| 06/027 | 仕入先 & が購買組織 & に対して登録されていません Supplier & has not been created for purchasing organization & | MM
ME21N ME11 XK01 MK01 | 【原因】仕入先マスタに、発注や購買情報で指定した購買組織のデータ(LFM1)がないときに出る。経理が FK01(会社コードのみ)で仕入先を作り購買組織データを作っていない、新しい購買組織を追加したが既存仕入先を拡張していない、仕入先登録時に購買組織を入れ忘れた、といったケースが多い。S/4HANA では仕入先を BP で管理するため、購買組織データの追加も BP で行う。 【解決策】 ① T-CODE:XK03 または BP で、仕入先に該当購買組織のデータがあるか確認する。 ② ない場合は T-CODE:XK01・T-CODE:MK01(S/4HANA では BP のロール FLVN01 で購買組織を追加)で、既存の仕入先番号と購買組織を指定して購買データを拡張する。 ③ 拡張後に購買発注(T-CODE:ME21N)や購買情報(T-CODE:ME11)を作り直す。 ④ 購買組織が会社コードに割り当たっているか(OX01)も確認する。 【確認テーブル】LFM1 LFA1 T024E 【SPRO】企業構造 > 割当 > 購買 > 購買組織の会社コードへの割当 | Purchase Order creation Error (Message no. 06027) Vendor 130310001 has not been created for purchasing organization 0201 |
| 06/028 | 購買発注日が過去日付になっています Purchase order date is in the past | MM
ME21N ME22N | 【原因】購買発注の伝票日付が当日より前のときに出る警告で、過去日付の発注を防ぐためにシステムメッセージ属性でエラーに変えている会社が多い。保留中の発注を翌日以降に保存すると、保存時点で日付が過去と判定されるため、この設定ではエラーになる。標準は警告だが、エラーに変えている場合は保存できなくなる。メッセージ種別は購買のシステムメッセージ属性で管理される。 【解決策】 ① サービス以外の発注なら、発注ヘッダの伝票日付を当日に変更して保存する。 ② サービス発注の保留では、06 028 が警告の場合しか保留機能を使えない(KBA 1801559)。 ③ 再編集時に伝票日付が入力できず保存できない場合は、SAP Note 360086 を確認する。 ④ 保留発注は作成した日のうちに完成・保存する運用にする。 ⑤ 過去日付を例外的に認める必要があるなら、システムメッセージ属性で 06 028 の種別をユーザ単位で設定することも検討する。 【確認テーブル】EKKO T160M 【SPRO】購買 > 環境データ > システムメッセージ属性の定義 | Saving Held PO: Getting Error Msg 06028 |
| 06/055 | 購買依頼 & 明細 & は購買発注に対して承認されていません Purchase requisition &, item &, not released for ordering | MM
ME21N ME54N ME55 ME53N | 【原因】リリース戦略の対象になっている購買依頼を、最終リリース前に購買発注へ変換しようとしたときに出る。購買依頼が金額・購買グループなどの条件でリリース戦略に該当している、途中の段階で承認が止まっている、変更により再びリリース待ちになった、といった原因がある。メッセージはプログラムでエラー固定のため、システムメッセージ属性で警告にはできない。 【解決策】 ① T-CODE:ME53N で購買依頼のリリース戦略タブを開き、どの段階まで承認済みかを確認する。 ② 未承認の段階を T-CODE:ME54N(個別)または T-CODE:ME55(一括)でリリースしてもらい、その後購買発注を作成する。 ③ 発注作成を承認前でも許したい場合は、リリース戦略のリリース区分で各段階を「発注可」に設定する方法がある。 ④ 未リリースなのに発注が作れてしまう逆の現象は不具合の可能性があるので SAP Note を確認する。 【確認テーブル】EBAN T16FS T161S 【SPRO】購買 > 購買依頼 > リリース手順 > 分類を使用した手順 > 分類を使用した手順の設定 | Error message Purchase requisition &, item &, not released for ordering |
| 06/076 | 購買依頼 & 明細 & の品目はすでに全数量購買発注済です Materials of requisition & item & alr. ordered in full | MM
ME21N ME22N ME53N | 【原因】購買依頼明細の数量が既に全量、購買発注に変換済みのときに出る。同じ購買依頼から二重に発注しようとした場合が典型。メッセージ種別はシステムメッセージ属性で変えられ、二重発注を止めるためにエラーにしている会社もある。参照元の事例では、エラーにしたのに T-CODE:ME21N・T-CODE:ME22N でしか効かず、旧トランザクションの ME21・ME22 では止まらないことが問題になった。 【解決策】 ① T-CODE:ME53N で購買依頼明細の発注済み数量と、関連する購買発注を確認する。 ② 既存の発注が誤りなら、その発注明細を削除すれば購買依頼の残数量が戻る。 ③ 二重発注を止めたい場合はシステムメッセージ属性で 06 076 をエラーにする。 ④ ME21・ME22 など旧トランザクションで効かない場合は、利用者に T-CODE:ME21N・T-CODE:ME22N を使わせる。サービス明細が絡むなら、参照元の回答にあるとおり外部サービス管理の「サービスの既定値」の設定も確認する。 【確認テーブル】EBAN EKPO 【SPRO】購買 > 環境データ > システムメッセージ属性の定義 / 在庫/購買管理 > 外部サービス管理 > 供給元決定と既定値 > クライアントの既定値 | Message No 06076 ordered in full |
| 06/218 | 正味価格は 0 以上でなければいけません Net price must be greater than 0 | MM
ME21N ME11 MEK1 XK02 M/08 | 【原因】購買発注明細の正味価格が 0 以下なのに、請求書受領フラグが付いているときに出る。購買情報や条件レコード(PB00)がない、手入力価格条件(PBXX)なのに価格を入れていない、仕入先の計算スキーマグループが未割当で計算スキーマが決まらない、価格条件に統計フラグが付いている、在庫転送発注で価格が決まらない、などが原因になる。 【解決策】 ① T-CODE:ME21N の明細条件タブで価格条件の金額を確認し、「分析」ボタンで計算スキーマとアクセス順序のどこで値が取れていないかを見る。 ② 計算スキーマ(T-CODE:M/08)で価格条件 PB00 に統計フラグが付いていれば外す。参照元ではこれで解決した。 ③ 購買情報(T-CODE:ME11)や条件レコード(T-CODE:MEK1)に有効な価格があるか確認する。 ④ 仕入先マスタの購買データに計算スキーマグループが入っているか(XK02/BP)、計算スキーマ決定の設定を確認する。 ⑤ 無償品なら明細を無償フラグにするか請求書受領フラグを外す。 【確認テーブル】EINE KONP A017 LFM1 T683S 【SPRO】購買 > 条件 > 価格決定の定義 > 計算スキーマの定義と割当 | Net price must be greater than 0 Message no. 06218 |
| 06/280 | 品目 & に対する出荷データが決定できません Not possible to determine shipping data for material & | MM
ME21N OLME MM02 OVL2 XK02 | 【原因】在庫転送発注で出荷データ(出荷ポイントなど)が決まらないときに出る。品目マスタの販売ビューに積載グループがない、品目が出庫側の販売エリアに拡張されていない、入庫側プラントの得意先や出荷条件がない、出荷条件・積載グループ・プラントから出荷ポイントを決める割当がない、などが原因になる。参照元の事例では、仕入先マスタに供給プラントを割り当てていなかったことが最終的な原因だった。 【解決策】 ① 仕入先マスタの購買データで「追加購買データ」を開き、供給プラントが割り当てられているか確認する。 ② T-CODE:MM02 の販売ビューで積載グループを確認し、出庫側の販売エリアにも品目を拡張する。 ③ 入庫側プラントに割り当てた得意先と、その出荷条件を確認する。 ④ T-CODE:OVL2 で出荷条件・積載グループ・プラントの組合せに出荷ポイントが割り当たっているか確認する。 ⑤ T-CODE:OLME の在庫転送発注の設定で、プラントの出荷データと、伝票タイプと納入タイプの割当を確認する。 【確認テーブル】MVKE MARC TVSTZ T161V 【SPRO】購買 > 購買発注 > 在庫転送発注の設定 > 伝票タイプへの納入タイプとチェックルールの割当 / ロジスティクス実行 > 出荷 > 出荷基本機能 > 出荷ポイントと品目搬入ポイントの決定 > 出荷ポイントの割当 | Not possible to determine shipping data for material 100100051 |
| 06/722 | 所要の供給元一覧にもかかわらず品目 & が供給元一覧に含まれていません Material & not included in source list despite source list requirement | MM
ME21N ME22N ME01 MM02 OME5 | 【原因】品目マスタ購買ビューの源泉リスト要否フラグ、またはプラントの設定(T-CODE:OME5)で源泉リストが必須になっているのに、発注で指定した仕入先・購買組織が源泉リストに有効期間内で登録されていないときに出る。発注作成後に品目へ源泉リスト要否フラグを付けたため、既存発注の変更時に出ることもある。源泉リストの有効期限切れや、有効期間の重複が原因のこともある。 【解決策】 ① T-CODE:ME03 で品目・プラントの源泉リストを表示し、仕入先・購買組織・有効期間・契約番号を確認する。 ② 不足していれば T-CODE:ME01 で源泉リストを登録または有効期間を延長する。 ③ 源泉リストを必須にする必要がなければ、T-CODE:MM02 購買ビューの源泉リストフラグを外す。プラント単位の設定は T-CODE:OME5 で確認する。 ④ 登録直後に出る場合は発注画面を一度閉じて開き直す。 【確認テーブル】EORD MARC T024W 【SPRO】購買 > 源泉リスト > プラント別源泉リスト要否の定義 | PO Error as source not included in list despite source list requirement |
