「ABAPって将来性は大丈夫かな?」
ABAPで仕事をしていて、上記のような疑問を持っている方も多いかと思います。
ABAPはSAP独自言語のため、SAPの動向に左右される可能性が非常に高いです。
そのため、将来性が見えにくいと感じる方も多いかと思います。
そこでこの記事では、ABAPの将来性に関する以下の内容をまとめました。
- ABAPの現在の需要
- ABAPの将来性と今後のリスク
- ABAPエンジニアが今後伸ばしていくべきスキル
ABAPに関わるあなたにとって参考になる記事になっているかと思います。
是非ご覧ください。
SAPフリーランスの新着案件
CO
FI
MM
SD
その他
【商社S/4HANA導入(テスト支援)】東京・神田(常駐)/結合・システムテスト
- ~1,200,000円 / 月
- 東京都
- テスト
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- 大手商社の基幹システムをSAP S/4HANAで新規に導入する大規模プロジェクトです。
2025年9月から結合テスト、2026年2月からシステムテストを予定しており、2026年11月の本稼働を目指しています。
本ポジションでは、この重要なテストフェーズにおいて、これまでの基本設計のご経験を活かし、システムの品質を担保する役割を担当していただきます。
主な業務内容:
- 結合テスト、システムテストの計画支援、および実行
- テストシナリオの消化、およびエビデンスの作成
- 不具合発生時の切り分け、原因調査、および課題管理
- 開発チームやコンサルタントとの連携、調整
- テスト進捗の報告
FI
【空輸業S/4HANA再構築(FI/TRM)】東京・大田区(リモート併用)/要件定義
- ~1,300,000円 / 月
- 東京都
- 要件定義
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- 現行のECC6.0からSAP S/4HANAへ基幹システムを再構築するプロジェクトです。 Fit to Standardを基本方針としつつ、現行システムからの変革ポイントを中心に要件定義を進めます。 本プロジェクトにおいて、ご自身の専門領域(債権管理、債務管理、I/F、TRM)のコンサルタントまたはSEとして、要件定義フェーズを中心メンバーとして担当していただきます。 募集ポジションと主な業務内容: ① 債権管理(AR)に詳しいSAP会計コンサルタント AR領域の専門家として、現行業務の分析、新業務プロセスの設計、Fit&Gap分析、および要件定義を主導します。 ② 債務管理(AP)に詳しいSAP会計コンサルタント AP領域の専門家として、現行業務の分析、新業務プロセスの設計、Fit&Gap分析、および要件定義を主導します。 ③ I/Fの設計開発ができるSAP会計SE 会計領域における外部システムとのインターフェースについて、要件定義から設計、開発連携までを担当します。 ④ TRMモジュールの経験者(ジュニアコンサルタント可) TRM(Treasury and Risk Management)領域の担当として、要件定義やFit&Gap分析の支援を行います。
FI
【S/4HANAグローバルERPテンプレート(FI-RTR)】フルリモート/構想・要件定義準備
- ~1,600,000円 / 月
- フルリモート
- 要件定義
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- 製造業のグローバルなビジネス展開を支える、SAP S/4HANAによる新ERPテンプレートの構築プロジェクトです。
本ポジションでは、プロジェクトの初期段階である要件定義準備フェーズにおいて、FI(Record to Report)領域の専門家としてご参画いただきます。先行して導入されたFIシステムとの連携も考慮しながら、SAP構築を推進する重要な役割を担当していただきます。
主な業務内容:
- FI(RTR)領域における、グローバルテンプレートの構想策定および要件定義準備
- 現行業務プロセスの分析、およびグローバル標準プロセスの設計支援
- 先行導入済みのFIシステムとの連携方式の検討、および設計
- 課題の整理、および解決方針の策定・提案
- 関連ドキュメント(構想資料、課題管理表など)の作成
CO
FI
MM
SD
その他
【ECC→S/4HANA移行(FI基本設計)】東京駅(週1出社)/アドオン帳票再設計
