博士
ここはみんなで作り上げるノウハウサイトにしていくサイトだぞい。
是非カスタマイズの事例などコメントして欲しいのじゃ!
| T-CODE | S_ALR_87009127 OBA7 AO71 |
| 概要 | 固定資産の減価償却を総勘定元帳に定期転記するときに使う伝票タイプを、会社コードごとに指定します。 SAP は償却転記用の伝票タイプとして AF を用意しています。償却転記の伝票タイプは、内部採番の番号範囲を使うように定義しておく必要があります。 この設定は 2 つのアクティビティからなり、伝票タイプそのものの定義と、会社コードへの償却転記の伝票タイプの割当を行います。 |
| テーブル | T003:伝票タイプ T003T:伝票タイプテキスト T093C:資産管理システムの会社コード定義 |
この記事のポイント
カスタマイズ設定
T-CODE:S_ALR_87009127 を実行すると、アクティビティを選ぶダイアログが表示されます。
アクティビティの選択

主な設定項目
- 定義: 伝票タイプ:償却転記に使う伝票タイプそのもの(番号範囲・転記できる勘定タイプなど)を定義します。T-CODE:OBA7 の画面が開きます
- 定義: 償却転記の伝票タイプ:会社コードごとに、償却転記で使う伝票タイプを指定します。T-CODE:AO71 と同じ画面が開きます
伝票タイプの一覧
①をダブルクリックすると、ビュー「伝票タイプ」の一覧が表示されます。すべての伝票タイプが並ぶので、償却転記に使う伝票タイプの行を選んで詳細を開きます。伝票タイプの設定全体は「定義: 伝票タイプ」(T-CODE:OBA7)の記事で扱います。

主な設定項目
- タイプ:伝票タイプです。会計伝票を分類するキーで、伝票入力の制御や伝票に割り当てる番号範囲は伝票タイプをもとに決まります
- テキスト:伝票タイプのテキストです。この伝票タイプで転記する取引を表します
- 償却転記の伝票タイプの行:この例では AF(償却転記)です
- 詳細:選んだ行の伝票タイプの詳細画面を開きます
伝票タイプの詳細
④を押すと、伝票タイプ AF の詳細画面が表示されます。

主な設定項目
- 伝票タイプ:設定の対象の伝票タイプです。この例では AF(償却転記)です
- 番号範囲:この伝票タイプの伝票に採番する番号範囲を識別する番号です。償却転記の伝票タイプは、内部採番の番号範囲を使う必要があります。この例では 03 です
- 反対仕訳伝票タイプ:伝票を反対仕訳するときに使う伝票タイプです。指定しなければ、元の伝票の伝票タイプが使われます。この例では空欄です
- 権限グループ:権限オブジェクトと組み合わせて、伝票タイプへの権限保護を広げるためのグループです。この例では空欄です
- 勘定タイプ:この伝票タイプで転記できる勘定の種類(資産・得意先・仕入先・品目コード・総勘定元帳・二次原価)です。この例では、資産と総勘定元帳がオンです
- 管理データ:正味転記伝票タイプ・得意先か仕入先・マイナス転記可・会社間転記・取引先入力の各フラグです。マイナス転記可をオンにすると、個別明細をマイナス転記にできます(会社コードでマイナス転記が許可されていない場合は無視されます)。この例では、マイナス転記可だけがオンです
- Batch Inputのみ:オンにすると、バッチインプットで登録する転記にだけこの伝票タイプを使えます。この例ではオフです
- 外国通貨伝票用換算レートタイプ:外貨の伝票で提案する換算レートタイプです。指定しなければ平均レート M が使われます。この例では空欄です
- 伝票入力時の必須項目:参照番号と伝票ヘッダテキストを、伝票入力で必須にするかどうかを決めます。この例では、どちらもオフです
- JV(借方フラグ・貸方フラグ):合弁事業で使う、伝票タイプの借方明細・貸方明細の内部リカバリフラグです。この例では空欄です
会社コードへの償却転記の伝票タイプの割当
アクティビティ選択で②をダブルクリックすると、ビュー「FI-AA: “償却記帳伝票タイプ”」の一覧が表示されます。会社コードごとに、償却転記で使う伝票タイプを指定します。

主な設定項目
- 会社Cd:会社コードです。この例では 1010 などがあります
- 会社名:会社コードの名称です。表示だけで、ここでは変更できません
- 伝票タイプ:減価償却の定期転記に使う伝票タイプです。この例では、どの会社コードも AF です
- テキスト:③の伝票タイプのテキストです。表示だけで、ここでは変更できません。この例では「償却転記」です