| 06/849 | 得意先 & は登録されていません (プラント & のエントリを変更してください) Customer & does not exist (please change entry in plant &) | MM
ME21N OLME XD03 VD03 MM02 | 【原因】出荷処理付きの在庫転送発注で、入庫側プラントに割り当てた得意先が存在しない、または出庫側プラントの販売エリアに得意先が拡張されていないときに出る。開発環境で作った得意先番号が品質保証・本番と番号範囲が違い、プラントの出荷データ設定が実在しない得意先を指していることもある。得意先の販売エリアデータと出庫側プラントの販売組織の不一致が典型的な原因である。 【解決策】 ① T-CODE:SPRO の「在庫転送発注の設定 > プラントの出荷データ定義」で、入庫側プラントに割り当てた得意先番号と出庫側プラントの販売エリアを確認する。 ② T-CODE:XD03・T-CODE:VD03 で得意先が存在し、出庫側プラントの販売組織・流通チャネル・製品部門に拡張されているかを確認し、なければ拡張する。 ③ 移送後に出る場合は、各システムで得意先番号を合わせるか出荷データの得意先を手作業で直す。 【確認テーブル】T001W KNVV KNA1 T161W 【SPRO】購買 > 購買発注 > 在庫転送発注の設定 > プラントの出荷データの定義 | Not possible to determine shipping data for material 100100051 |
| 06/881 | (品質上の理由により) & までの購買発注のみ承認されます Purchase orders released until & only (for quality reasons) | MM
ME21N QI01 QI02 MM02 QI06 | 【原因】品目マスタで調達における QM が有効になっており、品目・仕入先・プラントの品質情報レコード(T-CODE:QI01)に「発注リリース期限」が設定されていて、その日付を過ぎた(または近い)購買発注を作成しようとした。仕入先の品質保証契約の期限切れなどを知らせるもの。標準では警告で、購買のシステムメッセージ設定だけではエラーに変わらないという相談が多く、制御は QM 側の管理キーと出荷ブロックで行う。 【解決策】 ① QI02/QI03 で品目・仕入先・プラントの品質情報レコードのリリース期限を確認し、品質保証契約が更新されていれば期限を延長する。 ② 品目マスタの品質管理ビューで「調達における QM 有効」と QM 管理キーを確認する。 ③ 発注を止めたい場合は T-CODE:SPRO の QM 管理キー定義で該当キーのメッセージモードを確認し、出荷ブロック(購買発注のブロック)を定義して仕入先マスタまたは品質情報レコードに設定する。 ④ 仕入先単位のブロックは 06 883 など関連メッセージも合わせて確認する。 【確認テーブル】QINF MARC LFA1 【SPRO】品質管理 > ロジスティクスにおける QM > 購買における QM > 管理キーの定義 / 品質管理 > ロジスティクスにおける QM > 購買における QM > 出荷ブロックの定義 | unable to convert the warning message to error message no.06881 |
| C+ | Valuation area &1 not yet productive with material ledger | MM
MIGO MM01 CKMSTART OMX1 CKM9 | 【原因】S/4HANA では品目元帳が必須で、評価レベル(プラント)ごとに品目元帳を本稼働状態にする必要がある。新しいプラント・評価レベルを追加した際に品目元帳の有効化(T-CODE:OMX1)や本稼働設定(T-CODE:CKMSTART)を行っていないと、T-CODE:MIGO の入出庫や T-CODE:MM01 の会計ビュー登録時にこのメッセージが出る。旧来の IMG メニューパスは S/4HANA では見つからないことがある。 【解決策】 ① T-CODE:CKM9 で該当評価レベルの品目元帳設定を確認する。 ② OMX2・OMX3 の設定を確認し、T-CODE:OMX1 で評価レベルの品目元帳を有効化する。 ③ T-CODE:CKMSTART で評価レベルを本稼働に設定する。参照元では、T-CODE:OMX1 の設定が済んでいてもこのエラーが出ており、T-CODE:CKMSTART の実行で解消した(元に戻せないので設定内容を確認してから実行)。 ④ 既に在庫金額がある評価レベルでは、品目元帳の移行処理が必要になるので SAP Note を確認する。 【確認テーブル】T001K CKMLHD 【SPRO】管理会計 > 製品原価管理 > 実際原価計算/品目元帳 > 評価レベルの品目元帳有効化 | How to resolve error Valuation area XXXX not yet productive with material ledger |
| CVI_MAPPING/018 | 勘定グループ &1 およびグループ化 &2 の番号範囲は異なります The number ranges for account group &1 and grouping &2 are different | MM
SPRO XKN1 XDN1 BUCF | 【原因】得意先・仕入先と BP(ビジネスパートナ)の同期(CVI)の設定で、勘定グループと BP グルーピングを割り当てるときに「同一番号」を指定しているのに、両者の番号範囲が一致していないと出る。参照元は ECC から S/4HANA への移行準備で、ECC 側で得意先・仕入先勘定グループを BP グルーピングに割り当てた事例。「同一番号」を外すと、同期先の番号範囲が外部採番の場合は「同一番号のグルーピングしか使えない」という別のエラー(CVI_MAPPING 040)になる。 【解決策】 ① 同期の方向と、同期先の番号範囲を確認する(得意先・仕入先から BP へ同期するなら BP グルーピング、BP から仕入先へ同期するなら仕入先勘定グループが同期先)。 ② 番号を同じにする場合は、両方の番号範囲を一致させ、同期先を外部採番にして「同一番号」を指定する。 ③ 番号を分ける場合は「同一番号」を外し、同期先の番号範囲を内部採番にする。 ④ 番号範囲は BP グルーピングを T-CODE:BUCF、仕入先勘定グループを T-CODE:XKN1、得意先勘定グループを T-CODE:XDN1 で確認する。 【確認テーブル】TB001 T077K CVI_VEND_LINK LFA1 【SPRO】得意先/仕入先統合 > ビジネスパートナ設定 > 仕入先統合の設定 > フィールド割当 > BP グルーピングと仕入先勘定グループの割当 | BP CVI – Error : The number ranges for account group & grouping are different |
| FF/707 | 入力した税額が不適切です (コード &1、金額 &2)、&3 &4 を修正してください Tax entered incorrect (code &1, amount &2), correct &3 &4 | MM
MIRO FTXP FS00 OBA5 | 【原因】入力した税額が、税コードの税率から計算した額と丸め誤差を超えて違うときに出る。T-CODE:MIRO で税額を手入力した、発注の税コードと請求書の税コードが違う、勘定コード側の「税なし転記許可」の設定、税コードの属性で「チェック」区分がオンになっている、などが原因になる。会計伝票の直接入力(T-CODE:FB60 等)でも出る。 【解決策】 ① T-CODE:MIRO で発注明細の税コードと請求書の税コードが一致しているか確認する。 ② 手入力した税額を消して「税計算」をオンにし、システムに計算させる。 ③ 勘定コード(T-CODE:FS00)の管理データタブで「税なし転記許可」など税区分の設定を確認する。 ④ T-CODE:FTXP で税コードの属性(チェック区分)を確認する。オフにすると警告になるが、金額の誤りが通るので推奨しない。 【確認テーブル】T007A RBTX SKB1 【SPRO】財務会計 > 財務会計グローバル設定 > 税 > 計算 > 売上税コードの定義 | Tax entered incorrect Message No FF707 in MIRO |
| M3/180 | 評価クラス & は品目タイプ & に対して使えません Valuation class & not allowed for material type & | MM
MM01 MM02 OMSK OMS2 OBYC | 【原因】品目マスタ会計ビューに入れた評価クラスが、品目タイプに割り当てた勘定カテゴリ参照で許可されていないときに出る。評価クラスは勘定カテゴリ参照にひも付き、品目タイプも 1 つの勘定カテゴリ参照を持つため、両者が一致しないと登録できない。既定で提案される評価クラス自体が誤っていることもある。評価クラスと勘定カテゴリ参照の対応はテーブル T025、品目タイプと勘定カテゴリ参照の対応は T134 に保存されている。 【解決策】 ① T-CODE:OMS2 で品目タイプに割り当てた勘定カテゴリ参照を確認する。 ② T-CODE:OMSK で入力したい評価クラスがその勘定カテゴリ参照に割り当たっているかを確認し、必要なら割当を追加する(または正しい評価クラスを使う)。 ③ 新しい評価クラスを使う場合は T-CODE:OBYC で BSX などの勘定コードも登録する。 ④ プラント単位で評価クラスを制限したい場合は標準ではできないので、ユーザエグジット MGA00001 などでのチェックを検討する。 【確認テーブル】T025 T134 MBEW 【SPRO】在庫管理と実地棚卸 > 評価と勘定設定 > 勘定決定 > 評価クラスの定義 | Material master creation error Message no. M3180 ERROR in Material Master |