- ~900,000円 / 月
- 東京都
- 設計, 開発(ABAP/Fiori)
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- ECC6.0からS/4HANAへの移行プロジェクトにおいて、設計書が存在しない数十本の既存アドオン帳票(ABAP)をS/4HANA環境で再実装することがミッションです。
本ポジションでは、現行のABAPプログラムをリバースエンジニアリングしながら、顧客への要件ヒアリングを行い、S/4HANA用の新たな基本設計書を作成する、非常に重要な役割を担当していただきます。
主な業務内容:
- 既存アドオン帳票(ABAP)のソースコード解析(リバースエンジニアリング)
- 顧客担当者への要件ヒアリング、および仕様確認
- S/4HANA環境で実装するための、新たな基本設計書レベルの資料作成
- 作成した基本設計書の開発チームへの説明、および連携
CO
SD
その他
【部品事業SAP S/4HANA新規導入】フルリモート/大規模募集(SD/CO/IF設計者)
- ~1,300,000円 / 月
- フルリモート
- 要件定義
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- 交換部品の受発注や出荷を管理する部品事業の基幹システムを、既存の非SAPシステムからSAP S/4HANAへ新規に導入するプロジェクトです。
本募集では、プロジェクトの根幹をなす基本設計フェーズにおいて、ご自身の専門領域(SD、CO、I/F)の設計者として、新システムの基盤構築を担当していただきます。
募集ポジションと主な業務内容:
- 合計17名の設計者を募集します。
- SD(販売管理)設計者:6名
- CO(管理会計)設計者:2名
- I/F(インターフェース)設計者:9名
- 担当モジュール領域における要件確認、および追加機能開発の基本設計
- テストシナリオの作成支援、および検証
- データ移行方式の検討支援
- 関連ドキュメントの作成および更新
MM
【製造業SAP(MM I/F設計)】フルリモート(大崎)/要件定義・外部設計
- ~1,400,000円 / 月
- フルリモート
- 要件定義, 設計
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- 製造業のSAPプロジェクトにおいて、MM(在庫購買管理)領域のインターフェース構築が重要なテーマとなっています。
本ポジションでは、MMの専門家として、お客様と直接要件を確認しながらインターフェースの設計を行い、その後の開発・テストまでの一連のタスクを単独で推進していただきます。
主な業務内容:
- 顧客担当者とのディスカッションを通じた、MM領域のインターフェース要件定義
- インターフェースの外部設計書の作成
- 開発チームへの設計内容の連携、およびQ&A対応
- 開発されたインターフェースのテスト計画策定、および実施
- 関連ドキュメントの作成および更新
CO
FI
MM
PP
SD
【製造業S/4HANA(ABAP開発)】東京・十条/設計・開発・テスト
- ~800,000円 / 月
- 東京都
- 設計, 開発(ABAP/Fiori)
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- 製造業のS/4HANAプロジェクトにおいて、業務要件に合わせたアドオン機能の設計・開発がミッションです。
ご自身の得意なモジュール(SD, MM, PP, QM, FI, COのいずれか)を担当し、基本設計から開発、結合・総合テストまで、一連の開発工程を自律的に推進していただきます。
主な業務内容:
- SAP S/4HANA環境におけるアドオン機能の基本設計、および詳細設計
- ABAPによる開発・実装(BAdI, BAPI, ALV, Dynpro等の知見を想定)
- 開発した機能の単体テスト、結合テスト、総合テストの実施
- 他のSEとの要件確認や仕様調整などのコミュニケーション
- 関連ドキュメント(設計書、テスト仕様書など)の作成
MM
SD
【製造業システム再構築(S/4 SD/MM)】東京・神保町/設計・開発
- ~1,100,000円 / 月
- 東京都
- 設計, 開発(ABAP/Fiori)
