内部テーブル– SAP用語集 –

内部テーブル(Internal Table)は、SAP ABAPプログラム内でデータを一時的に保存するためのデータ構造です。内部テーブルは、メモリ内に一時的に格納され、プログラムの実行中にデータの読み込み、編集、削除、追加ができます。

内部テーブルの種類

内部テーブルにはいくつかの種類があります。

  1. 標準テーブル(Standard Table)
    • 基本的な内部テーブルの形式。
    • データは順番に格納され、重複するエントリを許可します。
  2. ソートテーブル(Sorted Table)
    • データが自動的にソートされて格納されます。
    • 主キーが指定された場合は、重複するエントリは許可されません。
  3. ハッシュテーブル(Hashed Table)
    • 主キーを基にハッシュアルゴリズムを使用してデータを格納します。
    • 検索性能が高く、重複するエントリを許可しません。