| M3/189 | 基本数量単位は変更できません “エラー照会” を選択してください The base unit of measure cannot be changed; choose “Display errors” | MM
MM02 MMBE MB51 ME2M QP02 CA02 CA98 | 【原因】品目の基本数量単位を変更しようとしたが、当期・前期の在庫、削除フラグのない購買依頼・購買発注・納入日程契約、計画手配・製造指図・受注などの未完了伝票、作業手順・検査計画などが存在するため変更できないときに出る。変更したい単位が既に代替単位として登録されていることも原因になる。T-CODE:MMBE で在庫がゼロでも、他の伝票が残っていれば変更できない。 【解決策】 ① T-CODE:MM02 で「エラー表示」を押し、どの在庫・伝票が原因かを一覧で確認する(ダイアログ時のみ表示)。 ② 在庫は当期・前期ともゼロにし、関係する購買依頼・購買発注・計画手配・予約などは完了・削除フラグ付与を行う。 ③ 検査計画は T-CODE:QP02 で無効化、作業手順は T-CODE:CA02 で削除フラグを付ける。それでも消えない場合はアーカイブ(T-CODE:CA98 など)が必要になることがあり、SAP Note 2827049 も確認する。 ④ 新しい単位が代替単位として登録されていれば削除する。 ⑤ 履歴が多い場合は、基本数量単位は変えずに代替単位を追加するか、新しい品目を作る方が安全。 【確認テーブル】MARA MARM MARD EKPO EBAN | SAP-MM : UOM not change: Getting Message no. M3189 |
| M3/351 | 品目 & がプラント &で更新されていません Material & not maintained in plant & | MM
MM01 MM03 ME21N MIGO MMSC XK03 | 【原因】指定したプラントにその品目のプラントデータ(MARC)がないときに出る。品目を別プラントでしか登録していない、品目拡張(購買・MRP・保管ビュー)を忘れた、品目が将来日付で計画変更されている、といった原因が多い。参照元の事例では、発注先と関係のないプラントでエラーが出ており、仕入先マスタの購買データにそのプラントの代替データが定義されていて、発注に提案されていたことが原因だった。 【解決策】 ① エラーに出たプラントが、発注で使うつもりのプラントか確認する。 ② 意図したプラントなら、T-CODE:MM01 で品目をそのプラントへ拡張する(購買・MRP・保管・会計ビューなど必要なビューをまとめて)。保管場所データだけなら T-CODE:MMSC でもよい。 ③ 意図しないプラントなら、XK03/BP で仕入先マスタの購買データにプラント別の代替データが定義されていないか確認し、不要なら直す。 ④ 計画変更されている品目なら T-CODE:MM03 の計画変更表示で有効開始日を確認する。 【確認テーブル】MARC MARA MARD | Material 100200 not maintained in plant 1300 |
| M3/368 | 評価クラスを変更することができません ‘照会エラー’ を選択してください The valuation class cannot be changed, choose ‘Display error’ | MM
MM02 MMBE ME2M COOIS MIGO | 【原因】品目の評価クラスを変更しようとしたが、当期または前期に評価済み在庫がある、未完了の購買発注・納入日程行がある、入出庫済みの製造指図がある、のいずれかのため変更できないときに出る。評価クラスは勘定決定に直結するため、既存の取引と勘定がずれないよう標準で制限されている。在庫がゼロに見えても前期在庫や未完了の発注が残っていることが多い。 【解決策】 ① T-CODE:MM02 で「エラー表示」を押し、どの在庫・伝票が原因かを確認する。 ② 在庫がある場合は、在庫を中間勘定へ一旦払い出し(例: 201/202 などで原価センタへ)、評価クラスを変更してから在庫を戻す。前期在庫が残る場合も考慮する。 ③ 未完了の購買発注は明細に削除フラグを付け、製造指図は削除ステータスにする。 ④ 履歴が多い品目は新しい品目を作って在庫を移す方法も検討する。メッセージを警告にする回避策は整合性の責任を負うことになるので推奨しない。 【確認テーブル】MBEW MBEWH EKPO AFPO | Error message while changing the Valuation Class in MM02 |
| M3/897 | 品目 & のプラントデータがユーザ & によってロックされています The plant data of the material & is locked by the user & | MM
MM02 MI04 MIGO CO11N SM12 SM04 | 【原因】同じ品目・プラントのプラントデータ(MARC)が別のユーザ・別セッションで変更中のためにロックされているときに出る。T-CODE:MM02 を開いたままにしている、同じ品目で並行して入出庫・確認・棚卸カウントを入れている、バッチジョブや IDoc の並行処理が同じ品目に集中している、などが典型。メッセージはハードコードで警告に変えられない。 【解決策】 ① メッセージに出たユーザを確認し、T-CODE:MM02 など変更画面を開いたままなら閉じてもらう。 ② T-CODE:SM12 で品目のロットエントリを確認する。相手が作業中の場合は削除せず、応答がなければ T-CODE:SM04・T-CODE:SM50 でセッションを終了する方が安全。 ③ 並行処理で出る場合はジョブの実行時間をずらすか、品目単位でまとめて処理する。 ④ T-CODE:COGI・IDoc でエラーとして残ったものは、ロック解除後に再処理する。 【確認テーブル】MARC | Enter count in MI04, have error Message no. M3897 |
| M7 | Special stock O &1 &2 of this material does not exist | MM
MIGO ME2O MB1B MBLB MMBE | 【原因】外注発注の入庫時に、外注先に支給しているはずの構成品目の外注先在庫(特殊在庫区分 O)がないか不足しているときに出る。入庫前に構成品目を 541 で外注先へ支給していない、支給数量やロットが入庫に必要な数量と合っていない、別の外注先へ支給してしまった、といった原因が多い。構成品目の在庫が通常の保管場所にあっても、外注先在庫でなければ消費できない点に注意。 【解決策】 ① T-CODE:MBLB または T-CODE:MMBE で、対象外注先の特殊在庫 O に構成品目の在庫があるかを確認する。 ② なければ T-CODE:ME2O(外注先支給)または T-CODE:MIGO・T-CODE:MB1B の移動タイプ 541 で構成品目を外注先へ支給してから入庫する。 ③ ロット管理品目ならロットごとの数量が足りているか確認する。 ④ 外注発注の明細が品目カテゴリ L になっているか、構成品目の数量が正しいかを T-CODE:ME23N で確認する。 【確認テーブル】MSLB MSLBH RESB | Special stock O 0000100086 15 of this material does not exist |
| M7/001 | テーブル & を確認してください: エントリ & & & がありません Check table &: entry & & & does not exist | MM
MIGO MBST MM01 MMSC OBF4 MMBE | 【原因】在庫管理で参照するチェックテーブルに該当エントリがないときの汎用メッセージで、&1 のテーブル名で原因が変わる。XMARD なら品目が保管場所に拡張されていない。テーブル 003 で PR が無いと出る場合は、価格変更伝票などで使う伝票タイプ PR が FI 側に定義されていない。XMDVW はプログラム内部のテーブルで、外注品の入庫取消(移動タイプ 106 など)でよく出る。 【解決策】 ① &1 のテーブル名と &2 のキー値を控える。データベースのテーブルなら T-CODE:SE16N で本当に存在しないか確認する(XMARD・XMDVW など X で始まるものは内部テーブルで照会できない)。 ② XMARD 系なら T-CODE:MMSC で保管場所を拡張するか、OMB3 で保管場所データの自動作成を設定する。 ③ 003 で伝票タイプが原因なら、T-CODE:OBF4 で伝票タイプ PR を作成し、番号範囲と許可する勘定タイプを設定する。 ④ 外注入庫の取消で XMDVW が出る場合は、T-CODE:MMBE で在庫を確認し、SAP Note 406973 など該当する修正を探す。 【確認テーブル】MARD T003 【SPRO】在庫管理と実地棚卸 > 移動 > 保管場所データの自動作成 | Error message M7001 in MIGO Error Message M7 001 |
| M7/018 | & を入力してください Enter & | MM
MIGO OMJN OMJJ MSC1N | 【原因】入出庫で必須項目が空欄のときの汎用メッセージで、&1 に保管場所・ロット・仕入先・移動理由などの項目名が入る。移動タイプ別の項目選択(必須/任意)の設定、品目のロット管理要否、プラント別の保管場所既定値、アドオンのチェックなどで必須になっている。返品(122)で移動理由を手入力して入力ヘルプの値と合わない場合にも出る。 【解決策】 ① メッセージの &1 を見て、どの項目が足りないのかを確認する。 ② 該当項目を入力する。ロットは自動採番の設定がなければ T-CODE:MSC1N で作成するか手入力し、移動理由は入力ヘルプから選ぶ。 ③ 本来入力不要な項目なら、T-CODE:OMJN(移動タイプ別項目選択)や T-CODE:OMJJ の設定で必須→任意に変更する。 ④ 特定プラントだけ出る場合は、プラント別の品目設定やユーザエグジット・BAdI のチェックがないかを開発担当と確認する。 【確認テーブル】T156 T156B MCHA 【SPRO】在庫管理と実地棚卸 > 一般設定 (MIGO) > 移動タイプ別項目選択 / 在庫管理と実地棚卸 > 移動 > 移動理由の登録 | Error M7018 – MIGO Enter Reason for Movement |
| M7/021 | & & & & が不足です Deficit of & & & & | MM