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- 既存の基幹システムをSAP S/4HANAで再構築するプロジェクトです。
本ポジションでは、ロジスティクス領域(SD/MM)の専門家として、アドオン機能の設計から開発、テストに至るまでの一連の工程を中心メンバーとして担当していただきます。
主な業務内容:
- 既存システムの機能解析・調査、およびS/4HANAへの移行に関する概要設計
- 販売管理(SD/MM)領域におけるアドオン機能の基本設計・詳細設計
- ABAP等による開発・実装
- 開発した機能の単体テスト、および結合テスト支援
- 関連ドキュメント(設計書、テスト仕様書など)の作成
PP
SD
その他
【S/4HANAグローバル展開支援】岡山(リモート相談可)/要件定義・導入(PP/QM/SD/LWM)
- ~1,200,000円 / 月
- 岡山県
- 要件定義
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- 米国のグローバルテンプレートを基に、岡山拠点へSAP S/4HANAを導入するロールインプロジェクトです。
本プロジェクトでは、ご自身の専門モジュール(PPDS, QM, SD, LWM)のコンサルタントとして、要件定義からUAT、データ移行、導入後のハイパーケアまで、一連の導入プロセスを主体的に推進していただきます。
主な業務内容:
- 担当モジュールにおける、業務プロセスの整理、および要件定義
- グローバルテンプレートとのFit&Gap分析、およびアドオン要件定義書の作成
- カスタマイズ設定、および開発チームとの連携
- UAT(ユーザー受入テスト)、データ移行の支援
- SIハイパーケア(本稼働後の初期サポート)
- 米国テンプレート担当と岡山現地担当者とのコミュニケーション(英語・日本語)
MM
SD
【SAP保守運用(MM/SD)】大阪・肥後橋(リモート相談可)/リーダー・コンサルタント募集
- ~1,300,000円 / 月
- 大阪府
- 運用・保守
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- SAPのフルモジュールを対象とした大規模な保守運用プロジェクトです。 現在、並行してシステムのバージョンアップ案件も進行しており、プロジェクト全体では約50名が稼働しています。今回は、増加するシステム改善案件に対応するため、保守運用体制を強化するメンバーを募集します。 安定稼働の維持と継続的なシステム改善を中心メンバーとして推進していただきます。 募集ポジションと主な業務内容: ① チームリーダー(1名募集) 保守運用チーム(小規模開発案件含む)のリーダーとして、メンバー管理、タスク管理、顧客折衝、ベンダーコントロールなどを担います。 ② MM/SD コンサルタント(3名募集) MM/SDの専門家として、ユーザーからの問い合わせ対応、障害調査、システム改善の要件定義、設計、テストなどを担当します。
そもそもABAPとは?

ABAPは、SAPシステムで利用されている独自のプログラミング言語です。
SAPシステム上でのアドオン開発に利用されており、SAP導入企業の業務プロセスを効率化する上で重要な役割を果たしています。
ABAPについて、以下内容を詳しく説明します。
- ABAPはSAP独自のプログラミング言語
- ABAPはSAPシステムでのアドオン開発に利用される
ABAPを扱うABAPエンジニアについて詳しく解説した記事がありますので、より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ABAPはSAP独自のプログラミング言語
ABAPの正式名称は「Advanced Business Application Programming」のそれぞれの単語の頭文字を取ってABAPとしており、アバップと呼ばれています。
1980年代に誕生し、それ以来SAPシステムの導入/開発に必要不可欠なツールとして利用されています。
プログラミング言語としては、COBOLのような基礎的なプログラミング言語に近い記述方法です。
また、オブジェクト指向の概念を取り入れており、開発がスムーズに進むような工夫が施されています。
ABAPはSAPシステムでのアドオン開発に利用される
ABAPは標準機能では実現できないような、クライアントの業務プロセスを補完するためのアドオンプログラムを開発するために利用されます。
