【SAP CO】テーブル関連図(統計キー数値)

登場人物紹介

三崎レイナ
社会人1年目。新卒でITコンサルティングファームに就職。初配属がSAPプロジェクトにアサインされる。SAPがわからないことだらけで悩んでいたところ、会社の先輩にSAPラボの所長を紹介され、毎週末に所長とSAPのお勉強中!

博士
SAPラボの所長。SAP大好き博士!SAP導入プロジェクトを構想策定~運用保守まであらゆるフェーズを数多く経験。
いまは優しきおじいちゃんだが、プロマネバリバリの時代はかなり怖かったらしい。現在は引退し、SAPの後進育成と啓蒙活動に従事中!

この記事のポイント

テーブル関連図(統計キー数値) 

博士

以下は統計キー数値(Statistical key figure)関連のテーブル関連図じゃ!

統計キー数値のテーブル関連図

テーブル一覧・概要(統計キー数値)

テーブルIDテーブル内容
TKA03統計キー数値
TKT03統計キー数値テキスト
COSR統計キー数値合計
統計キー数値のテーブル

各テーブル解説

テーブルが対応するSAP上の箇所とテーブル検索例を紹介します。
テーブルの検索はT-CODE:SE16Nを使用しています。

TKA03(統計キー数値)

博士

まずはTKA03じゃ!

TKA03統計キー数値のマスタテーブルじゃ!

統計キー数値の画面とTKA03の検索
博士

TKA03では、各統計キー数値がどのような測定単位で、何を基準(Ex.人数、面積、重量など)として設定されているかを確認することが可能じゃ!

COSR(統計キー数値合計)

博士

次にCOSRじゃ!

COSRでは各統計キー数値に計上されている基準値を確認することが可能じゃ!実務上は、配賦などの配賦基準値として用いられることが多いぞい!

統計キー数値の月別の表示とCOSRの検索
レイナ

COSRは配賦の妥当性を確かめる際の統計キー数値の参照に役立ちそうですね!

博士

実際のプロジェクトでは、設定した統計キー数値での配賦の妥当性を確かめることがあったりするぞい!

配賦基準値となる統計キー数値の計上をチェックする際にCOSRは便利じゃ!

最後に

博士

COSRは実務上便利なので、一度テーブルの中身にどのようなデータが格納されているのかをチェックしてみるのじゃ!

レイナ

はい、チェックしてみます!

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この記事を書いた人

SAPコンサルタント(経験:FI/CO/ABAP)
米国公認会計士(ワシントン州)

新卒でSIerに入社して、初配属がSAPプロジェクト。その後ITコンサルファーム、不動産スタートアップを経て、システムコンサル会社を起業。

新卒時代にSAPを勉強したくても、SAP情報サイトが少なくキャッチアップに苦労した経験から、SAPをなるだけ簡単にわかりやすくをモットーにSAPラボを運営しつつ、SAP業界の裾野を広げるべく活動中!

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