MIGO MB1A VL02N MMBE MB51 MB5T MB52 | 【原因】出庫・振替・返品などで、指定した保管場所(SL)・ロット(CH)・特殊在庫の利用可能在庫を超える数量を引き落とそうとすると出る。T-CODE:MMBE で在庫が見えていても、転記日付が過去で当時の在庫が足りない、在庫が予約されている、前期間にだけ在庫がある、ロット管理品目でロット指定が違う、仕入先委託在庫(特殊在庫区分 K)や外注先在庫など別の在庫区分にある、といった理由で引き落とせないことが多い。 【解決策】 ① エラーの &1(SL/CH/BA など)と品目・プラント・保管場所・ロットを確認し、T-CODE:MMBE でその区分の利用可能在庫を見る。 ② T-CODE:MB51 で入出庫伝票の履歴を、T-CODE:MB5T で積送中在庫を確認し、転記日付時点で在庫があったかを見る(過去日付なら当日日付で転記し直す)。 ③ 予約や特殊在庫に引き当たっていればそれを解除するか正しい特殊在庫区分で転記する。 ④ 最初に在庫を作った移動タイプの取消(561→562 など)で戻す。マイナス在庫を許すかは OMJ1・品目マスタの設定次第で、安易に許可しない。 【確認テーブル】MARD MCHB MSKU MSLB MBEWH RESB 【SPRO】在庫管理と実地棚卸 > 移動 > マイナス在庫の許可 | withdrawing stock 551 and 562 and system not allow |
| M7/021 | & & & & が不足です Deficit of & & & & | MM
MIGO MBST MIRO MR8M OMBZ ME23N | 【原因】購買発注明細で入庫基準請求書照合(EKPO-WEBRE)をオンにしていると、請求書がすでに計上済みの入庫を取消(102・122・T-CODE:MBST)しようとしたときに、請求書数量に対する入庫数量の不足として M7 021「Deficit of PU IR quantity」が出る。品質管理の T-CODE:QA11 からの返品でも同じ形で出る。入庫取消を請求書計上後でも許すかどうかは移動タイプごとの設定で決まる。 【解決策】 ① T-CODE:ME23N の購買発注履歴で、対象入庫に対して請求書(RE)が計上済みかを確認する。 ② 原則は T-CODE:MR8M で請求書を取り消してから MIGO/MBST で入庫を取り消し、必要なら入庫・請求書を正しく入れ直す。 ③ 業務上、請求書計上後の入庫取消を許すなら、T-CODE:OMBZ(入庫基準請求書照合: 請求書にかかわらず入庫取消)で該当移動タイプにフラグを立てる。監査上の影響が大きいので経理と合意してから行う。 ④ 発注明細の入庫基準請求書照合フラグが本当に必要かも見直す。 【確認テーブル】EKBE EKPO RSEG MSEG 【SPRO】在庫管理と実地棚卸 > 入庫 > 入庫基準請求書照合: 請求書にかかわらず入庫取消 | Deficit of PU IR quantity 1.00 EA Can I be sure that a GR cannot be reversed when an invoice has been posted |
| M7/022 | & を & & 超過しています & & exceeded by & & & | MM
MIGO ME22N ME32L ME12 MM02 OMCQ | 【原因】購買発注(PU)や納入日程契約に対して、発注数量+過剰納入許容範囲を超える数量で入庫しようとすると出る。許容範囲は発注明細の過剰納入許容範囲(%)または無制限フラグで決まり、その既定値は購買情報、なければ品目マスタ購買ビューの購買値キーから来る。発注単位と在庫単位の換算違い、納入日程契約で将来日付の納入日程行を先に受けようとした場合にも出る。 【解決策】 ① T-CODE:ME23N で発注明細の数量・発注単位・納入タブの過剰納入許容範囲と無制限フラグを確認する。 ② 過剰入庫を業務として許すなら、発注明細で許容範囲を入れるか無制限にする。今後の発注のために購買情報(T-CODE:ME12)や品目マスタの購買値キーにも設定する。 ③ 入庫数量の単位(発注単位か在庫単位か)を見直す。 ④ 納入日程契約では、当日までの納入日程行しか未入庫数量に数えないので、納入日程(T-CODE:ME38)を調整する。T-CODE:OMCQ で警告にしても許容範囲チェックは残ることが多い。 【確認テーブル】EKPO EKET EINE MARA 【SPRO】在庫管理と実地棚卸 > システムメッセージ属性の定義 / 購買 > 品目マスタ > 購買値キーの定義 | override message M7022 in MIGO by purchase value key Error Message M7022 against receipt of future deliveries |
| M7/036 | 購買伝票 & & に対して入庫ができません No goods receipt possible for purchasing document & & | MM
MIGO ME22N ME23N VL31N OLME | 【原因】購買発注明細が入庫対象になっていないときに出る。入庫フラグ(WEPOS)がオフ、削除フラグやブロックが付いている、確認管理キーで入庫関連の確認(入荷予定 LA など)が必要なのにまだ登録されていない、入荷伝票経由での入庫が前提になっている、BAPI・IDoc で参照項目が足りない、といったケースが多い。 【解決策】 ① T-CODE:ME23N で明細の入庫フラグ・削除フラグ・ブロックを確認する。入庫フラグが外れていて請求書が計上済みなら、請求書を取り消してからフラグを立てる。 ② 確認タブの確認管理キーを確認し、入庫関連の確認が必要なら T-CODE:VL31N で入荷伝票を作るか、確認タブに入荷予定を手入力する。 ③ 確認管理キーの設定は T-CODE:OLME の「確認管理の設定」で入庫関連・入庫割当フラグを見る。 ④ BAPI_GOODSMVT_CREATE で出る場合は、発注番号・明細・移動区分などの参照項目が渡っているか確認する。 【確認テーブル】EKPO EKES T163L 【SPRO】購買 > 確認 > 確認管理の設定 | No goods receipt possible for purchase order Message no. M7036 |
| M7/053 | 会社コード &3 の期間 &1 と &2 にのみ登録可能です Posting only possible in periods &1 and &2 in company code &3 | MM
MIGO MMPV MMRV OMSY OB52 MMPI | 【原因】在庫管理(MM)の転記期間は会社コードごとに当期と前期の 2 期間だけ開いており、入力した転記日付がその範囲外だと出る。月初に T-CODE:MMPV による期間繰越をしていない、逆に誤って未来の期間まで繰り越してしまった、出庫日付を入れずにシステム日付で転記された、といったケースが多い。FI の転記期間(T-CODE:OB52)とは別管理である。 【解決策】 ① エラーに表示された 2 つの期間と転記日付を見比べ、日付の誤りなら正しい日付で転記し直す。 ② T-CODE:MMRV で会社コードの当期・前期と、前期への転記許可フラグを確認する。 ③ 期間が遅れていれば T-CODE:MMPV で当月まで期間を繰り越す(1 期間ずつ)。 ④ 未来に進め過ぎた場合、T-CODE:MMPV では戻せない。品目元帳が有効なら KBA 2042164 を、無効なら T-CODE:MMPI(レポート RMMMINIT)を、先に検証環境で試してから使う。再発防止は SAP Note 1082841。 ⑤ T-CODE:OB52 で FI 側の転記期間も同じ月が開いているかを確認する。 【確認テーブル】MARV T001B 【SPRO】在庫管理と実地棚卸 > 転記期間 (MMPV/MMRV) | MIGO posting period error |
| M7/064 | 伝票 & & & に選択可能明細がありません Document & & & does not contain any selectable items | MM
MIGO ME23N ME38 ML81N | 【原因】T-CODE:MIGO で参照伝票を指定しても、入庫・出庫できる明細が 1 件もないときに出る。全量入庫済み、移動タイプが伝票の状態と合っていない(102 で未入庫など)、プラントの誤り、輸入発注で入荷伝票が前提なのに未作成、納入日程契約で当日までの納入日程行がない、サービス発注を T-CODE:MIGO で処理しようとしている、ユーザ間で権限が違う、などが原因になる。 【解決策】 ① T-CODE:ME23N の購買発注履歴で入庫済み数量と残数を確認する。 ② T-CODE:MIGO の移動タイプとプラントが正しいかを見直す。 ③ T-CODE:MIGO のメニュー「設定 > 既定値」で「全明細を提案」をオンにして再度開く。 ④ 確認管理キーで入荷伝票が必要なら入荷伝票を作る。納入日程契約なら T-CODE:ME38 で納入日程行を確認する。 ⑤ サービスは T-CODE:ML81N でサービス登録を行う。 ⑥ 特定ユーザだけ出るなら T-CODE:SU53 で権限を確認する。 【確認テーブル】EKBE EKPO EKET | MIGO – Goods Receipt Purchase Order (101) – Document does not contain any selectable items. |
| M7/090 | 品目 & & に対する会計データが更新されていません Accounting data not yet maintained for material & & | MM
MIGO ME21N MM01 MM50 MM02 | 【原因】入出庫や購買発注で使った品目について、対象プラント(評価エリア)の会計ビュー(評価クラス・価格管理区分・価格)が登録されていない。品目マスタを購買・在庫管理ビューだけ作成して会計ビューを作り忘れた、別プラントに拡張したときに会計ビューを拡張していない、データ移行で会計ビューの登録が失敗した、などが原因。在庫評価ができないため転記できない。 【解決策】 ① T-CODE:MM03 で対象プラントの会計 1 ビューが存在するか確認する。 ② 無ければ T-CODE:MM01 で会計 1・会計 2 ビューを登録し、評価クラス・価格管理区分(S/V)・標準原価または移動平均原価を入力する。 ③ 拡張漏れの品目が多い場合は T-CODE:MM50(未登録ビューの一覧)で洗い出してまとめて登録する。 ④ 登録後に T-CODE:MIGO・T-CODE:ME21N を再実行する。 【確認テーブル】MBEW MARC | Accounting data not yet maintained for material A055 776070262 Message no. M7090 |