また、特定のシステムとSAPシステム間で自動的にデータ連携を行う場合にも、ABAPでプログラミングを開発し実現します。
他にもデータ入力を効率化する「バッチインプット」や独自の画面を作れる「Dynpro(ディンプロ)」もあり、様々な開発が可能です。
ABAPの技術的な知識については、別メディアのSAPラボで幅広く解説しているので、参考にしてみてください。

求人状況からわかるABAPの需要

ABAPエンジニアはSAPシステムの導入には必要なため、一定数の需要があります。
具体的に実際の求人数や年収相場などを確認していきます。
フリーランスのABAPスキルの求人数
各フリーランスエージェントサイトで実際のABAP案件を調査しました(2024年10月時点)。
エージェント | 案件数 | URL |
---|---|---|
SAPフリーランスバンク | 14件 | https://sap-career.com/freelancebank/ |
TechStock | 3件 | https://tech-stock.com/ |
FOSTER Freelance | 2件 | https://freelance.fosternet.jp/ |
PE-BANK | 11件 | https://pe-bank.jp/ |
Bizlink | 3件 | https://freelance.bizlink.io/ |
レバテックフリーランス | 1件 | https://freelance.levtech.jp/ |
各エージェントによって案件数は違いますが、これだけのABAP関連の案件があるため、案件を獲得するハードルは高くないといえるでしょう。
また、SAP S/4HANAへのシステム移行プロジェクトが増加しており、ABAPエンジニアの需要が高まっています。
SAPフリーランスの新着案件
CO
FI
MM
SD
その他
【商社S/4HANA導入(テスト支援)】東京・神田(常駐)/結合・システムテスト
- ~1,200,000円 / 月
- 東京都
- テスト
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- 大手商社の基幹システムをSAP S/4HANAで新規に導入する大規模プロジェクトです。
2025年9月から結合テスト、2026年2月からシステムテストを予定しており、2026年11月の本稼働を目指しています。
本ポジションでは、この重要なテストフェーズにおいて、これまでの基本設計のご経験を活かし、システムの品質を担保する役割を担当していただきます。
主な業務内容:
- 結合テスト、システムテストの計画支援、および実行
- テストシナリオの消化、およびエビデンスの作成
- 不具合発生時の切り分け、原因調査、および課題管理
- 開発チームやコンサルタントとの連携、調整
- テスト進捗の報告
FI
【空輸業S/4HANA再構築(FI/TRM)】東京・大田区(リモート併用)/要件定義
- ~1,300,000円 / 月
- 東京都
- 要件定義
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- 現行のECC6.0からSAP S/4HANAへ基幹システムを再構築するプロジェクトです。 Fit to Standardを基本方針としつつ、現行システムからの変革ポイントを中心に要件定義を進めます。 本プロジェクトにおいて、ご自身の専門領域(債権管理、債務管理、I/F、TRM)のコンサルタントまたはSEとして、要件定義フェーズを中心メンバーとして担当していただきます。 募集ポジションと主な業務内容: ① 債権管理(AR)に詳しいSAP会計コンサルタント AR領域の専門家として、現行業務の分析、新業務プロセスの設計、Fit&Gap分析、および要件定義を主導します。 ② 債務管理(AP)に詳しいSAP会計コンサルタント AP領域の専門家として、現行業務の分析、新業務プロセスの設計、Fit&Gap分析、および要件定義を主導します。 ③ I/Fの設計開発ができるSAP会計SE 会計領域における外部システムとのインターフェースについて、要件定義から設計、開発連携までを担当します。 ④ TRMモジュールの経験者(ジュニアコンサルタント可) TRM(Treasury and Risk Management)領域の担当として、要件定義やFit&Gap分析の支援を行います。
FI
【S/4HANAグローバルERPテンプレート(FI-RTR)】フルリモート/構想・要件定義準備
