選べる計画方針(代替方針)です。この例では 30(ロット生産)です
同じ形の方針グループに、33 ロット生産 (最終組立あり)(主要方針 30、方針 40)と 41 最終組立あり (受注生産)(主要方針 40、方針 20)があります。この例のシステムの 55 件のうち、代替方針を持つのは 70・31・32・33・41・V1・V2 の 7 件で、どれも代替方針は 1 つです。「方針」の 2 つ目以降が入っている方針グループはありません。
設定のポイント
方針グループは、品目マスタの品目に直接割り当てるか、MRP グループに割り当ててから MRP グループを品目に割り当てます。MRP グループへの割当は「割当: MRP グループ -> 方針グループ」(T-CODE:OPPU)で、プラントと MRP グループの組合せごとに方針グループを指定します。
主要方針は需要管理や受注管理で提案され、方針グループに入っている別の計画方針に変えられます。主要方針の候補にしたい計画方針と、代わりに選べるようにしたい計画方針を、1 つの方針グループにまとめておきます。
方針グループに入れる計画方針は、先に「定義: 方針」(T-CODE:OPPS)で定義しておきます。計画方針ごとに、需要管理の所要量タイプ(独立所要量の所要量タイプ)と得意先の所要量の所要量タイプ(得意先所要量の所要量タイプ)が割り当てられています。
方針グループは標準で用意されています。標準の方針グループを必要に応じて変更し、足りないものは新規に登録します。
この設定の IMG 活動は、需要管理の「計画独立所要量」→「計画方針」の下(定義: 方針グループ)と、資材所要量計画の「マスタデータ」→「独立所要量パラメータ」→「計画方針」の下(定義: 計画方針グループ)の 2 か所にあります。どちらも同じテーブルを保守するため、どちらで変更しても同じ方針グループが変わります。