| M7/097 | 品目 & に対して在庫転記はできません No stock posting possible for material & | MM
MIGO MB1C ME21N OMS2 MM03 | 【原因】品目タイプがそのプラント(評価レベル)で数量更新の対象になっていないため、在庫への転記ができないときに出る。非在庫品目(NLAG など)を勘定設定なしで発注・入庫した場合や、新しい品目タイプ・プラントを作った際に T-CODE:OMS2 の数量更新・金額更新の設定を漏らした場合によく発生する。プラント固有の品目ステータスで在庫転記を止めていることもある。 【解決策】 ① T-CODE:MM03 で品目タイプを確認し、T-CODE:OMS2 でその品目タイプの「数量/金額更新」を開いて該当評価レベルの数量更新・金額更新フラグを確認する。 ② 在庫管理する品目なら数量更新をオンにする(既存在庫や伝票がある場合の影響は事前に確認)。 ③ 在庫管理しない品目なら、購買発注で勘定設定カテゴリ(K: 原価センタなど)を入れて消費転記にする。 ④ プラント固有の品目ステータスで在庫転記が止められていないか確認する。 【確認テーブル】T134M MARA MARC 【SPRO】ロジスティクス一般 > 品目マスタ > 基本設定 > 品目タイプ > 品目タイプ別の数量・金額更新の定義 | No stock posting possible for this material |
| M7/100 | 品目 & & & は実地棚卸のためブロックされています Material & & & blocked due to a physical inventory | MM
MIGO MI01 MI02 MI07 MI20 VL02N | 【原因】実地棚卸伝票を転記ブロック付きで作成すると、対象の品目・保管場所(ロットなら M7 101)に転記ブロック(MARD-SPERR)が立ち、棚卸差異の転記が終わるまで入出庫ができなくなる。棚卸差異を転記した後も、伝票の状態不整合でフラグが残ることがある。メッセージはハードコードで T-CODE:OMCQ では警告に変えられない。 【解決策】 ① T-CODE:MI20 などで対象品目の実地棚卸伝票を探し、カウント入力と差異転記(T-CODE:MI07)が終わっているかを確認する。 ② 差異転記が済んでいなければ転記して棚卸を完了する。 ③ 棚卸を中止して入出庫を先に通す場合は、T-CODE:MI02 で伝票ヘッダの転記ブロックを外す。 ④ 差異転記後もブロックが残る場合は、実地棚卸区分の修正に関する SAP Note を確認して修正レポートを検討する。 ⑤ 期中の入出庫を止めたくない運用なら、転記ブロックを付けずに棚卸伝票を作る。 【確認テーブル】MARD MCHB IKPF ISEG | Error Message M7100 at the time MIGO |
| M7/127 | 品目 & & & に削除フラグが立っています Material & & & flagged for deletion | MM
MIGO MM02 MM06 MMBE OMCQ | 【原因】品目マスタの保管場所レベル(MARD)に削除フラグが設定されている保管場所へ入出庫しようとした。標準では警告のため転記は続行できるが、使わなくなった保管場所を誤って使っている可能性を示す。逆に「削除フラグを付けたのに転記できてしまう、エラーにしたい」という相談も多い。S/4HANA Cloud では M7 の適用領域のメッセージ制御が SSCUI で提供されていないことがある。 【解決策】 ① T-CODE:MM03(保管場所レベル)または T-CODE:MMBE で、対象保管場所に削除フラグが付いているか確認する。 ② 業務上その保管場所を使うのが正しいなら、MM02/MM06 で削除フラグを解除する。 ③ 誤った保管場所を指定している場合は T-CODE:MIGO の明細で正しい保管場所に直す。 ④ 転記を止めたい場合は、オンプレミスでは T-CODE:OMCQ(在庫管理のシステムメッセージ)で M7 127 をエラーに変更できるか確認する。Cloud 版で変更できない場合は保管場所の使用自体を権限や運用で制限する。 【確認テーブル】MARD T159M 【SPRO】在庫管理と実地棚卸 > 在庫管理のシステムメッセージの定義(OMCQ) | Storage Location marked for deletion |
| M7/146 | & & はサポートされていません (エントリを確認してください) & & not supported (check your entry) | MM
MIGO MB1B MB1A OMJJ VL02N | 【原因】入力した移動タイプが、指定した特殊在庫区分(E: 受注個別在庫、Q: プロジェクト在庫、O: 外注先在庫 など)に対応していない。例として、外注先への支給(541/542)では特殊在庫 E は使えない、返品や出荷で特殊在庫区分の組合せが移動タイプの許可(T-CODE:OMJJ の特殊在庫区分の許可)にない、などがある。移動タイプと特殊在庫区分の組合せが設定上許可されていないことが直接の原因。 【解決策】 ① 業務要件に合う移動タイプを選び直す。例: 受注在庫を外注先に支給したい場合は、先に 411 E 等で通常在庫に戻してから 541 を使う、または外注先を保管場所として 311 E で移動する。外注先から戻したものを受注在庫にするなら 542 で戻した後に 412 E で振替える。 ② T-CODE:OMJJ で移動タイプの「特殊在庫区分の許可」を確認する。 ③ 出荷・返品(T-CODE:VL02N)で出る場合は明細カテゴリ・スケジュールラインカテゴリの移動タイプ設定を確認する。 【確認テーブル】T156 T156SC 【SPRO】在庫管理と実地棚卸 > 移動タイプ > 移動タイプのコピー、変更 | Special Stock E not supported (check your entry) Message no. M7146 |
| M8/035 | 購買発注 & に適した明細がありません No (suitable) item found for purchase order & | MM
MIRO ME23N ME22N MRKO | 【原因】T-CODE:MIRO で購買発注を参照しても、請求書に取り込める明細がないときに出る。全量請求済み、明細が削除・ブロックされている、請求書受領フラグがない、T-CODE:MIRO の会社コードや仕入先が発注と違う(請求書発行先が別仕入先)、取引区分が請求書/クレジットメモで合っていない、委託品の発注(T-CODE:MRKO で精算する)を T-CODE:MIRO で処理しようとしている、などが原因になる。 【解決策】 ① T-CODE:ME23N の購買発注履歴で入庫済み・請求済み数量を確認する。 ② 明細の削除フラグ・ブロックと、請求書タブの請求書受領フラグを確認する。 ③ T-CODE:MIRO の会社コード・取引区分・参照伝票区分(購買発注/納入日程契約)、明細の「品目/サービス」の選択を確認する。 ④ 発注の仕入先と請求書発行先(パートナ機能)を確認し、違っていれば正しい仕入先で入力する。 ⑤ 委託品なら T-CODE:MRKO で精算する。 【確認テーブル】EKPO EKBE EKPA | NO(Suitable) items found for PO XXXX message no M8035 |
| M8/081 | 請求数量が入庫数量を超えています (& &) Quantity invoiced greater than goods receipt quantity (& &) | MM
MIRO ME23N OMR6 OMRM | 【原因】入庫が前提の購買発注明細で、請求数量が入庫済み数量を超えて入力されたときに出る(許容範囲キー DQ の対象)。入庫基準請求書照合の明細では M8 504 として出る。分割納入なのに発注全量を請求書に入れた、通関・付随費の請求を数量付きで入れた、入庫前に請求書を入れようとした、などが原因になる。入庫基準でない明細でも、許容範囲キー DQ の設定次第でエラーか警告かが変わる。 【解決策】 ① T-CODE:ME23N の購買発注履歴で入庫済み数量と請求済み数量を確認する。 ② 請求数量を入庫済み数量に合わせるか、残りの入庫を先に計上してから請求書を入れる。 ③ 付随費だけの請求なら T-CODE:MIRO で「計画付随費」を選んで計上する。 ④ 運用として超過請求を止めたい・許したい場合は、T-CODE:OMR6 の許容範囲キー DQ と T-CODE:OMRM の M8 081・M8 504 のメッセージ種別(警告/エラー)を見直す。 【確認テーブル】EKBE RSEG T169G 【SPRO】請求書照合 > 請求書ブロック > 許容範囲の設定 / 請求書照合 > システムメッセージ属性の定義 | Quantity invoiced greater than goods receipt quantity |
| M8/082 | 価格が許容範囲 ( & & ) を超えています Price too high (tolerance limit of & & exceeded) | MM
MIRO OMR6 OMRM MRBR | 【原因】請求書の金額が「請求数量×発注正味価格」を、許容範囲キー PP(価格差異)の上限を超えて上回ったときに出る。標準は警告で、そのまま転記すると請求書が価格差異で支払保留になる。入庫と請求書の通貨が違う、許容範囲で絶対額と率を両方チェックしている、計画外の運賃が明細に入っている、納入日程契約の価格が日付で変わっている、などで価格が一致しているように見えても出ることがある。 【解決策】 ① T-CODE:MIRO の明細で請求金額・数量と発注価格を比べ、本当に価格差異かを確認する(通貨・価格単位・税込/税抜も確認)。 ② 計画外の運賃が含まれていれば、ヘッダの計画外仕入諸掛欄に入れる。 ③ 正しい金額なら転記し、支払保留になったものは T-CODE:MRBR で保留解除する。 ④ 許容範囲は T-CODE:OMR6 で会社コード+許容範囲キー PP の上限・下限を見直し、絶対額と率のどちらをチェックするかも確認する。 ⑤ 価格超過を転記させたくない場合は T-CODE:OMRM で M8 082 をエラーに変更する。 【確認テーブル】T169G RBKP RSEG EKPO 【SPRO】請求書照合 > 請求書ブロック > 許容範囲の設定 / 請求書照合 > システムメッセージ属性の定義 | Price too High, tolerance limit 5.00 exceeded, Message no. M8082 |