- ~1,600,000円 / 月
- フルリモート
- 要件定義
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- 製造業のグローバルなビジネス展開を支える、SAP S/4HANAによる新ERPテンプレートの構築プロジェクトです。
本ポジションでは、プロジェクトの初期段階である要件定義準備フェーズにおいて、FI(Record to Report)領域の専門家としてご参画いただきます。先行して導入されたFIシステムとの連携も考慮しながら、SAP構築を推進する重要な役割を担当していただきます。
主な業務内容:
- FI(RTR)領域における、グローバルテンプレートの構想策定および要件定義準備
- 現行業務プロセスの分析、およびグローバル標準プロセスの設計支援
- 先行導入済みのFIシステムとの連携方式の検討、および設計
- 課題の整理、および解決方針の策定・提案
- 関連ドキュメント(構想資料、課題管理表など)の作成
CO
FI
MM
SD
その他
【ECC→S/4HANA移行(FI基本設計)】東京駅(週1出社)/アドオン帳票再設計
- ~900,000円 / 月
- 東京都
- 設計, 開発(ABAP/Fiori)
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- ECC6.0からS/4HANAへの移行プロジェクトにおいて、設計書が存在しない数十本の既存アドオン帳票(ABAP)をS/4HANA環境で再実装することがミッションです。
本ポジションでは、現行のABAPプログラムをリバースエンジニアリングしながら、顧客への要件ヒアリングを行い、S/4HANA用の新たな基本設計書を作成する、非常に重要な役割を担当していただきます。
主な業務内容:
- 既存アドオン帳票(ABAP)のソースコード解析(リバースエンジニアリング)
- 顧客担当者への要件ヒアリング、および仕様確認
- S/4HANA環境で実装するための、新たな基本設計書レベルの資料作成
- 作成した基本設計書の開発チームへの説明、および連携
CO
SD
その他
【部品事業SAP S/4HANA新規導入】フルリモート/大規模募集(SD/CO/IF設計者)
- ~1,300,000円 / 月
- フルリモート
- 要件定義
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- 交換部品の受発注や出荷を管理する部品事業の基幹システムを、既存の非SAPシステムからSAP S/4HANAへ新規に導入するプロジェクトです。
本募集では、プロジェクトの根幹をなす基本設計フェーズにおいて、ご自身の専門領域(SD、CO、I/F)の設計者として、新システムの基盤構築を担当していただきます。
募集ポジションと主な業務内容:
- 合計17名の設計者を募集します。
- SD(販売管理)設計者:6名
- CO(管理会計)設計者:2名
- I/F(インターフェース)設計者:9名
- 担当モジュール領域における要件確認、および追加機能開発の基本設計
- テストシナリオの作成支援、および検証
- データ移行方式の検討支援
- 関連ドキュメントの作成および更新
MM
【製造業SAP(MM I/F設計)】フルリモート(大崎)/要件定義・外部設計
- ~1,400,000円 / 月
- フルリモート
- 要件定義, 設計
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- 製造業のSAPプロジェクトにおいて、MM(在庫購買管理)領域のインターフェース構築が重要なテーマとなっています。
本ポジションでは、MMの専門家として、お客様と直接要件を確認しながらインターフェースの設計を行い、その後の開発・テストまでの一連のタスクを単独で推進していただきます。
主な業務内容:
- 顧客担当者とのディスカッションを通じた、MM領域のインターフェース要件定義
- インターフェースの外部設計書の作成
- 開発チームへの設計内容の連携、およびQ&A対応
- 開発されたインターフェースのテスト計画策定、および実施
- 関連ドキュメントの作成および更新
CO
FI
MM
PP
SD
【製造業S/4HANA(ABAP開発)】東京・十条/設計・開発・テスト
- ~800,000円 / 月
- 東京都
- 設計, 開発(ABAP/Fiori)
