博士
ここはみんなで作り上げるノウハウサイトにしていくサイトだぞい。
是非カスタマイズの事例などコメントして欲しいのじゃ!
| T-CODE | S_ALR_87007122 |
| 概要 | 販売エリアに対して許可された販売伝票タイプ割当に関連するカスタマイズになります。 このカスタマイズの目的は、販売エリアごとに使用できる販売伝票タイプを制限し、その許可設定を参照販売エリアで共通化することです。すべての販売エリアですべての販売伝票タイプを使用できる場合は、設定は不要です。 SAPでは、販売エリア(販売組織 × 流通チャネル × 製品部門)ごとに、どの販売伝票タイプ(例:標準受注 OR)が使用できるかを割り当てる必要があります。しかし、例えば10個の販売組織があり、それぞれで同じ設定をするのは非常に手間がかかります。また、将来設定を変更する際に、10個すべてを修正する必要があり、メンテナンスも大変です。 そこで、「代表」となる販売組織(参照販売組織)を決め、その代表に対して設定を行っておけば、他の販売組織はその設定を「参照」するだけで済むようになります。これがこのカスタマイズの考え方です。 ・組合せ: 販売組織 販売組織×参照販売組織 (=販売エリア別)の組み合わせを定義します。 ・組合せ: 流通チャネル 流通チャネル×参照流通チャネルの組み合わせを定義します。 ・組合せ: 製品部門 製品部門×参照製品部門の組み合わせを定義します。 ・割当: 販売エリアに対して許可された販売伝票タイプ 参照販売組織×参照流通チャネル×参照製品部門別に使用できる販売伝票タイプを定義します。 SAP導入時にメンテナンスします。 |
| テーブル | TVKO:組織単位: 販売組織 TVKOV:組織単位: 販売組織別流通チャネル TVKOS:組織単位: 販売組織別製品部門 TVAKZ:販売伝票: 販売組織別使用可能受注タイプ |
この記事のポイント
カスタマイズ設定
アクティビティ選択画面が表示されます。

メンテナンスをしたい項目をダブルクリックします。
組合せ: 販売組織

主な設定項目
- 販組 (販売組織):設定を行いたい、個々の販売組織です。
- 参照 SOrg (参照販売組織):販組 の販売組織は、ここで指定された参照販売組織のマスタ設定(伝票タイプの許可設定など)を共有・参照することになります。
組合せ: 流通チャネル
先ほどの「販売組織」と全く同じです。目的は、流通チャネルのマスタ設定を共通化し、メンテナンスを効率化することです。
「卸売」と「Web販売」で、使用できる受注伝票の種類が同じ場合、それぞれに設定をするのは非効率です。そこで、「卸売」を「代表」(参照流通チャネル)として定義しておけば、「Web販売」はその設定を「参照」するだけで済みます。

主な設定項目
- 販組 (販売組織):どの販売組織に属する流通チャネルに対するものかを定義します。流通チャネルの設定は、必ず販売組織とセットで考えます。
- 流チ (流通チャネル):設定を行いたい、個々の流通チャネルです。
- 参照流通チ (参照流通チャネル):ここで指定された代表チャネルの設定が、
流チの流通チャネルに適用されます。
組合せ: 製品部門
この設定の目的も、これまでの販売組織・流通チャネルと同様に、製品部門ごとのマスタ設定を共通化し、設定作業を効率化することにあります。
例えば、「完成品部門」と「スペアパーツ部門」で利用できる受注伝票タイプが全く同じ場合、それぞれの部門に対して設定を行うのではなく、「完成品部門」を「代表」(参照部門)とすることで、設定を共通化できます。

主な設定項目
- 販組 (販売組織):どの販売組織に属する製品部門に対するものかを定義します。
- Div (Division / 製品部門):設定を行いたい、個々の製品部門です。
- 参照部門 (参照製品部門):
Divで指定された製品部門は、ここで指定された参照部門の設定をそのまま利用します。
割当:販売エリアに対して許可された販売伝票タイプの割当
この画面の目的は、前のステップまでで定義した「代表の販売エリア(参照販売エリア)」に対して、実際に使用を許可する販売伝票タイプを割り当てることです。
ここでの設定が、すべての販売エリアにおける伝票タイプ利用可否の最終的なルールとなります。

主な設定項目
- 参照組織 / 参照チャネル / Div (参照販売エリア):前までのステップで定義した「代表」となる販売組織、流通チャネル、製品部門の組み合わせを指定します。※個々の販売エリア(例:
0002/02/02)を直接指定するのではない点に注意 - 販タ (販売伝票タイプ):上記の参照販売エリアで使用を許可する販売伝票タイプ(例:
OR標準受注,CRクレジットメモ依頼)を指定します。
