【SAP CO】テーブル関連図(CO組織)

登場人物紹介

三崎レイナ
社会人1年目。新卒でITコンサルティングファームに就職。初配属がSAPプロジェクトにアサインされる。SAPがわからないことだらけで悩んでいたところ、会社の先輩にSAPラボの所長を紹介され、毎週末に所長とSAPのお勉強中!

博士
SAPラボの所長。SAP大好き博士!SAP導入プロジェクトを構想策定~運用保守まであらゆるフェーズを数多く経験。
いまは優しきおじいちゃんだが、プロマネバリバリの時代はかなり怖かったらしい。現在は引退し、SAPの後進育成と啓蒙活動に従事中!

この記事のポイント

テーブル関連図(CO組織) 

博士

以下はCO組織(CO Organization)関連のテーブル関連図じゃ!

CO組織のテーブル関連図
レイナ

分析対象は管理領域の上位組織なんですか?

博士

CO組織の概念としてはその通りじゃ!

分析対象がCO組織での最上位の組織じゃ。

ただ、実務上は分析対象と管理領域と会社コードはすべて同じコードでそろえているプロジェクトは多いぞい。

テーブル一覧・概要(CO組織)

テーブルIDテーブル内容
TKEB分析対象の管理 (クライアント依存)
TKA01管理領域
TKA02管理領域割当
T001会社コード
CO組織のテーブル

各テーブル解説

ここではテーブル検索例を紹介します。
テーブルの検索はT-CODE:SE16Nを使用しています。

TKEB(分析対象の管理 (クライアント依存))

博士

TKEBには分析対象が格納されているぞい。

TKEBの検索

TKA01(管理領域)

博士

TKA01には分析対象と管理領域の紐づけ関係が格納されているぞい。

TKA01の検索
レイナ

なるほど、分析対象と管理領域の紐づけは、TKA01を参照してチェックするようにします。

TKA02(管理領域割当)

博士

TKA02には管理領域と会社コードの紐づけ関係が格納されているぞい。実務上は管理領域と会社コードを同じコードでそろえることが多いぞい。ただし、あくまでプロジェクトごとに考え方は異なるためアサインされたプロジェクトでどうなっているかの確認は必要じゃ!

TKA02の検索

T001(会社コード)

博士

最後に会社コードT001のテーブルを確認していくぞい!

T001の検索
博士

会社コード通貨や会計年度バリアントや会計期間バリアントをチェックしたい場合にT001を参照するとよいぞい!

最後に

レイナ

CO組織のテーブルを把握できました。

博士

分析対象、管理領域、会社コードの関係性は各プロジェクトごとに考え方が異なるぞい、プロジェクトにアサインされたら、まず確認が必要じゃ!

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この記事を書いた人

SAPコンサルタント(経験:FI/CO/ABAP)
米国公認会計士(ワシントン州)

新卒でSIerに入社して、初配属がSAPプロジェクト。その後ITコンサルファーム、不動産スタートアップを経て、システムコンサル会社を起業。

新卒時代にSAPを勉強したくても、SAP情報サイトが少なくキャッチアップに苦労した経験から、SAPをなるだけ簡単にわかりやすくをモットーにSAPラボを運営しつつ、SAP業界の裾野を広げるべく活動中!

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