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- 製造業のS/4HANAプロジェクトにおいて、業務要件に合わせたアドオン機能の設計・開発がミッションです。
ご自身の得意なモジュール(SD, MM, PP, QM, FI, COのいずれか)を担当し、基本設計から開発、結合・総合テストまで、一連の開発工程を自律的に推進していただきます。
主な業務内容:
- SAP S/4HANA環境におけるアドオン機能の基本設計、および詳細設計
- ABAPによる開発・実装(BAdI, BAPI, ALV, Dynpro等の知見を想定)
- 開発した機能の単体テスト、結合テスト、総合テストの実施
- 他のSEとの要件確認や仕様調整などのコミュニケーション
- 関連ドキュメント(設計書、テスト仕様書など)の作成
MM
SD
【製造業システム再構築(S/4 SD/MM)】東京・神保町/設計・開発
- ~1,100,000円 / 月
- 東京都
- 設計, 開発(ABAP/Fiori)
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- 既存の基幹システムをSAP S/4HANAで再構築するプロジェクトです。
本ポジションでは、ロジスティクス領域(SD/MM)の専門家として、アドオン機能の設計から開発、テストに至るまでの一連の工程を中心メンバーとして担当していただきます。
主な業務内容:
- 既存システムの機能解析・調査、およびS/4HANAへの移行に関する概要設計
- 販売管理(SD/MM)領域におけるアドオン機能の基本設計・詳細設計
- ABAP等による開発・実装
- 開発した機能の単体テスト、および結合テスト支援
- 関連ドキュメント(設計書、テスト仕様書など)の作成
PP
SD
その他
【S/4HANAグローバル展開支援】岡山(リモート相談可)/要件定義・導入(PP/QM/SD/LWM)
- ~1,200,000円 / 月
- 岡山県
- 要件定義
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- 米国のグローバルテンプレートを基に、岡山拠点へSAP S/4HANAを導入するロールインプロジェクトです。
本プロジェクトでは、ご自身の専門モジュール(PPDS, QM, SD, LWM)のコンサルタントとして、要件定義からUAT、データ移行、導入後のハイパーケアまで、一連の導入プロセスを主体的に推進していただきます。
主な業務内容:
- 担当モジュールにおける、業務プロセスの整理、および要件定義
- グローバルテンプレートとのFit&Gap分析、およびアドオン要件定義書の作成
- カスタマイズ設定、および開発チームとの連携
- UAT(ユーザー受入テスト)、データ移行の支援
- SIハイパーケア(本稼働後の初期サポート)
- 米国テンプレート担当と岡山現地担当者とのコミュニケーション(英語・日本語)
MM
SD
【SAP保守運用(MM/SD)】大阪・肥後橋(リモート相談可)/リーダー・コンサルタント募集
- ~1,300,000円 / 月
- 大阪府
- 運用・保守
- 稼働率:
- 100%
- 作業内容:
- SAPのフルモジュールを対象とした大規模な保守運用プロジェクトです。 現在、並行してシステムのバージョンアップ案件も進行しており、プロジェクト全体では約50名が稼働しています。今回は、増加するシステム改善案件に対応するため、保守運用体制を強化するメンバーを募集します。 安定稼働の維持と継続的なシステム改善を中心メンバーとして推進していただきます。 募集ポジションと主な業務内容: ① チームリーダー(1名募集) 保守運用チーム(小規模開発案件含む)のリーダーとして、メンバー管理、タスク管理、顧客折衝、ベンダーコントロールなどを担います。 ② MM/SD コンサルタント(3名募集) MM/SDの専門家として、ユーザーからの問い合わせ対応、障害調査、システム改善の要件定義、設計、テストなどを担当します。
正社員のABAPスキルの求人数
正社員の転職サイトでもABAP案件を調査しました。
転職サイト | 求人数 | URL |
---|---|---|
マイナビ転職 | 18件 | https://tenshoku.mynavi.jp/ |
リクナビNEXT | 81件 | https://next.rikunabi.com/ |
