博士
ここはみんなで作り上げるノウハウサイトにしていくサイトだぞい。
是非カスタマイズの事例などコメントして欲しいのじゃ!
| T-CODE | OVA2 S_ALR_87006343 |
| 概要 | 伝票を登録するときに入力が必要な項目を、不完全決定表として定義する設定です。 決定表は、販売伝票のヘッダ・明細や出荷伝票のヘッダ・明細などのグループごとに作ります。 伝票で決定表の項目が入力されていないと、その伝票は不完全とみなされ、項目が不完全ログに表示されます。 項目ごとにステータスグループを割り当てて、ステータスメッセージを記録するか、伝票の後続の処理をブロックするかなどを制御します。 作った決定表は、「割当: 不完全決定表」で伝票タイプなどに割り当てます。 |
| テーブル | TVUVG:不完全管理 – オブジェクトカテゴリ TVUVO:不完全管理: オブジェクトカテゴリ – テキスト TVUV:不完全管理: 決定表 TVUVT:不完全管理: 決定表 – テキスト TVUVF:不完全管理: 項目 |
カスタマイズ設定
SPRO の「Sales and Distribution > Basic Functions > Log of Incomplete Items」「Sales and Distribution > Basic Functions > SEPA」「Logistics Execution > Shipping > Basic Shipping Functions > Incompletion Control for Deliveries」の「Define Incompleteness Procedures」は同じ IMG 活動で、どこから開いても同じ画面です。
T-CODE:OVA2 を実行すると、画面左のダイアログ構造に「グループ」「決定表」「項目」の 3 つの階層が表示されます。グループを選んで「決定表」を開き、決定表を選んで「項目」を開きます。
グループ
グループは、不完全決定表を作る対象(販売伝票のヘッダ・明細などのオブジェクト)です。グループの一覧から、決定表を作るグループを選び、ダイアログ構造の「決定表」をダブルクリックします。

主な設定項目
- Group:決定表を作る対象のオブジェクト(販売伝票のヘッダ・明細など)を表すキーです。この例では、A から H までの 7 つがあります
- 内容説明:グループの名称です。この例では、A は「販売 – ヘッダ」です
- 決定表を作るグループを選びます。この例では、A(販売 – ヘッダ)を選んでいます
- 決定表:選んだグループの決定表の一覧を開きます
この例のシステムには、次の 7 つのグループがあります。出荷伝票の決定表は、G(出荷伝票ヘッダ)と H(出荷伝票明細)のグループで作ります。
・A:販売 – ヘッダ
・B:販売 – 明細
・C:販売 – 納入日程行
・D:取引先
・F:営業活動
・G:出荷伝票ヘッダ
・H:出荷伝票明細
決定表
グループを選んでダイアログ構造の「決定表」をダブルクリックすると、そのグループの決定表の一覧が表示されます。決定表には、伝票を登録するときに不完全かどうかをチェックする項目をまとめます。決定表を選び、ダイアログ構造の「項目」をダブルクリックすると、その決定表の項目が表示されます。

主な設定項目
- Group:選んだグループです。この例では、A(販売 – ヘッダ)です
- 決定表:不完全決定表を一意に識別する番号です。番号はグループをまたいで一意です。この例では、10・11・12 などがあります
- 内容説明:決定表の名称です。この例では、11 は「標準受注」です
- 項目を確かめる決定表を選びます。この例では、11(標準受注)を選んでいます
- 項目:選んだ決定表でチェックする項目の一覧を開きます
この例のシステムでは、グループ A(販売 – ヘッダ)に 10(引合/見積)・11(標準受注)・12(販売契約)・14(クレジットメモ)などがあり、グループ G(出荷伝票ヘッダ)に K0(出荷伝票 1)・K1(最小出荷伝票)、グループ H(出荷伝票明細)に L0(出荷伝票明細 1)・L1(最小出荷明細)などがあります。
項目
決定表の項目の画面には、その決定表でチェックする項目が一覧で表示されます。画面の上部には、選んだグループと決定表が表示されます。項目はテーブル名と項目名で指定します。

主な設定項目
- テーブル:チェックする項目が格納されるテーブルです。この例では、VBAK(販売伝票: ヘッダデータ)と VBKD(販売伝票: ビジネスデータ)です
- 項目名:チェックする項目の項目名です。テーブル名と項目名で、決定表に含める項目を一意に識別します。この例では、AUDAT・WAERK・BSTKD などです
- テキスト:項目の名称です。この例では、AUDAT は「伝票日付」です
- 画面:不完全ログから項目を選んだときに表示する画面の機能コードです。不足しているデータを入力できる画面に移ります。この例では、AUDAT は KKAU です
- ステータスグループ:項目に割り当てるステータスグループです。項目が入力されていないときに、どのステータスメッセージを記録するか、どの後続の処理をブロックするかを決めます。この例では、AUDAT は 01 です
- 警告:必須の項目に入力しなかったときに警告を表示するかを指定します。受注処理で受注入力画面に表示される項目だけに設定します。出荷処理では、この区分は使われません。この例では、BSTKD と ZTERM がオンです
- 処理順序:不完全な項目を処理する順序です。小さい値の項目から表示され、値を入力しない項目は一覧の最後に表示されます。この例では、すべて 0 です
この例のシステムの決定表 11(標準受注)には、VBAK(販売伝票: ヘッダデータ)の AUDAT(伝票日付)・WAERK(伝票通貨)と、VBKD(販売伝票: ビジネスデータ)の BSTKD(得意先参照)・INCO1(インコタームズ)・MNDID(委任参照)・PRSDT(価格設定日付)・ZTERM(支払条件)が登録されています。
ステータスグループは、別の設定「定義: ステータスグループ」(T-CODE:OVA0、S_ALR_87006327)で定義します。ステータスグループごとに、一般・出荷・請求伝票・価格設定・ピッキング/受入・梱包・在庫移動転記のどのステータスに関係するかを決めます。
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