【SAP小ワザ】特定の値が設定されているテーブルを検索する方法(T-CODE:SE16SL)

登場人物紹介

三崎レイナ
社会人1年目。新卒でITコンサルティングファームに就職。初配属がSAPプロジェクトにアサインされる。SAPがわからないことだらけで悩んでいたところ、会社の先輩にSAPラボの所長を紹介され、毎週末に所長とSAPのお勉強中!

博士
SAPラボの所長。SAP大好き博士!SAP導入プロジェクトを構想策定~運用保守まであらゆるフェーズを数多く経験。
いまは優しきおじいちゃんだが、プロマネバリバリの時代はかなり怖かったらしい。現在は引退し、SAPの後進育成と啓蒙活動に従事中!

レイナ

特定の値が設定されているテーブルを検索したいんだけど、どうやって調べたらいいのかしら…

博士

もしテーブルの項目名が分かっていれば標準で用意されているT-CODE:SE16SLで調べることができるぞい!

この方法を使えば特定の値が格納されているテーブルを一括で検索できるのじゃ!

この記事のポイント

特定の値が設定されているテーブルを調べる機能

トランザクションコード

T-CODE:SE16SLもしくはT-CODE:SE16Tから以下のメニューを選択することで該当の機能を呼び出すことができます。

トランザクションコードSE16TからSE16SLへのアクセス方法

使用方法

検索画面

トランザクションコードSE16SLの使用方法(検索画面)

入力項目

①検索の目的

任意の文字列を入力。
※特に検索には関係ないので何でもOK

②項目テキスト

テーブルの項目ID、もしくはテーブルの項目名称を入力。
※あいまい検索は不可

③検索値

項目に設定されている文字列を入力。
※あいまい検索OK

検索結果画面

トランザクションコードSE16SLの使用方法(検索結果画面)
博士

特定の値が設定されているテーブルを調べる方法の解説は以上じゃ!

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この記事を書いた人

株式会社Luxy(https://luxy-inc.com/company_info/)と株式会社アガルートITパートナーズ(https://agaroot-itp.com/about/)の代表取締役。

新卒でSAPエンジニアとして働き始める。副業で事業を開始したのち、2015年に独立しシステム開発会社を設立。SAPの案件に従事しつつシステム開発事業を成長させ、2021年に会社をバイアウト。その後も創業会社とグループ会社で代表を兼任。
SAPエンジニア・コンサルタント歴は10年以上。

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