| M8/088 | 納入数量がゼロです Quantity delivered is zero | MM
MIRO MIGO ME23N MB51 OMRM | 【原因】入庫フラグが付いた購買発注明細で、まだ入庫が計上されていない(入庫済み数量が 0)のに請求書を入れようとしたときに出る。入庫フラグがない明細では M8 087 になる。入庫を取り消した後に別の移動タイプで入れ直したが履歴が想定どおりでない、入庫が実際には保存されていない、BAdI の提案ロジックが影響している、といったケースもある。 【解決策】 ① T-CODE:ME23N の購買発注履歴と T-CODE:MB51 で入庫(101 または 103→105)が計上されているかを確認する。 ② 未入庫なら先に T-CODE:MIGO で入庫してから T-CODE:MIRO を行う。 ③ 入庫前の請求計上を業務として認めるなら、T-CODE:OMRM で M8 088 を警告にする(エラーにすれば入庫前請求を止められる)。 ④ 入庫フラグを外す対応は入庫/請求仕訳勘定の消込に影響するので慎重に判断する。 ⑤ MRM_PROPOSAL_DETERMINE などの BAdI を実装していれば内容を確認する。 【確認テーブル】EKBE EKPO MSEG 【SPRO】請求書照合 > システムメッセージ属性の定義 | delivered quantity is zero |
| M8/108 | 請求書が仕訳 & & ですでに入力されていないか確認してください Check if invoice already entered under journal entry & & | MM
MIRO FB03 MIR5 MR8M OMRM | 【原因】重複請求書チェックで、同じ仕入先・通貨・金額・参照(請求書番号)・伝票日付・会社コードの請求書が既にあると判断されたときに出る。チェックする項目のうち会社コード・参照・伝票日付は T-CODE:SPRO の設定で選べ、仕入先マスタの重複請求書チェックフラグも必要。表示される番号は会計伝票番号なので、MIR4 で開くと「存在しない」となり混乱しやすい。 【解決策】 ① メッセージの会計伝票番号を T-CODE:FB03 で開き、元の請求書伝票を確認する。 ② T-CODE:MIR5 で仕入先の請求書一覧も確認し、本当に二重なら入力をやめる。誤って先に入れた請求書なら T-CODE:MR8M で取り消して入れ直す。 ③ 二重でないのに出る場合は、「重複請求書チェックの設定」で会社コード・参照・伝票日付のチェック対象を見直す。 ④ 二重払いを防ぎたい場合は T-CODE:OMRM で M8 108 をエラーにする。 【確認テーブル】RBKP BKPF LFB1 【SPRO】請求書照合 > 入力請求書 > 重複請求書チェックの設定 / 請求書照合 > システムメッセージ属性の定義 | MIRO – Check if invoice already entered under accounting doc. no. |
| M8/147 | エントリ & に対して勘定設定ができません Account determination for entry & not possible | MM
OBYC OMWD OMSK MIGO MIRO M/08 | 【原因】入庫・出庫・請求書照合で自動勘定決定ができないときに出る。メッセージの項目は勘定コード表・取引キー(BSX・WRX・GBB・PRD・FR1 など)・評価グループコード・勘定修正・評価クラスの組合せで、この組合せに勘定コードが T-CODE:OBYC で登録されていないのが原因。評価レベルに評価グループコードが割り当たっていない(T-CODE:OMWD)、品目の評価クラスが想定と違う、購買の計算スキーマで条件に取引キーを付け忘れた、といったことも多い。 【解決策】 ① エラーに出た勘定コード表・取引キー・評価グループコード・勘定修正・評価クラスをそのまま控える。 ② T-CODE:OMWD で評価レベル(プラント)に評価グループコードが割り当たっているか確認する。 ③ T-CODE:OBYC で該当取引キーを開き、その組合せ(勘定修正 VBR・BSA などを含む)に勘定コードを登録する。 ④ 付随費(FR1 など)なら T-CODE:M/08 の計算スキーマで条件タイプに取引キーが付いているか確認する。 ⑤ 品目マスタの会計ビューの評価クラスが正しいか、T-CODE:OMSK で勘定カテゴリ参照と合っているかも見る。 【確認テーブル】T030 T001K T025 T030R T683S 【SPRO】在庫管理と実地棚卸 > 評価と勘定設定 > 勘定決定 > 自動転記の設定 / 在庫管理と実地棚卸 > 評価と勘定設定 > 勘定決定 > 評価グループコードの定義 | Account determination for entry BPIN ___ 0001 ___ 4011 not possible M8147 |
| M8/321 | 伝票に同じ発注明細が複数あります Document contains same order item more than once | MM
WE02 BD87 MIRO WE19 | 【原因】EDI/IDoc(INVOIC、汎用モジュール IDOC_INPUT_INVOIC_MRM)で請求書照合を自動転記する際、同じ購買発注明細を参照する明細セグメントが 1 つの請求書に複数含まれている。IDoc の処理では入庫伝票番号・明細を直接受け取れず、納品書番号(E1EDP02 修飾子 016)と発注番号・明細(修飾子 001)から入庫を探すため、同じ発注明細の分割納品をまとめて請求すると入庫を一意に特定できず、誤った請求書を作らないよう処理を止める。T-CODE:MIRO の手入力では入庫単位で照合できるので出ない。 【解決策】 ① T-CODE:WE02 で該当 IDoc の E1EDP02 セグメントを確認し、同じ発注明細が複数行あるか確認する。 ② ユーザエグジット EXIT_SAPLMRMH_011 で、同じ納品書番号・発注明細の IDoc データを集約する。集約後は入庫明細ごとに請求書明細が作られる(KBA 2177340・2165016 も参照)。 ③ EHP5 以降なら、入庫伝票の情報も渡せるメッセージタイプ INCINV_CREATE(BAPI_INCOMINGINVOICE_CREATE1)に切り替える。 ④ 入庫基準請求書照合では、入庫ごとの納品書番号(EKBE-XBLNR)が正しく入っているか確認する。 【確認テーブル】EKBE EDIDC EDID4 RBKP 【SPRO】購買管理 > 請求書照合 > EDI | Message M8321 Document contains same order item more than once |
| M8/534 | 貸借不一致: & 借方: & 貸方: & Balance not zero: & debits: & credits: & | MM
MIRO MR8M OMR6 FTXP | 【原因】請求書の借方と貸方の差額が許容範囲を超えていて転記できないときに出る。T-CODE:MIRO の基本データタブの金額(請求総額)を入れていない、税額を含めた総額になっていない、税コードが発注と違う、明細の金額修正漏れが典型。T-CODE:MR8M の取消時に、税率の有効期間の違いなどで再計算した税額が元伝票と合わず出ることもある。 【解決策】 ① T-CODE:MIRO の基本データタブで請求総額と税額、「税計算」チェックを確認し、残高が 0 になるよう金額を合わせる。 ② 明細の税コードが発注と一致しているか確認する。 ③ 差額が小さい端数なら T-CODE:OMR6 の許容範囲キー BD(少額差異の自動転記)を確認する。 ④ T-CODE:MR8M で出る場合は、関連するクレジットメモが先にないか確認し、あれば先に取り消す。税の再計算差が原因なら SAP Note(MM-IV-LIV-CAN)を確認する。 【確認テーブル】RBKP RSEG RBTX T169G 【SPRO】請求書照合 > 請求書ブロック > 許容範囲の設定 | Balance not zero |
| ME/006 | ユーザ & はすでに & & & を処理中です User & already processing & & & | MM
ME22N ME28 VL06I MIGO F110 SM12 | 【原因】購買発注などの購買伝票が他のユーザ・他のセッションで変更中(ロック中)のときに出る。T-CODE:ME22N で発注を開いたまま入庫や入荷確認をしている、T-CODE:ME28 の一括リリースでユーザエグジット内の COMMIT WORK が影響している、同じ契約を参照して複数ユーザが同時に発注を作っている、支払実行(T-CODE:F110)中に発注が変更されている、などが典型。 【解決策】 ① メッセージのユーザ名を確認し、該当伝票を変更モードで開いていないか連絡して閉じてもらう。 ② T-CODE:SM12 で伝票(EKKO・EBAN など)のロックエントリを確認する。相手が作業中なら削除しない。 ③ 入庫や入荷確認と同時に発注を変更しない運用にする。 ④ T-CODE:ME28 で 1 件目以降が失敗する場合は、ユーザエグジット・BAdI で COMMIT WORK を実行していないか開発担当に確認する。 ⑤ クロスシステムロックや T-CODE:F110 で出る場合は該当の SAP Note を確認する。 【確認テーブル】EKKO EBAN | Error messag: User XXXX already processing purchasing document XXXXXX |
| ME/021 | ワンタイム仕入先は定義されていません One-time supplier not defined | MM
