博士
ここはみんなで作り上げるノウハウサイトにしていくサイトだぞい。
是非カスタマイズの事例などコメントして欲しいのじゃ!
| T-CODE | AO90 S_AL0_96000450 |
| 概要 | 固定資産の取引と減価償却を総勘定元帳のどの勘定に転記するかを、勘定コード表と勘定設定ごとに設定します。 勘定設定は資産クラスの属性で、総勘定元帳の統制勘定(取得価額の貸借対照表勘定)と、取引のときに転記される相手勘定を決めます。 設定は償却領域ごとに行い、「貸借対照表勘定」では取得・除却・再評価などの勘定を、「減価償却」では通常償却・特別償却・臨時償却などの減価償却累計額勘定と費用勘定を、「特別償却引当金」では派生償却領域の特別償却引当金の勘定を指定します。 勘定設定は償却表に依存せず、償却表は画面に表示する償却領域を選ぶためだけに使われます。 |
| テーブル | T095:償却領域用貸借対照表勘定 T095B:値調整のための 勘定コード T095P:派生償却領域のための統制勘定 |
カスタマイズ設定
T-CODE:AO90 を実行すると、左側に「ダイアログ構造」、右側に勘定コード表の一覧が表示されます。ダイアログ構造は「勘定コード表」→「勘定設定」→「貸借対照表勘定」「減価償却」「特別償却引当金」の階層です。一覧で行を選び、ダイアログ構造の下の階層をダブルクリックして進みます。画面の例は、勘定コード表 YCOA の勘定設定 21000(利権ライセンス)、償却領域 1(帳簿償却)です。特別償却引当金の画面は、勘定コード表 INT(モデル勘定コード表)の例です。
勘定コード表の選択

主な設定項目
- ダイアログ構造:この設定の画面の階層です。ダブルクリックした階層の画面に移ります
- 勘定Code表:勘定コード表です。この例では CAJP・INT・YCOA があります
- テキスト:勘定コード表の名称です。この例では、YCOA は「標準勘定コード表」です
YCOA の行を選んで、①の「勘定設定」をダブルクリックします。
勘定設定の一覧

主な設定項目
- 勘定コード表:選んだ勘定コード表です。この例では YCOA(標準勘定コード表)です
- 勘定設定:資産クラスに割り当てる勘定設定のキーです。総勘定元帳の統制勘定と、取引のときに転記される相手勘定は、勘定設定で決まります。この例では 10000・11000・20000・21000 などがあります
- 勘定設定名:勘定設定の名称です。この例では、21000 は「利権ライセンス」です
- 選んだ行:この例では 21000(利権ライセンス)です
行を選んで、ダイアログ構造の「貸借対照表勘定」をダブルクリックします。
貸借対照表勘定の一覧

主な設定項目
- 勘定コード表・勘定設定:設定の対象です。この例では YCOA と 21000(利権ライセンス)です
- 注記:勘定設定は償却表に依存しないこと、償却表は表示する償却領域を選ぶためだけに使われることが表示されます
- 範囲:償却領域です。勘定を設定した償却領域が並びます。この例では 1 と 32 です
- 償却領域名:償却領域の名称です。この例では、1 が「帳簿償却」、32 が「IFRS (国内通貨)」です
- 選んだ行:この例では 1(帳簿償却)です
- 詳細:選んだ償却領域の勘定の詳細画面を開きます
貸借対照表勘定の詳細: 取得と除却
⑥を押すと、償却領域の貸借対照表勘定の詳細画面が表示されます。上半分では、取得と除却の勘定を設定します。

主な設定項目
- 勘定コード表・勘定設定・償却領域:設定の対象です。この例では YCOA・21000(利権ライセンス)・1(帳簿償却)です
- 取得勘定割当:資産の取得に使う勘定です。「貸借対照表勘定 APC」は資産の取得価額を管理する貸借対照表の資産勘定で、この例では 19320000(無形資産)です。ほかに、前払金の取得の勘定、取得価額の反対勘定(この例では 16014100 固定資産取得の仮勘定)、前払金決済勘定、関連会社からの取得の勘定、過年度修正の収益の勘定(この例では 70010000)を設定します
- 除却勘定割当:資産の除却・売却に使う勘定です。資産廃棄損(この例では 71010000)、資産売却収入の決済勘定(画面の表記は「決済勘定: 資産売却益」。この例では 70030000)、資産売却益(この例では 71010100)、資産売却損(この例では 71010000)、関連会社への売却額決済の勘定(この例では 70050000)を設定します。資産売却収入の決済勘定は、除却の転記で入れた資産売却収入の勘定の反対勘定として、売却による正味の収入(売上税を含まない)を決済する損益勘定です。この転記で、売上税を含まない売却損益が決まります。資産売却損は、売却による損失を転記する勘定です
貸借対照表勘定の詳細: 再評価ほか
同じ詳細画面の下半分では、再評価などの勘定を設定します。

主な設定項目
- 再評価勘定割当:取得価額の再評価の勘定(この例では 19320000)と、その相手勘定(この例では 16015000 相殺勘定再評価 APC)です
- 資本化されない原価割合の勘定割当:建設仮勘定を CO 対象へ振り替えるときの原価要素と、資本化差額・営業外費用の勘定です。この例では空欄です
- 貸借対照表勘定(投資援助決済):投資援助の消込勘定です。この例では空欄です
- 払戻勘定:投資援助の返済の決済勘定と、投資援助の再支払の費用勘定です。この例では空欄です
減価償却の一覧
ダイアログ構造の「減価償却」をダブルクリックすると、同じ勘定設定の減価償却の勘定の一覧が表示されます。行を選んで②を押します。