Green | 168件 | https://www.green-japan.com/ |
正社員の求人数も数多くあるため、ABAPスキルを持った状態で職に困ることは少ないでしょう。
SAPキャリアでは、SAP専門の転職エージェント「SAPテンショク」を運営しています。
キャリア相談だけでも問題ありませんので、現状を変えたい方は是非一度ご相談ください。
ABAPでの開発を行う求人の年収相場
エージェントの案件を調べた結果、ABAP開発を行うフリーランスエンジニアの月単価は70~90万円です。
正社員の場合は、転職後の初年度年収が400~550万円です。
ABAPを扱えるエンジニア自体の数が多くないため、単価が高く設定されています。
以下業務を担当するABAPエンジニアはより市場価値が高く、さらに高い単価を見込めるでしょう。
- ABAPエンジニアをまとめるレビュー役
- アップグレードなどでの調査を行う担当者
- ABAPは根強い需要があり、市場から求められている
SAPシステムを導入している企業が多いため、導入に必要なABAPエンジニアも求められ続けています。
また、SAPシステム導入後のシステム保守や機能拡張、アップグレードなど、継続的な業務が発生するため、市場からの需要が安定しています。
SAPを導入している企業があり続ける限り、ABAPがなくなることはないでしょう。
ABAPの将来性は短期目線で見ると明るい

ABAPの将来性は短期的な視点では明るいといえます。
具体的に以下の要因が挙げられます。
- SAP製品のシェアは高いため需要がある
- ABAPを利用したアドオン開発における最適な機能構築が可能
- 2027年問題に対する需要が高い
SAP製品のシェアは高いため需要がある
SAPは企業向けERPシステム市場において高いシェアを誇っており、その結果ABAPエンジニアへの需要も高い水準を維持しています。
特にグローバル展開している大企業の多くがSAPシステムを採用しており、導入規模も大きくなるため、ABAPを使った開発も比例して大きくなります。
上記でも説明しましたが、システム導入後に保守や機能拡張などを行うため、すでに導入している企業からも需要を見込めるでしょう。
ABAPを利用したアドオン開発における最適な機能構築が可能
SAPはベストプラクティスという最善の事例を用意し、それを軸に導入することを前提に作られています。
しかし、細かな部分でどうしても業務に合わない部分があります。
その業務をクライアントにあわせて効率化するために行うのが、ABAPを利用したアドオン開発です。
クライアントの業務要件にあったプログラムを個別で開発し、企業固有の要件に対応できるため、より効率化を図れるでしょう。
2027年問題に対する需要が高い
SAPが提供していて全世界に広まっているERPパッケージ(ECC6.0)のサポート終了期限が、2027年に迫っています。
ECC6.0の後継パッケージとして「S/4 HANA」が提供されており、現在ECC6.0を利用しているユーザーはS/4 HANAへ移行することが多いです。
企業の多くがECC6.0からS/4 HANAへの移行することにより、移行プロジェクトが今後増えてくるでしょう。
移行やアップグレードに携わるABAPエンジニアが必要になるため、今後もABAPエンジニアの需要が低くなることはないといえます。
ABAPが抱える将来的なリスク

短期的な需要はあるものの、長期的に考えた際にはいくつかのリスクに直面する可能性があります。
具体的に考えられるリスクは以下の3つです。
- 2027年以降の需要の落ち込み
- SAPシステムから他社製品へのシステムリプレイス
- ライバル企業の追随によるシェア率の低下
ひとつずつ解説していきます。
2027年以降の需要の落ち込み
上記でも紹介した2027年問題で高まっていた需要は、移行が完了したタイミングで落ち着くと見られています。
移行完了後に発生した要望や課題、システム保守という需要は一定レベルであるものの、移行で発生していた開発案件の需要は落ち着くでしょう。
その時期はABAPエンジニア間で案件の取り合いが発生する可能性が高いです。
SAPシステムから他社製品へのシステムリプレイス
ECC6.0からのシステム移行先がS/4 HANAであるケースが多いものの、一部の企業が他社製品へのリプレイスを検討する可能性があります。
クラウドベースのERPシステムの台頭や、より低コストで導入ができる中堅・中小企業向けのERPシステムが出てきたことにより、コスト削減を目的として移行することが考えられるでしょう。