ME11 ME21N XK03 OBD3 | 【原因】一回限りの仕入先(一回限り仕入先用の勘定グループで作った仕入先)を、購買情報など使えない場面で指定したときに出る。購買情報や源泉リストは特定の仕入先との継続取引を前提とするため、一回限りの仕入先は登録できない。新しく作った仕入先の勘定グループを一回限り用にしてしまった、勘定グループの設定を変更した、といった原因がある。 【解決策】 ① T-CODE:XK03 または BP で仕入先の勘定グループを確認する。 ② 一回限り用の勘定グループで作っていたら、通常の勘定グループ(KRED など)で仕入先を作り直す。 ③ 勘定グループ自体の「一回限り仕入先」フラグを T-CODE:OBD3 で確認する。 ④ 急に既存の仕入先でも出始めた場合は、勘定グループ設定の変更や修正の適用がなかったかを確認する。 【確認テーブル】LFA1 T077K 【SPRO】財務会計 > 買掛金/売掛金 > 仕入先勘定 > マスタデータ > 仕入先マスタ登録の準備 > 仕入先マスタの勘定グループと画面レイアウトの定義 | Message no. ME021: One-time vendor not defined |
| ME/023 | 仕入先 & が購買組織 & に対してブロックされました Supplier & blocked for purchasing organization & | MM
ME21N XK05 MK05 XK03 | 【原因】仕入先マスタで購買ブロックが設定されている仕入先で購買発注を作ろうとしたときに出る。特定の購買組織だけブロックしていると ME 023、全購買組織をブロックしていると ME 022 になる。仕入先を手入力したときにチェックされ、購買情報や源泉リストから自動で入った場合や、発注先以外のパートナ(請求書発行先など)のブロックでは止まらないことがある。 【解決策】 ① T-CODE:XK03 または BP(仕入先の購買組織データ)で購買ブロックの設定と対象の購買組織を確認する。 ② ブロックが誤りなら XK05/MK05(S/4HANA では BP)で解除してから発注する。 ③ ブロックが正しい場合は別の仕入先で発注する。 ④ 自動決定やパートナのブロックもチェックしたい場合は、ME_PROCESS_PO_CUST などでのチェック追加を検討する。 【確認テーブル】LFA1 LFM1 | PO partners is blocked from purchasing but PO is created successfully |
| ME/045 | 勘定コード & は使用できません(修正してください) G/L account & cannot be used (please correct) | MM
ME21N ME51N FS00 OBC4 OME9 | 【原因】勘定設定付きの購買依頼・購買発注で、勘定コードのフィールドステータス(フィールドステータスグループ)と勘定設定カテゴリの項目選択(T162K)が両立しないときに出る。たとえば勘定設定カテゴリ側で原価センタ・ネットワークが必須なのに、勘定コード側でその項目が非表示になっている、貸借対照表勘定を費用の勘定設定で使おうとした、などが典型。 【解決策】 ① メッセージの長いテキストで、どの項目(原価センタ・ネットワーク・資産など)が両立しないかを確認する。 ② T-CODE:FS00 で勘定コードの会社コードデータにあるフィールドステータスグループを確認し、T-CODE:OBC4 でそのグループの「追加勘定設定」の各項目(必須/任意/非表示)を見る。 ③ T-CODE:OME9 で勘定設定カテゴリの項目選択を確認し、片方を任意にするなど両立する組合せに直す。 ④ 業務的に別の勘定コードを使うべきなら、勘定設定カテゴリや品目グループの勘定コード既定値を見直す。 【確認テーブル】T162K T004F SKB1 TMODU 【SPRO】購買 > 勘定設定 > 勘定設定カテゴリの維持 / 財務会計 > 総勘定元帳 > 勘定コード > フィールドステータスバリアントの定義 | G/L account XXXXXX cannot be used Message no. ME045 |
| ME/051 | 品目 & に削除フラグが付いています Material & flagged for deletion | MM
ME21N ME51N ME11 MM03 MM06 MM02 | 【原因】購買発注・購買依頼・購買情報などで指定した品目に、品目マスタの削除フラグ(クライアントレベルまたはプラントレベル)が設定されている。削除予定の品目で新規の購買をしないためのチェック。古い品目を誤って選んだ、データ移行や整理で削除フラグを付けたが購買が残っている、といった場面で出る。 【解決策】 ① T-CODE:MM03 で品目の削除フラグ(全プラント/プラント別)を確認する。 ② 本当に購買を続ける品目なら T-CODE:MM06 で削除フラグを解除する。 ③ 後継品目がある場合は正しい品目で購買伝票を作り直す。 ④ 削除フラグ付き品目でも警告で通したい業務要件があれば、T-CODE:SPRO の購買のシステムメッセージ定義(バージョン 00・適用領域 ME・番号 051)でメッセージ区分を変更する。 【確認テーブル】MARA MARC 【SPRO】購買管理 > 環境データ > システムメッセージの属性定義 | Error Message no. ME051 – in ME21N |
| ME/062 | 品目 & は勘定設定が必須です(勘定設定カテゴリを入力してください) Account assignment mandatory for material & (enter acc. ass. cat.) | MM
ME21N ME51N OMS2 OMSK MM03 | 【原因】発注する品目が、そのプラント(評価レベル)では金額更新の対象外と判定され、在庫品として扱えないため勘定設定カテゴリの入力を求められるときに出る。標準ではテーブル T134M の金額更新フラグ(T-CODE:OMS2 の品目タイプ別の数量・金額更新)で判定される。参照元の事例では T-CODE:OMS2・T-CODE:OMSK の設定は正しく、同じ品目タイプでも特定の評価クラスの品目だけでエラーになり、原因は独自開発プログラムが評価クラスを制限していたことだった。 【解決策】 ① T-CODE:MM03 で品目タイプ・プラント・評価クラスを確認する。 ② T-CODE:OMS2 でその品目タイプの該当評価レベルに数量更新・金額更新が設定されているか確認する。 ③ T-CODE:OMSK で品目タイプと評価クラスの勘定カテゴリ参照が合っているか確認する。 ④ 設定が正しいのに特定の評価クラスの品目だけで出る場合は、ユーザエグジットやアドオンによる制限を疑い、開発担当とデバッグで確認・修正する。 ⑤ 在庫管理しない品目なら、発注で勘定設定カテゴリ(K など)と原価センタを入力する。 【確認テーブル】T134M T025 MBEW 【SPRO】ロジスティクス一般 > 品目マスタ > 基本設定 > 品目タイプ > 品目タイプ別の数量・金額更新の定義 / 在庫管理と実地棚卸 > 評価と勘定設定 > 勘定決定 > 評価クラスの定義 | There is no provision for value-based inventory management for this material type in this plant. |
| ME/080 | 納入期日の次の稼働日は & です Delivery date: next workday is & | MM
ME21N ME51N SCAL MM02 | 【原因】購買依頼・購買発注の納入日付が、プラントの稼働日カレンダで非稼働日(休日)に当たるときに出る警告。納入日付は品目マスタ MRP2 ビューの計画納入日数や購買情報の計画納入日数から自動で提案されるため、計算結果が休日になると表示される。メッセージ自体は警告なので、そのまま保存は可能。ただし休日指定の納入日付が仕入先に伝わる点に注意する。 【解決策】 ① 表示された次の稼働日に納入日付を手で変更する。 ② プラントの稼働日カレンダ(T-CODE:SCAL・プラントへの割当)が正しいか確認する。 ③ 警告を出したくない場合は、システムメッセージ属性の定義で ME 080 の種別を空白にする。S/4HANA Cloud では SSCUI 102364(システムメッセージ属性の定義)が確認先として案内されているが、ME 080 が設定項目に見つからなかったという報告もあり、設定できるかは事前に確認が必要。 【確認テーブル】T001W TFACD MARC EINE 【SPRO】購買 > 環境データ > システムメッセージ属性の定義 | Set message number ME080 (delivery date: next working day is 2025.08.19) to silent state |
| ME/082 | 品目グループ & が定義されていません(入力値を確認してください) Material group & not defined (please check your input) | MM
ME21N ME22N MEMASSPO OMSF MM02 | 【原因】購買伝票(購買発注・購買依頼など)の明細に入っている品目グループが、品目グループの定義(T023、T-CODE:OMSF)に存在しない。品目グループを削除・変更した後に古い購買発注を変更しようとした(最終請求書フラグの一括設定 T-CODE:MEMASSPO などでも明細チェックで出る)、データ移行で定義のない品目グループを持つ伝票を作った、別クライアント・環境に設定を移送していない、などが原因。 【解決策】 ① T-CODE:ME23N で該当明細の品目グループを確認する。 ② T-CODE:OMSF(ロジスティクス一般 > 品目マスタ > キー項目の設定 > 品目グループの定義)にその品目グループが登録されているか確認し、無ければ登録または移送する。 ③ 品目グループを廃止した場合は、品目マスタ(T-CODE:MM02)と未完了の購買伝票の品目グループを有効なものに変更する。 ④ 修正後に T-CODE:MEMASSPO などの処理を再実行する。 【確認テーブル】T023 EKPO MARA 【SPRO】ロジスティクス一般 > 品目マスタ > キー項目の設定 > 品目グループの定義 | Getting error message Material group not defined. (Message No. ME082) at the time of closing PO. |
| ME/102 | 承認前提条件が不十分です Release prerequisite not fulfilled | MM