主な設定項目
- 選んだ行:償却領域です。この例では 1(帳簿償却)です
- 詳細:選んだ償却領域の減価償却の勘定の詳細画面を開きます
減価償却の詳細: 通常償却・特別償却・臨時償却

主な設定項目
- 勘定コード表・勘定設定・償却領域:設定の対象です。この例では YCOA・21000・1 です
- 通常償却勘定割当:予定償却(通常償却)の勘定です。「通常減価の減価償却累計額勘定」は償却費用の反対勘定で、間接償却では通常償却の値調整の貸借対照表勘定、直接償却では資産勘定です(この例では 19420000 減価償却累計額無形)。「通常償却の費用勘定」は年次の償却費用の損益勘定です(この例では 64021000 償却費用 – 無形資産)。ほかに簿価を超える通常償却の費用勘定と、評価増による収益の勘定を設定します
- 特別償却勘定割当:特別償却の減価償却累計額勘定・費用勘定・0 未満の費用勘定・評価増からの収益の勘定です。この例では空欄です
- 臨時償却勘定割当:臨時償却の減価償却累計額勘定(この例では 19420000)、臨時償却の年次費用の勘定(この例では 64030000 臨時償却費用)、0 未満の臨時償却の損益勘定、評価増による収益の勘定です
減価償却の詳細: 引当金振替・再評価・利息

主な設定項目
- 引当金振替の勘定割当:引当金振替の値調整勘定・反対勘定・評価増からの収益の勘定です。この例では空欄です
- 償却再評価の勘定割当:通常償却累計額の再評価の勘定(この例では 19420000)と、その相手勘定(この例では 71015000 相殺勘定再評価 償却)です
- 利息勘定割当:利息の費用勘定・利息転記の消込勘定・簿価が 0 未満のときの利息費用の勘定です。この例では空欄です
特別償却引当金
ダイアログ構造の「特別償却引当金」をダブルクリックすると、派生償却領域の特別償却引当金の勘定の一覧が表示されます。特別償却引当金の勘定は、財務会計で割り当てた特別償却を管理する貸借対照表勘定で、直接転記できる勘定(統制勘定でない勘定)にする必要があります。一覧には、作業中の償却表の派生償却領域のうち、償却領域の定義で総勘定元帳の転記を「領域による APC の即時、減価償却の定期的な転記」(償却領域の一覧の表記では「領域による APC の直接転記および償却転記」)にした領域が表示されます。画面の例は、償却表 Z0TH(サンプル償却表: タイ)の派生償却領域 4(特別償却引当金)を、勘定コード表 INT の勘定設定 10000(不動産および不動産同様の権利)で表示したものです。

主な設定項目
- 範囲:償却領域です。派生償却領域の番号が並びます。画面の例では 4 です
- 償却領域名:償却領域の名称です。画面の例では「特別償却引当金」です
- 詳細:選んだ償却領域の特別償却引当金の勘定の詳細画面を開きます
行を選んで③を押すと、その償却領域の特別償却引当金の勘定の詳細画面が表示されます。
特別償却引当金の詳細
特別償却引当金の一覧で行を選んで「詳細」を押すと、派生償却領域の特別償却引当金の勘定割当の画面に移ります。特別償却引当金の残高を管理する貸借対照表勘定と、特別償却引当金への割当・取崩を転記する損益勘定を設定します。画面の例は、勘定コード表 INT(モデル勘定コード表)の勘定設定 10000(不動産および不動産同様の権利)、償却領域 4(特別償却引当金)です。

主な設定項目
- 勘定コード表・勘定設定・償却領域:設定の対象です。償却領域は、作業中の償却表の派生償却領域です。画面の例では INT(モデル勘定コード表)・10000(不動産および不動産同様の権利)・4(特別償却引当金)です
- 特別償却引当金残高:割当済みの特別償却を管理する、財務会計の貸借対照表勘定です。直接転記できる勘定でなければならず、統制勘定にはできません。画面の例では 78000 です
- 費用: 特別償却引当金への割当・特別償却引当金取崩 (総額):特別償却引当金への割当の損益勘定です。
- 費用: 特別償却引当金への割当:特別引当金の割当で発生する費用の勘定です。画面の例では 202000 です
- 特別償却引当金取崩 (総額):償却合計額がプラスのときに、通常償却が転記される勘定です。割当と取崩を別の勘定に転記して、特別引当金の総割当を示せます。割当と同じ勘定を入れると、相殺した正味の割当がこの勘定に転記されます。画面の例では、割当と同じ 202000 です
- 収益: 特別償却引当金取崩・除却後の特別償却引当金取崩:特別償却引当金の取崩による収益の勘定です。
- 収益: 特別償却引当金取崩:特別償却の取崩による収益の勘定です。画面の例では 252000 です
- 除却後の特別償却引当金取崩:資産の除却の結果として転記される、特別償却の取崩による収益の勘定です。画面の例では 290000 です
- 資産売却益・資産売却損・関連会社への売却額決済:この償却領域の資産売却の勘定です。資産売却益・資産売却損を入れると、資産売却による特別引当金の取崩の収益は別に転記されず、売却損益の計算に含まれます。画面の例では、3 つとも空欄です
- 資産売却益:資産または資産の一部の売却による収益の勘定です
- 資産売却損:資産または資産の一部の売却による損失の勘定です
- 関連会社への売却額決済:関連会社への資産売却による収益を決済する勘定です