ABAPはSAPシステム独自言語であり他パッケージでは利用ができないため、SAP以外へのリプレイスがされた場合は移行案件として参画できる案件が減ってしまいます。
ライバル企業の追随によるシェア率の低下
ERPシステム市場の競争が激化し、SAPのシェアが低下した場合、ABAPエンジニアの参画する案件が減少します。
上記でも記載しましたが、他企業のERPシステムが出てきたことにより、市場シェアが変化する可能性があるでしょう。
具体的には、以下の企業のクラウドERPシステムが市場シェアを広げています。
- Oracle:Oracle ERP Cloud
- Microsoft:Microsoft Dynamics365
SAPのシェアが下がるに伴いABAPの案件も減少するため、注意が必要です。
ABAPエンジニアがこれから伸ばしていくべきスキル

ABAPエンジニアが将来的なリスクに備え、キャリアの可能性を広げるためには、ITスキルおよび、ビジネススキルを高める必要があります。
具体的に以下のスキルを高めることで、日々変化する環境において市場価値の高い人材として活躍し続けられるでしょう。
- ABAP以外の開発スキル
- ビジネス理解力
- コミュニケーション力
- 英語スキル
ひとつずつ解説していきます。
ABAP以外の開発スキル
ABAPに加えて、他のプログラミング言語やクラウド技術、AI/機械学習などの最新技術を学ぶことで、キャリアの選択肢を広げられます。
特に、SAPのクラウドソリューションに関連する技術の習得が有効です。
SAP Cloud Platformでの開発には、以下プログラミング言語のスキルが必要になるため、この言語を習得するのがよいでしょう。
- Java
- JavaScript
- Python
SAP Fioriを活用したフロントエンド開発では、一般的なWebアプリケーションの知識である以下の技術が必要です。
- HTML5
- CSS3
- JavaScript
どのようなスキルを習得していくのかは自身のキャリアを踏まえて考える必要があるため、今後のキャリアを考えて決めていくのがよいでしょう。
ビジネス理解力
企業の業務プロセスや業界特有の課題を理解する能力も重要です。
ビジネス視点でシステムを捉えることで、業務側からもシステム側からも業務を理解できる価値の高い人材になれるでしょう。
具体的には、以下のような企業の主要な業務の基本的な知識の習得をオススメします。
- 財務会計
- 生産管理
- 販売管理
- 人事管理
また、最新のトレンドであるデジタルトランスフォーメーション(DX)などを理解することで、技術とビジネスを結びつける提案ができるようになるでしょう。
コミュニケーション力
技術者とビジネスユーザーの橋渡し役として、コミュニケーション力は不可欠です。
業務要件を正確に理解し、システムに落とし込んだ内容をわかりやすく説明する能力が求められます。
特に、複雑なSAPシステムの機能や、技術的な制約を非技術者に理解してもらうためのスキルを持っている場合は、プロジェクトで重宝されるでしょう。
また、チーム内でのやりとりや、クライアントとの折衝においてもコミュニケーション力が求められるため、コミュニケーション力を高めることをオススメします。
英語スキル
グローバル企業でのプロジェクトや、海外のSAPコミュニティとの交流のために、英語スキルは重要です。
SAPに限らずITの技術文書は英語で書かれていることが多く、最新技術の理解やシステムの仕様を理解するためには英語を読める力が必要になります。
また、英語スキルがあるとグローバル導入プロジェクトへの参加のチャンスが生まれます。
グローバル導入プロジェクトの経験を持っている場合、その後にプロジェクトへアサインされる際にプラスで働くことが多いです。
SAP Communityなどの国際的なサイトに参加し、知識を共有したり、問題解決のヒントを得たりする上でも英語スキルは不可欠です。
まとめ
今回は、ABAPの将来性についてまとめました。
ABAPは一時的には需要は高まりますが、その後の案件は少なくなる可能性があります。
ABAP以外の案件にも参画できるよう自身のスキルセットを多角化することで、案件が取れないリスクを減らせるでしょう。
ABAPエンジニアをしつつ、さらなるキャリアアップができるようにアンテナを高くしておくことが大事になるため、意識してみるとよいでしょう。