ME29N ME28 ME54N ME35K | 【原因】リリース戦略のリリース前提条件で、入力したリリースコードより先に別のコードによる承認が必要とされているのに、そのコードがまだ承認していないときに出る(メッセージの診断の説明)。参照元の事例では、契約のリリース戦略で前段のコードがすべて承認済みなのに、最終承認者がリリースを取り消そうとしたときにこのメッセージが出ており、通常の前提条件不足とは別の事象として扱われている。 【解決策】 ① 伝票のリリース戦略タブで、どのコードが承認済みかを確認する。 ② 前段のコードが未承認なら、その承認者に先にリリースしてもらう。 ③ リリース戦略の定義で、リリース前提条件が業務の承認順と合っているか確認する。 ④ 前段が承認済みの契約で、最終承認者のリリース取消時に出る場合は、参照元の回答で案内された SAP Note 2843130 が該当するか確認する。参照元では解決が確認されていないため、解消しなければ SAP サポートに問い合わせる。 【確認テーブル】T16FV EKKO EBAN 【SPRO】購買 > 購買発注 > 購買発注のリリース手順 > リリース戦略の定義 | Message Release prerequisite not fulfilled (ME102) when resetting a release in Outline Agreements |
| ME/179 | 分類にエラーが発生しました (クラス & クラスタイプ 032) Error in classification (class & class type 032) | MM
CL20N CL24N CL02 CT04 OMGQ | 【原因】リリース戦略(購買依頼・購買発注)の分類データ(クラスタイプ 032 のクラス、特性、リリース戦略への値の割当)がそのクライアントに無い、または設定と食い違っているときに出る。リリース戦略のカスタマイズを移送しても、クラス・特性・分類値はマスタデータなので一緒に移送されないため、品質保証・本番クライアントで起きやすい。クラスタイプが 032 でない場合も出る。 【解決策】 ① T-CODE:CL02 でクラスがクラスタイプ 032 で存在するか、T-CODE:CT04 で特性(購買組織・プラント・金額など)が存在するかを確認する。 ② T-CODE:CL24N でリリースグループ・リリース戦略ごとに分類が割り当たっているか確認し、足りなければ登録する。 ③ リリース戦略の画面で「分類」ボタンから特性値を入れ直して保存する。 ④ 移送で持ち込んだ場合は、クラス・特性を ALE 配信(SAP Note 45951)または手作業で対象クライアントに作成する。 【確認テーブル】KLAH CABN KSSK AUSP T16FS 【SPRO】購買 > 購買依頼 > リリース手順 > 分類を使用した手順 > 分類を使用した手順の設定 | Error in classification (class CLASS-PLANT class type 032) |
| ME/390 | 購買伝票 & は承認されていません Purchasing document & not yet released | MM
MIGO ME29N ME28 ME23N OMGSCK | 【原因】購買発注などの購買伝票がリリース戦略の対象で、まだ最終リリース(承認)されていないため、入庫が登録できないときに出る。リリース後に発注を変更して再びリリース待ちに戻った、複数段階のリリースの途中で止まっている、リリース戦略の設定不整合でリリースが正しく反映されていない、といったケースがある。メッセージ属性は変更できない。 【解決策】 ① T-CODE:ME23N のヘッダ「リリース戦略」タブで、どのリリースコードまで承認済みかを確認する。 ② 未承認の段階の承認者に T-CODE:ME29N(個別)または T-CODE:ME28(一括)でリリースしてもらう。 ③ 承認済みに見えるのに出る場合は、リリースを一度取り消して保存し、再度リリースする。 ④ T-CODE:OMGSCK でリリース戦略のチェックを実行し、設定エラーがないか確認する。既存のリリース戦略を変更すると既存伝票に影響するので、変更は新規戦略の追加で行う。 【確認テーブル】EKKO T16FS T16FK 【SPRO】購買 > 購買発注 > 購買発注のリリース手順 > リリース戦略の定義 | Message no. ME390 in MIGO WRT Completely Released PO |
| ME/764 | 明細 &1 の数量単位 &2 の ISO コードを決定できません Not possible to determine ISO code for unit of measure &2 in item &1 | MM
ME21N ME9F CUNI WE02 NACE | 【原因】購買発注を EDI(IDoc ORDERS)で出力する際、明細の発注単位を ISO コードに変換できない。T-CODE:CUNI で単位に ISO コードが割り当てられていない、または単位の内部形式(言語依存の外部表記と内部キーが異なる。例: 外部表記 CAR の内部キーが KAR)に対して ISO コードが割り当てられていない、などが原因。出力メッセージがエラーになり IDoc が作成されない。 【解決策】 ① T-CODE:ME9F または購買発注の出力メッセージの処理ログで、エラーの単位と明細を確認する。 ② T-CODE:CUNI で該当単位を開き、ISO コード欄に適切な ISO コードを割り当てる(ISO コード自体が無ければ「ISO コード」画面で追加する)。 ③ 外部表記と内部キーが異なる単位は、内部キー側の定義に ISO コードを設定する。 ④ 設定後に出力メッセージを再処理(T-CODE:ME9F 等)し、T-CODE:WE02 で IDoc が作成されたか確認する。 【確認テーブル】T006 T006I NAST 【SPRO】SAP NetWeaver > 一般設定 > 測定単位の確認(CUNI) | Error with Unit of Measure ‘CAR’ ISO Code |
| MEPO/826 | 購買依頼 &1/&2 はステータス (&3) により変換できません Requisition &1/&2 not convertible due to status (&3) | MM
ME57 ME21N ME54N ME53N ME5A | 【原因】購買依頼を購買発注に変換しようとしたが、購買依頼のリリースステータスが変換可能な状態になっていない(例: 03「リリース中」)。リリース手順(リリース戦略や柔軟なワークフロー)が完了していない、承認は済んだが更新処理・ワークフローの反映が遅れていて画面に古いステータスが残っている、リリース後に変更して再リリースが必要になった、といった場面で出る。S/4HANA の「購買依頼の割当と処理」アプリでもよく報告されている。 【解決策】 ① T-CODE:ME53N で購買依頼のリリースステータスとリリース戦略(またはワークフローの承認状況)を確認する。 ② リリースが未完了なら ME54N/ME55 または承認アプリで残りのリリースを行う。 ③ 承認済みなのにステータスが変わらない場合は、画面を再読み込み(アプリの更新)してから再実行し、SWIA/SWI1 等でワークフローがエラーになっていないか確認する。 ④ リリース後に購買依頼を変更していないか確認し、変更していれば再リリースする。 【確認テーブル】EBAN T16FS 【SPRO】購買管理 > 購買依頼 > リリース手順 | Message no. MEPO826. Requisition xxxxx not convertible due to status (03(In Release)) |
| (番号なし) | Unit of measure &1 not defined for language &2 | MM
ME21N VA01 CUNI MM02 | 【原因】伝票の出力や保存時に、単位の言語別テキスト(外部表記・テキスト)がその伝票の言語(仕入先・得意先の言語)で登録されていない。例えば仕入先の言語がフランス語なのに単位 PCS のフランス語訳が無い場合に、発注書の出力で出る。品目マスタの販売テキストとは関係がなく、単位マスタの翻訳の問題。多言語展開や海外取引先の追加時によく出る。 【解決策】 ① エラーの単位と言語を確認する。 ② T-CODE:CUNI で「ジャンプ > 翻訳 > 次元/測定単位」を開き、ソース言語(例: EN)と目標言語(例: FR)を指定して、該当単位の外部表記・テキストを登録する。 ③ 翻訳を移送して各環境に反映する。 ④ 伝票を再保存・再出力して確認する。 【確認テーブル】T006A T006 【SPRO】SAP NetWeaver > 一般設定 > 測定単位の確認(CUNI) | Unit of measure PCS not defined for language FR |
| (番号なし) | Short dump in MIGO / material document display after conversion (customer fields of CI_COBL missing in MATDOC) | MM
MIGO ST22 OXK3 | 【原因】S/4HANA では入出庫伝票が MKPF / MSEG ではなく MATDOC 1 テーブルに保存され、MKPF / MSEG は互換ビュー(NSDM_V_MSEG など)で読まれる。ECC でコーディングブロック(CI_COBL)に顧客項目を追加していた場合、変換後に MATDOC と互換ビュー側へその項目が拡張されていないと、T-CODE:MIGO での入出庫伝票の表示・転記で短いダンプになる。SAP Note 2240878 が対応手順を示している。 【解決策】 ① T-CODE:ST22 でダンプの内容を確認し、CI_COBL の顧客項目が関係しているかを見る。 ② SAP Note 2240878 を読み、リリースごとの手順を確認する。 ③ ADT(Eclipse)で、MSEG の互換ビュー拡張(例 NSDM_E_MSEG の拡張ビュー)を作り、CI_COBL の顧客項目を追加して有効化する。 ④ プログラム NSDM_PROXY_SUBSTITUTION を実行し、ログがすべて正常であることを確認する。 ⑤ T-CODE:MIGO で表示・転記を再テストする。 【確認テーブル】MATDOC MSEG MKPF NSDM_E_MSEG 【SPRO】財務会計 > 財務会計グローバル設定 > 元帳 > 項目 > 顧客項目 > コーディングブロックの編集 | S/4HANA Conversion – Error in display material Document by MIGO transaction |