内部テーブル(Internal Table)は、SAP ABAPプログラム内でデータを一時的に保存するためのデータ構造です。内部テーブルは、メモリ内に一時的に格納され、プログラムの実行中にデータの読み込み、編集、削除、追加ができます。
内部テーブルの種類
内部テーブルにはいくつかの種類があります。
- 標準テーブル(Standard Table):
- 基本的な内部テーブルの形式。
- データは順番に格納され、重複するエントリを許可します。
- ソートテーブル(Sorted Table):
- データが自動的にソートされて格納されます。
- 主キーが指定された場合は、重複するエントリは許可されません。
- ハッシュテーブル(Hashed Table):
- 主キーを基にハッシュアルゴリズムを使用してデータを格納します。
- 検索性能が高く、重複するエントリを許可しません。